わずか127gの全天候型ジャケット
「いまのアルパインウェアは、多様なユーザーに対応せんがために、過酷なフィールド環境に対応するというよりファッション志向になっている」
そんな不満を募らせていたビル・アモスというクライマーが2010年に創設したのが、「NW(ノースウェスト) ALPINE」だ。
創設8年目を迎えた現在の展開モデルはなんと9品目。「えっ、たったこんだけ?」と、いまどき驚愕の少なさである。これも、「必要性のあるモノしか作らない」というビルの意向。
そしてもうひとつ特筆すべきなのが、全製品を地元オレゴンの自社工場で作っていること。そのメリットは絶大だ。なにしろビル自らパターンを起こしてから1週間もあればサンプルができるというのだからスゴイ。