夏は絶好のアウトドアシーズン。キャンプや海水浴、登山など、豊かな自然に触れられる貴重な期間です。
しかし、近頃の暑さは、“灼熱”といっても過言ではありません…。熱気で顔が真っ赤になり、まるで茹でダコになってしまいそう!対策をせずに外へ出ると熱中症のリスクが高まります。
せっかくのアウトドアの思い出を、苦しいものにはしたくないですよね。今回は、暑さ対策にピッタリ、夏を快適に過ごせる冷んやりグッズを5つ紹介します。
夏を快適にする冷んやりグッズ5選
夏のアウトドアでは、少しでも涼しい環境に身を置いたり、体感温度を下げたりする工夫をしましょう。
筆者が愛用している冷んやりグッズはこちら。必要に応じて、ぜひ取り入れてみてくださいね。
(1)体感温度を下げる&虫除け効果も!「ハッカ油スプレー」
まず最初に紹介するのは、「ハッカ油スプレー」。
ハッカ油は、手軽にスーッとした清涼感が得られる便利なグッズです。また、夏の大敵である害虫を寄せ付けない効果もあるので、一石二鳥の優れものです。
ドラッグストアをはじめとしたお店で入手できますが、筆者はハッカ油と無水エタノールを使って自作しています。
筆者自作のハッカ油スプレーの作り方は、ハッカ油3滴程度に無水エタノール10ml、水90mlを加えるだけ。これをスプレーボトルに入れて持ち歩いています。
アウトドア活動を頻繁に行う方ならコスパよく大量に作れる自作を、頻度が高くない方なら楽なので市販のスプレータイプを入手するのがおすすめです。
ハッカ油スプレーは肌に噴霧するだけでなく、キャップやマスクなどに少し吹きかけるだけでも清涼感をプラスできます。ひとつ持っておくととても便利ですよ。ただし、目や鼻などには使えないため、顔に吹きかけるのは絶対やめましょう。
健栄製薬 ハッカ油
URL:https://www.kenei-pharm.com/hakkayu/
(2)キンキンに冷えた水で体を潤す!モンベル「アルパインサーモボトル」
長時間の保冷が可能なアウトドア用の水筒は、水分補給時に身体を内側から冷やしてくれるマストアイテムです。
筆者はモンベルの「アルパインサーモボトル」を愛用しています。6時間後は8℃以下、24時間後でも12℃以下をキープしてくれる優秀アイテム(※)。
基本的に涼しい場所に留まっていられず、常に行動しているのがアウトドア活動。水分補給を含めた休憩は必須であり、身体を冷却する大切な時間です。
キンキンに冷えた水を取り込んだ瞬間の幸福感は、夏の醍醐味でもあります。
冷水は飲用として使うだけでなく、手ぬぐいを濡らして使ったりと応用もできるので、アウトドア用の水筒は必ず持ち歩くようにしましょう。
※室温20℃(±2℃)において、製品に規定量の4℃の冷水を満たし、所定時間放置した場合の温度。
モンベル「アルパインサーモボトル(0.5L)」
価格:3,850円(税込)
重量:265g
カラー:ダークグレー(GM)、グリーン(MDGN)、レッド(RD)、ステンレス(STNLS)
サイズ:直径∅7 × 高さ 24cm
URL:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1124617
(3)1枚で多用途!「手ぬぐい」
薄い生地で軽量かつ速乾性がある手ぬぐいは、アウトドア活動で1年中活躍する便利グッズです。
特に夏は重宝し、水に濡らした手ぬぐいを首に巻くだけで、手軽に冷んやり感を得られます。またハッカ油と合わせて使うのもおすすめ。ハッカ油を数滴加えた水で絞ると、清涼感が加わります。
身体を冷やすグッズとして活躍するだけでなく、巻いたところを日焼けから守ったり、汗のベタつきを吸い取ったりするメリットもあります。
筆者はモンベルの「日本手ぬぐい ナッツ」を使っています。伝統的な染色技法を採用した手ぬぐいで、デザインも素敵でお気に入りです。
モンベル「日本手ぬぐい ナッツ」
価格:1,210円(税込)
素材:コットン
カラー:ネイビー(IND)、ブラウン(OCHR)
サイズ:100×35cm
URL:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=2124116
(4)熱い身体を部分的に冷やす!「冷却シート」
おでこや首周りなど、熱がある部位を冷却してくれるシートは、アウトドアでも重宝します。
キャンプ場で過ごす日中や、テントでの就寝時など、熱を持ちやすい部位に貼って冷んやり感を得ると気持ちいいですよ。
首やおでこ、足の付け根などに貼るのがおすすめ。筆者はいつも「熱とりタックん大人用」という商品を使っています。
新タック化成「熱とりタックん大人用」
メーカー希望小売価格:オープン
サイズ:約50×120mm
冷却時間:10時間
(5)手軽に清涼感と清潔感を!「ウエットシート」
最後に紹介するのは、手軽に清涼感を得られるウエットシートです。
中でも、メントール配合のウエットシートがおすすめ。全身をサッと拭けば、しばらく冷んやり感が続きます。
筆者はウエットシートを夏の登山時には必ず持っていき、休憩中やキャンプ場で着替えをする際に使っています。
身体を清潔に保つためにも、お風呂に入れない山の中でのウエットシートは、ささやかな安らぎを与えてくれるでしょう。
ウエットシートは、コンビニで入手できるのも嬉しいですね。筆者は小林製薬の「熱中対策 肌キンキンシート」を愛用しています。
小林製薬「熱中対策 肌キンキンシート」
メーカー希望小売価格:450円(税抜)
枚数:30枚
URL:https://www.kobayashi.co.jp/seihin/kn_hks/
冷んやりグッズで残暑を乗り切ろう!
猛暑を乗り切る冷んやりグッズ、いかがでしたか。
まだまだ暑い日々が続きそうな8月後半。アウトドアという環境下では、特に暑さ対策が必要となります。
身体を賢く冷やしながら、快適にアウトドア活動を楽しむ工夫をしていきましょう。
キャンプに登山、海水浴など、シチュエーションに合わせてアイテムを選べば、夏のアウトドアが楽しい思い出になりますよ。