登山用リュックのおすすめ9選。おしゃれで機能的なザックの選び方
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    山・ハイキング・クライミング

    2023.09.18

    登山用リュックのおすすめ9選。おしゃれで機能的なザックの選び方

    登山用リュックは、機能面で優れているというイメージがあるかもしれません。登山において機能性は重要なポイントです。しかし、近年ではデザイン性にも注目したものが増えてきています。おしゃれな登山用リュックの選び方とおすすめ製品を紹介します。

    登山用リュックはタウンユースとどう違う?

    「登山でもタウンユースのおしゃれなリュックを使えばいい」と思う人もいるかもしれませんが、登山にはやはり専用のリュックがおすすめです。登山用リュックは、タウンユースにない機能や体への負担を減らすなど、さまざまな工夫が施されています。

    登山をサポートする機能が豊富

    登山用リュックの特徴は、背中にフィットするよう作られていることです。歩く度にリュックが左右に振られると、バランスが取りづらいだけでなく、疲労にもつながりかねません。

    そのため、背当てパッドがある登山用リュックは、フィット感を高め、リュックをずれにくくする働きがあります。また、背中とリュックの間の通気性も確保できるのがメリットです。

    チェストベルトやヒップベルトは、リュックを安定させて重量の分散もしてくれます。長時間背負っていても肩や腰に負担がかかりにくいでしょう。

    収納ポケットの数や位置も、タウンユースのリュックとは異なります。しまうものの場所を決めやすく、収納力もたっぷりです。リュックを下ろさなくても手が届く位置にあるなど、取り出すときの利便性にも配慮されています。

    おしゃれさを兼ね備えた登山用リュックの選び方

    近年では、機能性とおしゃれなデザインを兼ね備えたリュックも多く販売されています。おしゃれで機能性も高い登山リュックをゲットするには、どのような選び方を心掛ければよいのでしょうか。

    機能性の高さ

    登山用リュック選びでまず重要なのは機能性です。チェストベルトやヒップベルトは調節できるか、リュックの素材や耐久性はどうか、収納ポケットはたくさんあるかなど、細かくチェックしましょう。

    防水性のある素材を使っているものやレインカバー付きなら、急な天候の変化にも対応可能です。装備・着替え・食料など、登山において大切な荷物をぬらさずに済みます。

    リュックのボディに中身を出し入れできるファスナーが付いている『フロントアクセスタイプ』なら、ベルトを外してその都度荷物を降ろす必要がありません。リュックを背負ったままでも荷物を取り出せるので便利です。

    登山スタイルに合った容量

    登山用リュックを選ぶ際は、容量も大切なポイントです。登山スタイルに合わせた容量の目安は以下の通りです。

    • 日帰り登山なら30L程度
    • 1泊や山小屋泊なら40L程度
    • 本格的な登山や縦走なら50L以上

    30L前後のリュックなら普段使いも可能です。ただし、小さすぎるとリュックの中で荷物が動いてしまう恐れがあります。歩きにくいだけでなく、中がごちゃごちゃになったり、荷物が破損したりする可能性もあるので、適切な容量を選びましょう。リュックの形状が体にフィットするかも重要です。

    タウンユースもできるおしゃれなデザイン

    機能性だけでなく、デザインにもこだわった登山用リュックも増えています。おしゃれなデザインのものなら登山がもっと楽しくなるでしょう。

    ただし、デザインを重視しすぎると、機能性や容量が不足する場合があるため、デザイン優先で選ぶのはおすすめしません。デザインに引かれて購入したものの、実際に登山で使ってみたら自分の体形に合わなかった、フィット感があまく体に負担がかかってしまったなどの弊害も起こり得ます。

    まずは機能性・容量を優先し、その上でデザインが気に入ったものを選びましょう。

    おしゃれなおすすめ登山リュック【30L以下】

    容量が30L以下のリュックは日帰り登山に適しています。また、アウトドア全般やタウンユースにもおすすめです。普段から活用したい登山リュックを紹介します。

    マムート「Lithium 30」

    マムート定番の登山リュックです。容量30Lの手頃なサイズで、日帰り登山・ハイキング・通学・通勤などに適しています。耐久撥水加工を施したリサイクル素材をメインに使用しており、約930gと軽量です。

    チェストベルトに加え、安定性が増す取り外し可能なヒップベルト付きです。パッド類には通気性のよい素材を用いています。背負ったときのフィット感を高めながら蒸れを防ぎ、体への負担も軽減できるでしょう。

    豊富なカラーバリエーションで、ウェアや靴とのコーディネートも可能です。一体型のレインカバーも付いているので、統一感のあるおしゃれが楽しめます。

    マムート
    Lithium 30

    サイズ:タテ56cmxヨコ32cmxマチ19cm 重量:930g


    モンベル「アルパイン ライトパック 30」

    防水素材を使用した内袋『アクアバリアサック』が高い防水効果を発揮する登山用リュックです。リュックの口も雨の入りにくいロールアップ仕様で、急な雨や雪からも荷物を守ってくれます。軽さと強度を備えた独自の素材や、体格に合わせて調節しやすいベルト類など、機能面も充実しています。

    『トレールウォーターパック』対応で、リュックを背負ったまま水分補給できるのもポイントです。長時間歩くときや、トレイルランニングなどのスポーツ時にも活躍してくれるでしょう。

    リュック自体の重さは約950g、容量は30Lとコンパクトです。登山はもちろんタウンユースにも適しています。

    • 商品名:モンベル 「アルパイン ライトパック 30」
    • 公式サイト:商品はこちら

    グレゴリー「アルピニストLT28」

    クロスしたコードが目を引くデザインの登山用リュックです。登山に必要な機能と軽量化を両立しています。また、パッド類やベルト類を自分の体格や、登山スタイルに合わせて調整できるカスタマイズ性も魅力です。

    30Lの容量に対し、重さは約1,080gとやや重めになっています。しかし、二重構造のボトムパネルや、高強度ポリエチレンを使用したフレームシート(取り外し可)など、耐久性が期待できる仕様です。

    リュックの口はドローコード式なので開閉しやすく、取り外しできるトップポケットやファスナー付きのセキュリティポケットなど、収納力も優れています。

    • 商品名:グレゴリー 「アルピニストLT28」
    • 公式サイト:商品はこちら

    グレゴリー
    アルピニストLT28

    重量:980g


    おしゃれなおすすめ登山リュック【40L以上】

    容量が40L以上あれば、1泊での登山にも対応可能です。連泊の旅行や家族の荷物をまとめて運ぶ際にも活躍するでしょう。デザインにも注目の登山リュックを紹介します。

    ミレー「サースフェー NX 40+5」

    ミレーの定番にして本格的な登山用リュックのリニューアル版です。従来のナイロン素材にシリコン加工を施すことで、耐久性と撥水性を高めています。本体の縫製も極力減らした、水が内部に侵入しにくい構造です。

    筒形のシンプルでスマートなデザインは、持つ人の年代や性別を問いません。快適性に定評のある『SAAS FEE BACK』システム採用で、心地よいフィット感があるでしょう。さらにリュック本体を体に近づけるボディフィットベルトの働きで、長時間背負っても疲れにくくなっています。

    容量は1~2泊の登山に適した40Lです。チェストベルトにはメッシュポケットが付属しており、収納力もアップしています。

    • 商品名:ミレー 「サースフェー NX 40+5」
    • 公式サイト:商品はこちら

    ミレー
    サースフェー NX 40+5

    サイズ:W30_H65_D21cm 重量:1560g


    macpac「ウェカ40」

    シンプルな一気室の登山用リュックです。余分な装飾のないスマートなシルエットは、登山だけでなく旅行や出張など、日常使いにも適しています。

    軽く耐久性のあるポリエステルと、オーガニックコットンの混紡素材です。さらに生地の切り替えを少なくすることで、防水性も高めています。

    取り外し可能なトップリッドのファスナーポケットや、フロントパネルのポケットなど収納力も抜群です。リュックのサイドには、ボトルなどが出し入れしやすいストレッチメッシュのポケットも付属しています。容量は1泊2日の登山に必要な装備が十分収まる40Lです。

    マックパック
    ウェカ40

    サイズ:タテ:33 cmX ヨコ:54 cmX マチ:33 cmX 持ち手の高さ:22 cm 重量:約1365g


    カリマー「ridge 40+」

    さまざまな登山スタイルに対応できるリュックです。リュック内は二層構造で、雨が入りにくくなっています。また、開口部は手袋をしたままでも素早く開け閉め可能です。

    フロントオープンポケットや、大きく開く本体サイドのファスナーポケットなど、リュックを開けなくても出し入れできるポケットを多く備えています。場所を決めておけば、立ったままでも必要なものをスムーズに取り出せて便利です。

    雨蓋は、ヘルメットの装着を想定した作りになっています。ヘルメットに引っかかる心配がなく、頭をスムーズに動かせるでしょう。

    カリマー
    ridge 40+

    サイズ:横幅31cm ×高さ×65cm ×マチ×23cm 重量:1530g


    おしゃれなおすすめ登山リュック【レディース】

    登山用リュックには、男女兼用のものが多くあります。しかし「登山を楽しみたいけど、おしゃれ心を忘れたくない」という女性もいるでしょう。そんな女性の気持ちに応えてくれる登山リュックを紹介します。

    ドイター「FUTURA 30 SL」

    SLモデルは、ドイターが女性向けに設計した容量30Lの登山リュックです。すっきりしたシンプルなデザインながら、登山用リュックに必要な機能を備えています。同系色を組み合わせた落ち着きのあるカラーリングがおしゃれな印象です。

    リュック本体を背中から浮かせて、通気性を確保する『エアコンフォートセンシック』システムを採用しています。また、ショルダーストラップは使う人の肩幅や肩の角度に合わせて柔軟に調節できます。安定性と快適性を追求した作りで、より楽しく登山ができるでしょう。

    内部の仕切りはファスナー式です。荷物の分量に合わせて一気室・二気室どちらでも使えます。

    ドイター
    FUTURA 30 SL

    サイズ:H63×W30×D20cm 重量: 1420g


    ミステリーランチ「COULEE 40 W’s」

    丈夫で防水性のある100%リサイクルナイロンを使用した38Lの登山用リュックです。荷物の出し入れに便利な3ジップアクセスタイプで、ファスナーはデザインのアクセントにもなっています。荷物の整理もしやすい構造です。

    背面の長さは、身長に合わせて無段階に調節できます。また、クッション性の高いヒップベルトのパッドや、長距離を歩いても負担がかかりにくい構造で、使い心地も快適です。荷物を圧縮できるコンプレッションストラップや、寝袋用のコンパートメントといった機能面も充実しています。

      • 商品名:ミステリーランチ 「COULEE 40 W’s」
      • 公式サイト:商品はこちら

    ミステリーランチ
    COULEE 40 W’s

    サイズ:横41cm ×高さ×72cm ×マチ×32cm 重量:1.7kg


    オスプレー「シラス24」

    クラシカルなデザインとロゴがおしゃれな登山用リュックです。容量は24Lと小さめですが、登山ギアを固定するループや、荷物圧縮用のコンプレッションストラップなど、日帰り登山に十分な機能を備えています。

    従来品よりも通気性が約35%向上したモデルで、長時間背負っていても蒸れにくい構造です。収納に便利なポケットもあり、内部にはハイドレーションポケットも付属しているため、歩きながらの水分補給も可能です。

    オスプレー
    シラス24

    サイズ:55×34×24cm 重量:1.29kg


    まとめ

    登山用リュックは機能性が重要です。撥水性・耐久性・収納力など、登山に必要な機能がそろっているかを必ずチェックしましょう。しかし、持っているだけで気分が上がるような、デザイン性に優れたものを身に付けたいのも事実です。

    デザイン性が高いおしゃれなリュックを選ぶと、普段使いもできて便利です。自分の登山スタイルに合わせて、機能性とデザイン性のバランスが取れたものを選びましょう。

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