大人2人と子供2人が寝られるなんてすごい! 軽トラベースの「アレン・ミニ」はいかが?
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンピングカー・車中泊

    2023.08.20

    大人2人と子供2人が寝られるなんてすごい! 軽トラベースの「アレン・ミニ」はいかが?

    軽トラックがベースとは思えない広大な室内に驚き。

    軽の小回りのよさ、普通車の広さが融合

    AtoZ社はハイエースやタウンエースバンなど、人気のバンコンをはじめトヨタのカムロードをベースにした「アンソニー」シリーズ、タウンエーストラックベースの「アレン」シリーズを手がけているビルダー。日産のNV200をベースにした「アルファ」シリーズなど、数多くのキャブコンがラインナップされています。

    そんなアレンシリーズに、マツダ・スクラムトラック(スズキ・キャリイのOEM車)4WDをベースにした「アレン・ミニ」が誕生しました。軽トラックをベースにしたキャブコン。いったいどんなモデルなのか、さっそく見ていきたいと思います。

    AtoZ「ALEN mini」。乗車定員:4人/就寝定員:大人2人+子供2人。全長×全幅×全高:3700×1810×2530mm

    スクラムトラックは1905mmとショートホイールベースで、最小回転半径はわずか3.6m。狭い道でも小回りが効く走りが魅力です。そんなスクラムトラックに居住部となるオリジナルのシェルを搭載することで、軽自動車ベースとは思えないほどの室内空間を実現。このシェルにより登録は普通車8ナンバーとなっています。キャブコンの特徴でもある、外部収納庫や外部収納扉などもしっかりと備っています。

    大人が立って歩けるほど室内は広々

    エントランスは網戸付きの2重扉を採用。

    エントランスはバックエントランスを採用し、室内に入ると中央に動線を配し、後方左右にはキャビネットを振り分け。左キャビネットにはシャワーヘッド付きのシンク、右キャビネットには調理台や冷蔵庫を配置。家具類のていねいな作り込みはさすがアレンシリーズの名を冠するだけあり、軽キャンピングカーらしくない上質さが随所に感じられます。

    シャワーヘッド付きシンクを搭載しソファ後部にある窓を開けて、シャワーを引き出して外部シャワーとして利用も可能。

    右キャビネットはカトラリー入れやシューズボックス、横開き式冷蔵庫を搭載。冷蔵庫は外からアクセスしやすくて◎。

    中央部分はリビングスペースで左右には横座りソファを置き、4人が向き合ってくつろげる設計。室内高が1770mmもあるため圧迫感は皆無で、大人でも立ったまま移動できるのもうれしいポイントです。このスペースはもちろんベッド展開もできるようになっています。さらにフロントシート上部にはバンクスペースも備えており、荷物置き場としてはもちろんベッドとしても利用が可能。バンクベッドは大人2人が就寝できるスペースが確保されています。

    大人4人でもくつろげるソファのサイズ。フロントシート側からもアクセスしやすいよう中央に動線を設け、往き来もしやすい。

    テーブルをたたみ、ソファの背もたれを通路にセットすればベッドに。サイズは1700×1200mmで子供2人分の広さ。

    バンクベッドはマットを手前に引き出すだけと展開も簡単。サイズは1930×1600mmで大人2人用。

    軽自動車ベースとは思えない充実の装備

    ソファと同じ生地を使用したフロントシートカバーも標準装備。

    吸気・排気機能を備えたLED照明付きのルーフベンチレーターも標準。エントランス上部には集中スイッチを配置。

    装備についてもLED照明付きベンチレーターをはじめ、シャワーヘッド付きシンクに48L冷蔵庫、網戸付き2重扉、フロントシートの専用カバーなど、充実している点も見逃せません。

    左右に振り分けられた上部収納庫は小物の整理にちょうどいい。

    左ソファ横にACコンセントやアクセサリーソケット(DC)、小物入れがあり、休憩や就寝時でも使いやすい。

    「軽自動車ベースのキャンピングカーは車内が狭過ぎる、かといってワンボックスなど普通車ベースだと運転が不安……」というニーズに応える、ちょうど中間のような小型キャブコン。見た目はコンパクトながらも、室内空間は軽自動車ベースとは思えないほど広々な仕上がり。おまけに就寝は4名までと家族旅にもしっかり対応しています。気になる価格は3894000円〜。

    AtoZ 

     

     

    私が書きました!
    編集者・ライター
    伴 隆之
    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。

    NEW ARTICLES

    『 キャンピングカー・車中泊 』新着編集部記事

    ハイエースベースのキャンピングカ―「ロット」はヴィンテージ感たっぷりの内装で雰囲気抜群!

    2024.11.24

    車中泊で日本一周するのも夢じゃない!必要なもの・費用・注意点などを紹介

    2024.11.19

    2年間の旅の途中に起こったキャンピングカーのトラブル。対処と予防はどうする?

    2024.11.17

    デュカトがベース!イタリアのキャンピングカーはエレガントだぞ

    2024.11.10

    キャンピングカーで工夫しながら作る、旅気分満点の”車中泊ごはん”を紹介!

    2024.11.06

    お値段200万円台!ルートシックスのライトキャンパー「ウォームスライト」は2人寝られるベッド付き

    2024.11.05

    キャンプ仕様のハイエースが人気!手軽にカスタムできるおすすめキットも紹介

    2024.11.04

    軽バンをおしゃれに楽しもう!おすすめ車種&カスタムを紹介

    2024.11.02