ここでは、バーベキューの延長で作れるあったかスイーツを始め、子どもも喜ぶユニーク系スイーツや、大人にぴったりの和スイーツなど、バーベキューをしながら楽しめるスイーツをたくさんご紹介します。
CONTENTS
BBQの定番人気・マシュマロで簡単スイーツ
バーベキューの定番スイーツといえば…マシュマロ!そのまま焼いて食べるのも美味しいですが、ここでは少しだけ手間をかけた、さらに美味しいスイーツをお届けします!
CHECK!
キャラメルポップコーン
キャンプの定番おやつといえばマシュマロ。ここでは一粒で二度美味しい「メスティンで簡単に作れるキャラメルポップコーン」の作り方をご紹介します。バターとマシュマロで作るキャラメルポップコーンは、キャンプでも簡単に作ることができます。余ったマシュマロの活用にもおすすめなので、是非お試しください!
材料(2人分)
- ポップコーン豆 25〜25g (大さじ1〜2程度お好みで)
- サラダ油 大さじ1
- マシュマロ 20g
- バター 20g
- メスティン大
- 木べら
- ポップコーンを入れるお皿や器
お持ちのメスティンサイズに合わせて、材料の量は調整してくださいね。
ポップコーン豆の大きさにもよりますが、大さじ2のポップコーン豆を大サイズのメスティンに入れて調理すると、ちょうどメスティンがいっぱいになるくらいです。
ポップコーンを入れるお皿や器は、クッキングシートでも代用可能です。
また、マシュマロとバターの量を多くすれば、キャラメルの量が増えます。ポップコーンにたっぷりキャラメルを混ぜたいという方は、倍量で作るのもおすすめです。
作り方
材料を入れます
まずは火をかける前にメスティンにサラダ油を薄く敷いて、ポップコーン豆を投入します。次にメスティンの蓋を閉めましょう。豆が爆ぜるとメスティンから飛び出てしまいます。
マシュマロは、まだ使わないので、ここで入れないように気をつけましょう!
火にかけます
続いて、中火にかけます。約2〜3分でポンポンと元気に爆ぜる音が聞こえてきます。ポップコーン豆が弾けだしたら、弱火になるように調整し、ポンポンという音が止まるまでゆすり続けます。
音が鳴り終わったら、ポップコーンは完成です!蓋を開けると、ふかふかに膨らんでいて感動ものです。
もしも蓋を開けてもまだ豆が膨らまずに残っていたら、蓋を閉めてもう一度弱火にかけ、ゆすってみましょう。
こうしてポップコーンが完成したら、別の容器に移しておきます。
マシュマロを溶かします
次に空になったメスティンに油またはバターを敷き、加熱してマシュマロを投入します。
マシュマロを加えたら、木べらでかき混ぜ続けます。するとだんだんとトロッとしてきて色づいてきます。
薄いベージュのような色から、キャラメル色になったら、火から遠ざけましょう。
今回は、薄いベージュ程度の優しい色味でストップしてみました。
慣れてきたら火の当て加減でキャラメルの味(甘み/にがみ)を調節できるようになります。ポイントは「このくらいの色!」と思う一歩手前で火から遠ざけ、余熱で仕上げることです。
ポップコーンとキャラメルを混ぜます
キャラメルを作ったメスティンにポップコーンを戻し、よく混ぜ合わせ全体になじませます。
一気に入れるとメスティンから溢れてしまうので、少しずつ追加してみてください。
このときキャラメルでポップコーンがガチガチにくっつき、大きな団子のようになってしまいますが、冷めればほぐせるので、安心してください。
キャラメルポップコーンを冷まします
お皿またはクッキングシートの上に広げて、キャラメルポップコーンを冷まします。
冷めたら固まったポップコーンを手で軽くほぐします。あっという間に冷めるので、5〜10分置いておくだけで完成です!
私も初めて作ったときは、おいしさと感動で勢いよく食べてしまい、あっという間になくなってしまいました。マシュマロがキャラメルポップコーンに早変わりする感動を一緒に体験できるので、子どもたちと一緒に作るのもおすすめですよ。
後片付けのポイント
キャラメルポップコーンを作った後は、メスティンにも木べらにも、キャラメルがびっしりついています!
メスティンに水を入れて火にかけ、キャラメルを溶かしてから洗うとスムーズにベタつきや汚れが落ちます。デイキャンプの場合、そのまま持ち帰って、自宅で同じようにして洗うのもありですね。
キャラメルポップコーン作りのコツ
ポップコーン豆は、大きめの粒を選ぶと、弾けやすくておいしく仕上がります。豆を入れる量は、メスティンの底の面積の1/3くらいに広がる程度が目安です。
ポップコーン豆が爆ぜだしたら、焦げつき防止のため、火を弱く当てるのを忘れないようにしましょう!
以下のような失敗をしたことがあります。
- ポップコーン豆の量が多すぎて、ポップコーンができあがらなくなってしまった
- 火にかけすぎてマシュマロを焦がしてしまい、苦いキャラメルポップコーンにしてしまった
“反面教師”として、参考にしてくださいね(笑)。
▼参考記事
米国キャンプファイヤーの定番「スモア」
アウトドア大国、アメリカでキャンプファイヤーをすれば必ず食べると言っても過言ではないスモア(S’more)。マシュマロを火で炙り、少し焦げ目が付いたらグラハムクラッカーに載せて、チョコを挟んだ激甘スイーツです。作り方と言っても、材料は至ってシンプル。グラハムクラッカーとマシュマロ、チョコはお好みのもので良いですが、基本はハーシーチョコレートだそうです。
材料
必要な道具は串のみです。長めの竹串で十分ですが、スモア大好きアメリカでは専用の串も売っています。先が二股になっているので、マシュマロ以外にもソーセージを刺して焼いたり、ちょっとしたフライ返しとしても応用ができます。
作り方
材料をお好みのサイズに割って、マシュマロを串に刺したら準備完了です!チョコとマシュマロを欲張ってたくさん使うと、食べる時に溶けて大変なことになるので注意してください。
それでは火で炙っていきましょう!赤い炎で焼いても良いのですが、煤でマシュマロが黒くなってしまうので、おすすめの火のコンディションは炎が収まった後です。20~30秒くらい遠火でゆっくり炙るのがコツです。中が溶けて串からスッと抜けるくらいが焼き上がりの目安です。
グラハムクラッカーの上にチョコを置き、そこに溶けたマシュマロを乗せ、もう1枚のグラハムクラッカーでサンドしたら完成です!
チョコとマシュマロの相性は言うまでもありませんが、そこにグラハムクラッカーの香ばしさが重なって絶妙なハーモニーです!マシュマロの予熱でチョコが溶けて、食べるうちに手や口の周りがベトベトになること必至ですが、それもアウトドアスーツの醍醐味です。
▼参考記事
スモア風ホットサンド
焼きマシュマロをチョコとビスケットで挟んだ、人気デザート”スモア”のようなホットサンドです。
材料(1人前)
- マシュマロ 2個(約30g)
- 板チョコビター お好み
- 有塩バター お好み
- 食パン 2枚
作り方
【1】ホットサンドメーカーに薄くバターを塗っておきます。
【2】食パンをセットし、チョコ、マシュマロをのせます。
【3】もう1枚の食パンをセットし、ホットサンドメーカーを閉じ、中火でパンの表面がキツネ色になるまで焼きます。
▼参考記事
スキレットスモア
とろけたマシュマロをグラハムクラッカーで挟みながら食べるスモアは、ザクザクの食感もポイントです。スモアのアレンジレシピとして、バナナを入れて作るので、チョコバナナを思わせる味も一緒に楽しむことができますよ。
材料(19cmスキレット1台分)
- 板チョコ 2枚
- マシュマロ 1袋
- バナナ 1本
- グラハムクラッカー お好みの量
板チョコの種類は、ミルクタイプなどお好みのチョコレートを使用してください。ここではフルーツにバナナを使用しましたが、いちごなどもおすすめです。ナッツや、シリアルを一緒に入れて作っても食感の違いを楽しめて面白いです。
作り方
【1】0.5〜1cmの厚さに切ったバナナをスキレットに並べます。このとき、スキレットにはあらかじめオイルを塗っておくと、焦げ付きを防げます。
【2】チョコレートを適当な大きさに割って、バナナの上に散らします。
【3】弱火で加熱し、ゆっくりチョコレートを溶かします。途中で混ぜてしまうと、チョコレートが固まる場合があるので、触らずにゆっくり溶かすように注意しましょう。
【4】チョコレートが溶けてきたら、スキレット全体にマシュマロを散らします。
【5】マシュマロに火が入るまで、アルミホイルなどで蓋をします。スキレット専用の蓋がある場合は、そちらを使用してもOKです。
【6】モコモコと、マシュマロが膨らんできたらアルミホイルの蓋を取り除きます。
【7】トーチバーナーを使用して表面に焦げ目をつけます。遠火で加熱してゆっくり全体を焦がすのがポイントです。
【8】スモア風に、グラハムクラッカーに挟み込んで完成です。口の中でチョコレートと、トロトロのマシュマロの甘みが広がってたまらなく美味しいですよ。
▼参考記事
マシュマロコーヒープリン
シェラカップで作るプリンのレシピです。ビターチョコレートとインスタントコーヒーを使用して、ちょっぴり大人の味わいに仕上げます。
材料(400mlシェラカップ1個分)
- 低脂肪乳 200ml
- アンディ「XXLマシュマロ」 4個
- ビターチョコレート 50g
- インスタントコーヒー 1袋(2g)
作り方
【1】保存袋にビターチョコレートを入れ細かく砕きます。このあとクッカーに入れて溶かすので、粉々にする必要はありません。
まずは保存袋にビターチョコレートを入れて細かく砕きましょう。めん棒のような棒状のものがあれば砕きやすいですが、このあとクッカーに入れて溶かすので、粉々にする必要はありません。
【2】クッカーに低脂肪乳を入れて、マシュマロをちぎって加えます。
【3】弱火で加熱し、耐熱のヘラなどで混ぜながらマシュマロを溶かします。
【4】マシュマロが溶けたらビターチョコ、さらにインスタントコーヒーを加えて、弱火でチョコレートが溶けるまで混ぜます。
【5】あっという間にプリン液の完成です。
【6】プリン液をシェラカップに入れ、クーラーボックスで冷やします。
▼参考記事
マシュマロハニーグラタン
温かいグラタンのレシピです。バナナ、はちみつと合わせて、甘い物好きの方には堪まらない一品です。ちなみに、メスティンは約16×9×6cmの2合炊きのものを使用します。
材料(2合炊きメスティン1個分)
- バナナ 1本
- マシュマロ 5個(約70g)
- 食パン(4枚切り) 1枚
- 無塩バター 10g
- はちみつ 適量
- シナモンパウダー 適量
作り方
【1】バナナは5mm幅の斜め薄切りにします。少し厚みを残しておくと、加熱しても食感が残りやすいです。
【2】メスティンに無塩バターを入れ、弱火で熱してバターを溶かします。
【3】溶けたバターの上にバナナを並べます。
【4】さらに食パンを細かくちぎって加えます。
【5】マシュマロをちぎって並べ入れ、フタをし弱火で1分ほど加熱します。
【6】フタを取り、マシュマロが半分ほど溶けていたらOKです。はちみつとシナモンパウダーをたっぷりかけて完成です!
▼参考記事
フルーツが美味しい!簡単デザート
豪快な焼き料理の後には、フルーツの甘さが欲しくなる~という人におすすめです。作り置きして差し入れとして持って行けるものから、キャンプ場で作れるものまでバリエ豊富にご紹介します。
CHECK!
いちごのヨーグルトティラミス
ここでは、さっぱりとしたいちごの甘みをたっぷり楽しめるキャンプスイーツのレシピをご紹介します。どちらも手に入りやすい食材で簡単に作れるので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
材料(270mlクリアカップ2個分)
- いちご 約100g
- カステラ 1個(80g)
- ヨーグルト 2カップ(1カップ180g)
- 砂糖 大さじ2
- ココアパウダー 適量
いちごを切ってクリアカップに盛り付けるだけなので、時短で作ることができますよ。
作り方
まずは、いちごの下ごしらえ。
飾り用のものはヘタ付きのまま縦半分に切り、残りはヘタを取って半分に切りましょう。
続いて、カステラは細かくちぎりましょう。
さらに、ヨーグルト1カップに砂糖大さじ1ずつを加えて混ぜます。
なお、さっぱりとした風味を生かすために砂糖の量は大さじ1にしていますが、お好みで増やしていただいてもOKです。
また、今回は砂糖で作っていますが、はちみつに置き換えて作るのもおすすめです。
あとは、クリアカップに盛り付けていくだけです。
ちなみに、今回使用しているのはダイソーで販売されている270mlサイズのものです。
作るときの参考にしてください。
まずはカステラを4等分し、そのうちの1/4ほどをクリアカップに入れて、スプーンなどでグッグッと押さえましょう。
さらに、いちごをカップに入れ、4方向に貼り付けるようにします。
横から見るとご覧のような感じ。
いちごの端を指で軽く押さえて空気を抜くと、クリアカップにピタッと貼り付きます。
いちごが隠れるくらいにヨーグルトを流し入れたら……
さらに、カステラの1/4ほどを乗せます。
最後にヨーグルトでフタをしましょう。
もう1つも同じように作ったら、ココアパウダーをふりかけます。
粉ふるいや茶こしがあれば便利ですが、無い場合はシェラカップ用のザルでも代用できますよ。
仕上げに飾り用のいちごをトッピングして完成です!
とても簡単な工程で、可愛らしいティラミスができあがりました。
食べてみると、さっぱりとしたいちごの甘みとヨーグルトの酸味の相性バッチリです。
カステラの食感やココアの香りと相まって、さわやかに食べられるティラミスに仕上がりました。
なお、時間とともにヨーグルトの水分がカステラに移ってしまうので、作ったあとはできるだけ早めに食べるのがおすすめです。
▼参考記事
蒸し焼きでしっとり仕上げた「桃とチーズ入りケーキ」
メスティンも上火を使ってオーブン使いにすれば、ケーキだって焼けちゃいます。どこを切っても桃が飛び出す金太郎ケーキです。
材料
- 桃の缶詰 桃90g
- シロップ 60g
- モッツアレラチーズ 100g
- ホットケーキミックス 100g
- 卵 1個
- バター 30g
作り方
【1】メスティンにクッキングシートを敷き、刻んだバターとモッツアレラチーズを並べます。
【2】ボウルに卵を入れよく溶き、ホットケーキミックスと桃シロップを加えて混ぜ合わせたら、1に流し入れます。
【3】桃を上に並べフタをして、上下から薪で焼く。特に上火はしっかりと。
▼参考記事
噴水フルーツポンチ
「噴水フルーツポンチ」は炭酸の化学反応を使ったレシピです。お子さまと一緒に作るときときは安全のため、必ず以下のポイントに気をつけるようお子さまと共有をお願いいたします。
・子どもだけで作らないようにしてください。大人と一緒に作ってください。
・炭酸水の蓋を開けるときは、人に向けて開けないようにしてください。
・口の中にサイダーとラムネを同時に入れたり、サイダーを飲んだ後にラムネを飲みこんだりすると、大変危険です。絶対にしないでください。
材料
- サイダー(常温にしておく)(500ml)
- ラムネ (大きめのモノを)適量
- 缶詰フルーツ、フルーツ、白玉など 適量
作り方
【1】サイダーのラベルをはがし、外側を丁寧に洗います。ボウルなど深さのある容器の中央にサイダーのボトルを立て、周りにお好みの具材を敷き詰めます。
【2】準備ができたら、ラムネを3粒準備します。カウントダウンをしてもいいかもしれません!
【3】ラムネを一気に入れます。
【4】一気にサイダーが泡立ち、噴水になります。泡が落ち着いたら、グラスによそって食べます。もし味が薄い場合は、缶詰のシロップなどで調整をしましょう。
▼参考記事
冷凍パイシートで作るアップルパイ
冷凍パイシートを使用するので、家での下準備も少なく、簡単に作ることができます。
材料(2人分)
- りんご 1個
- 冷凍パイシート 1枚
- 砂糖 大さじ3
- シナモン 少々
家で行う下準備
・りんごの皮をむき、いちょう切りにします。このとき、ホットサンドメーカーに挟みやすいように小さめに切るのがポイントです。
・フライパンに切ったりんごと砂糖を加え、しんなりするまで炒めます。りんごから水分が出て、しなしなになってきたらシナモンを加え、全体に絡めます。シナモンが全体に馴染んだら、冷めるのを待って完成です。
・冷凍パイシートをホットサンドメーカーの大きさに合わせて切ります。冷凍パイシートは、冷凍庫から出して少し経つと切れる硬さになるので、解凍される前にサッと切り、再度冷凍庫に入れます。
作り方
【1】冷凍パイシートを伸ばして、ホットサンドメーカーの上にのせます。
【2】家で作っておいた具材をパイシートの上にのせます。このとき、パイシートの端ぎりぎりまでのせると、焼いたときに吹き出てしまうので注意が必要です。具材と一緒に、りんごジャムを足しても美味しいです。
【3】具材をのせた上から、パイシートをかぶせ、上下の生地がくっつくように端をおさえます。
【4】バーナーを点火してホットサンドメーカーをのせ、片面5分ずつ焼きます。
▼参考記事
フルーツ缶詰で作る簡単クレープ
ここではみかん、パイナップル、黄桃がミックスされた缶詰を使用します。クレープは具材を変えればいろいろな味わいと彩りを楽しめるので、ぜひお好みの缶詰で作ってみてくださいね。
材料(生地4枚分)
- ホットケーキミックス 100g
- 卵 1個
- 低脂肪乳 200ml
- フルーツ缶詰
- サラダ油 適量
★トッピング
- ホイップクリーム お好み
- チョコレートソース お好み
- ポッキー お好み
作り方
【1】ボウルに卵を割り入れ、フォークで溶きます。先の割れたフォークなら白身と黄身をなめらかに混ぜることができます。
【2】ホットケーキミックスを加え、ダマがなくなるまで混ぜます。
【3】低脂肪乳を2~3回に分けて加えながら混ぜます。クレープはホットケーキやパンケーキを焼くときとは違い、生地をなめらかにしておくと薄くキレイに仕上げることができます。
【4】完成した生地は意外とシャバシャバです。冷蔵庫で1時間ほど寝かせるとよりクレープらしくサラッと仕上がりますが、キャンプで作ることを想定してこのまま焼きます。
【5】フライパンにサラダ油を加え、キッチンペーパーなどで薄く引きます。サラダ油を加熱したら、弱火にしてお玉1杯分ほどの生地を流し入れ、フライパンを傾けて丸く伸ばします。(フライパンは直径約21.5cmのものを使用します。クレープ生地は薄く焼くため、フライパンは20cm以上あると調理しやすいです。)
2枚は巻いて、2枚は重ねて盛り付けていきますが、巻く分は生地を厚めにしておくと、盛り付けのときに破れにくくなります。
【6】生地の表面がふつふつしてきたら両手で端をつかみ、ひっくり返します。生地は熱いので、菜箸やフライ返しを使ってもOKです。裏面も30秒ほど焼いたらお皿などに取って冷ましておき、残りの3枚も同じように焼きます。
【7】写真のように二等辺三角形をイメージしてホイップクリームを乗せます。
【8】フルーツを縦にしてホイップクリームに差し込みます。
【9】巻きやすいように向きを変えたら、下側の生地を半分に折り込みます。
【10】あとは具材を支点にしてクルクルと生地を巻いていけば……
【11】これをワックスペーパーで包んでいきます。はみ出る部分を折り込んで右上のワックスペーパーを生地に巻き付け、持ち手部分をたためば完成です。
残りの2枚は折りたたんで重ね、ホイップクリームとフルーツを盛り、チョコレートソースをトッピングします。あまった具材はこちらで使い切りましょう。クレープは多少生地が破れてしまっても、巻いたり重ねたりするとわかりにくくなるので、お子様でも盛り付けしやすいのが嬉しいですね!
▼参考記事
スキレットで作る濃厚クラフティ
ふんわり温かい状態で食べるのがおすすめですが、冷やすとしっかりした食感が楽しめます。甘酸っぱいいちごと、ふわっとしたクリームの食感が美味しいキャンプデザートです!バナナやキウイ、オレンジ、黄桃缶などを利用しても同じように作れるので、季節のお好みのフルーツを利用してみましょう。
材料(19cmスキレット1台分)
- いちご 8個
- 卵 2個
- 砂糖 大さじ2(30g)
- 米粉 大さじ2(20g)
- 生クリーム 100ml
- クリームチーズ 50g
米粉の代用品として、小麦粉を使用してもいいです。米粉を使用すると、ふんわりとした食感が楽しめるのでおすすめです。
作り方
【1】ボウルに卵を割り入れてホイッパーで混ぜたら、砂糖を入れてしっかりと混ぜ合わせます。
【2】別のボウルを用意し、クリームチーズに少量ずつ生クリームを入れてなじませます。
【3】何回かに分けて生クリームを入れ、クリームチーズをなじませます。
【4】生クリームを全て入れたら米粉を入れ、ダマになっている部分がないよう、ゴムベラでしっかりと混ぜ合わせます。
【5】はじめの工程で混ぜた卵液を、ボウルに流し込み、ホイッパーを使って、しっかりと混ぜ合わせます。
よく混ぜて、生地の状態を均一にしましょう。
【6】いちごは洗ってヘタを取り除き、大きいものは半分に切ります。スキレットにバター(分量外)を薄く塗り、切ったいちごを均等に並べます。
スキレットの中でいちごが転がらないように、底の部分を薄くカットしてもいいです。
【7】いちごを並べ終えたら、作っておいた生地を流し込みます。ごく弱火で、ゆっくりと加熱を開始します。
【8】蓋をかぶせて蒸し焼きにします。火力にもよりますが、15〜20分ほどで焼き上がります。
【9】生地全体が盛り上がり、表面を触ってみても生地がついてこなければ焼き上がりです。オーブンで焼いたような焼き焦げを作るために、トーチバーナーで表面を焦がします。
▼参考記事
まるごとみかんのアガベシロップ煮
アウトドアでも自宅でも、いろいろな食べ方が楽しめるのが『まるごとみかんのアガベシロップ煮』です。キャンプでは、そのまま食べるのはもちろん、シロップと一緒にシェラカップ(小鍋)で温めて食べるのがおすすめです。このとき、下記の方法で温めて食べれば、カラダの中からぽかぽかになります。
・ワインや焼酎で割ったり(スパイスなどを入れてサングリアにしても)
・コアントロー(リキュール)やブランデーを少し垂らしたり
・ジンジャーパウダーを少量振りかけたり
材料(作りやすい分量)
- みかん(小さめのもの) 8~10個
- レモン(できれば国産無農薬のもの) 1個
- ※スライスを2~3枚分、1/2個分のレモン果汁
- アガベシロップ 40ml
※みかんの重量の8%を目安に(甘さは好みで加減してください) - 水 300ml(みかんがひたひたになる程度)
<下準備>
・みかんは皮を剥き、白い筋をなるべくきれいに取り除きます。
・レモンは1/2個分を果汁に、その他2~3枚ほどスライスします。
作り方
【1】みかんが重ならない大きさの鍋を準備します。鍋に分量の水とアガベシロップを入れ、火をつけて沸騰させます。
【2】一旦、火を止め、1の鍋にみかんを並べ、レモン果汁、レモンスライスを加えて再び火をつけます。みかんが煮崩れしないように落としぶたをし、ふつふつと沸騰するくらいの火加減で5~10分ほど煮ます。
【3】冷めたら煮沸消毒した保存容器に移して冷蔵庫で保存してください。
▼参考記事
金柑とりんごのキャラメリゼ
「キャラメリゼ」というとバターとグラニュー糖を使って作るレシピが一般的ですが、ここではココナッツオイルとメープルシロップを使ったヘルシーなキャラメリゼの作り方を紹介します。冬におすすめの「りんごと金柑のキャラメリゼ」、おすすめの食べ方も一緒に紹介します。
材料(スキレット8インチで作りやすい分量)
- りんご 小1個
- 金柑 りんごの1~2割程度
- レモン 1/2個分
- メープルシロップ 大さじ1~
- 塩 少々
- ココナッツオイル 大さじ1
- ナッツ類(ここでは、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、ココナッツファインを使用)適量
- シナモン(好みで)
- レーズン(好みで)
- ブラックペッパー(好みで)
下準備
・トッピングするナッツは事前に乾煎りします。
・金柑はきれいに洗い、半分または1/4にカットし種を取り除きます。
・レモンを絞り果汁にします。
・りんごをきれいに洗い、皮は剥かずにくし形に16等分にカットし、レモン果汁をまんべんなくかけ混ぜ合わせます。
作り方
【1】スキレットにココナッツオイル大さじ1を入れ火をつけます。
【2】ココナッツオイルがとけてスキレットが温まったら、くし形にカットしてレモン果汁でマリネしておいたりんごを並べて両面焼きます。
【3】ある程度りんごに火が通ったら、種を取り除いた金柑を入れ焼きます。金柑が温まってきたら残りのりんごも入れ、ざっと混ぜ合わせさらに焼きます。
【4】りんご、金柑にまんべんなく火が通ったら、塩とメープルシロップを入れ、りんごが崩れないようにやさしく混ぜ合わせ、りんごと金柑に焼き色がつくまで焼きます。
【5】好みの焼き色になったら火を止めて、乾煎りしておいたナッツ類、好みでレーズンやシナモンをトッピングすればできあがりです。
▼参考記事
暑い日にうれしいひんやり冷たいデザート
キャンプをするにはまだまだ暑い…そんな日には、冷たいデザートを手作りしてみてはいかがでしょうか?ここでは簡単に作れて、大人も子どもも喜ぶデザートをご紹介します。
CHECK!
冷やして美味しい「焼きパインのココナッツ寒天」
半切りしたパイナップルが、メスティンにシンデレラフィット!仄かな香ばしさが、斬新な味のアクセントになります。
材料
- 丸型カットパイン 1/2個
- ココナッツミルクパウダー 30g
- 粉寒天 2g
- グラニュー糖 大さじ1
- ミント(飾り用) 少々
作り方
【1】パイナップルを熾火で少し焦げ目が付くくらいじっくり焼き、冷ましておきます。
【2】メスティンに、粉寒天、ココナッツミルク、グラニュー糖を入れ、沸騰した湯250㎖(分量外)を加えよくかき混ぜます。
【3】1を加え、バットに置き5分ほど冷ましたら、バットに氷を入れ、1cmくらい水を入れ冷やし固めます。
【4】固まったらメスティンから取り出し、切り分けてミントを添えます。
▼参考記事
冷凍庫不要、15分で作れる手作りヨーグルトアイス
がっつりBBQを食べた後は、さっぱりしたデザートが食べたくなりませんか?そんな時におすすめなのが、手作りアイスです。アイスは冷凍後で時間をかけて作るイメージがありますが、氷と塩があればたったの15分で完成します。この記事では手軽に作れる、生クリーム不使用のヨーグルトアイスのレシピを紹介します。
用意するもの
- クラッシュ氷 500g
- 塩 150g
- ボウル(大)
- ボウル(小)
- 泡立て器
材料(2〜3人分)
- プレーンヨーグルト 200g
- 砂糖 30g
- バナナ 1本
作り方
【1】ボウル(小)にバナナを入れ、ホイッパーで潰します。
【2】ヨーグルトと砂糖を加えて、よく混ぜます。
【3】ボウル(大)に氷と塩を入れ、スプーンなどで混ぜます。その後ボウル(大)にボウル(小)を重ねます。
【4】泡立て器で、しっかり混ぜます。5分くらいしたら徐々に重くなるので、スプーンに持ち変えると混ぜやすいです。また側面に塗りつけると早く固まります。好みの硬さになったら完成です。
失敗しないための注意点や、美味しくするためのコツがいくつかあります。
2〜3人分を作る、低脂肪ヨーグルトは避ける、しっかり空気を含ませる、アルミ製のボウルを使うの4つ。ぜひアイス作りを楽しんでみてくださいね。
▼参考記事
爽やかフルーツポンチ
BBQに招待されたとき、差し入れに持って行くと喜ばれるのがフルーツです。とくに女性や子どもには、色とりどりのフルーツが入った「フルーツポンチ」はとっても喜ばれます。フルーツポンチの作り方は簡単です。使うフルーツを選び、カットしてシロップに漬け込むだけです。あとは、瓶に詰めた数種類のフルーツが勝手においしく仕上げてくれます。アウトドアの手土産として大事なポイントは、美味しい冷たさをキープしたまま現地まで持っていくことだけです。
材料(900ml瓶)
- パイナップル 1/4個分
- キウイ 2個
- バナナ 2本
- ドラゴンフルーツ(ホワイト) 1/2個
- プチトマト(好みで) 7粒
- アガベシロップ 100ml(甘味1に対して水3~4の割合)
- 水 400ml
使用する甘味料は、砂糖やはちみつなど好みのものでOKです。
<下準備>
- シロップは事前に作って冷やしておきます。
- プチトマトは湯むきをします。
- フルーツはすべて同じ大きさになるようにカットします。
シロップの作り方
【1】鍋に水と甘味料(ここではアガベシロップ)を入れて沸騰させます。
【2】粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
フルーツポンチの作り方
【1】フルーツは種があるものは取り除いてひと口大にカットします。
【2】清潔な保存容器にカットしたフルーツをバランスよく入れます。冷やしておいたシロップを蓋のぎりぎりまで注いだらできあがりです。
フルーツポンチのおすすめの組み立て方は
- 使いたいフルーツを決める
いろどり、味のバランスを考えながら、使用するフルーツを決めます。赤、緑、黄色など色で考えると見た目もきれいに仕上がります。 - 気になるフルーツを使ってみる
この時期、どんなフルーツが売られているのか、フルーツ屋さんへリサーチに行きます。旬のフルーツ、気になるフルーツをチェックします。私は、ピンク色がきれいなドラゴンフルーツを使ってみることにしました。 - 使用する容器を決める
瓶選びから始めてもOKです。使用する容器(容量)を決めて、フルーツを考える方がイメージしやすい場合は容器選びから始めましょう。 - プラスαでオリジナルフルーツポンチを考えてみる
1.2.3だけでも十分ですが、さらに創作するのも楽しいです。私は、プチトマトを入れてみることにしました。
▼参考記事
子どもも盛りあがる喜ぶ美味しい&ユニークスイーツ
ここからはキャンプならではの、ちょっとユニークなスイーツをご紹介します。ちょっと形が…となってもご愛敬。美味しいのはもちろんですが、子ども達にも喜ばれそうなレシピを集めてみました。
CHECK!
火を使わない生春巻きスイーツ
火を使わないお手軽スイーツ!焚き火の準備ができていなくても安心して作れます。
お天気が悪い時や寒い時にテント内でも楽しめる、簡単スイーツレシピです。
材料
- バナナ
- チョコレートまたはチョコレートソース
- 生春巻きの皮
- 生クリーム
- 水(少量)
作り方
生春巻きの皮を1枚取り出し、水で濡らしたキッチンペーパーを上からそっとかけます。
すると、パリパリに固まっていた生春巻きの皮が柔らかく戻ります。
まだ硬いなと思う場合は、もう一度キッチンペーパーに水を含ませ、皮の上にかけてみましょう。
しばらくすると皮が透き通り、柔らかくなってきます。
霧吹きをお持ちの場合は、キッチンペーパーを使わず、霧吹きで水を吹きかけても大丈夫です。
中央に生クリームをおき、その上にカットしたバナナ、砕いたチョコレートをのせます。
チョコレートの代わりに、チョコレートソースを使ってもいいですね。
春巻きを作る要領で両端を内側に折り込み、くるくる巻いて閉じます。
生春巻きの皮が細長くなったら、お好みでカットして完成です。
「焼かないクレープ」という感じで、子どもたちもお気に入り。米粉を使うので、小麦が苦手な方にもおすすめです。
作る時のコツ
生春巻きの皮は、水につけて柔らかくなるとくっつきやすくなり、扱いが少し難しくなります。
そのため、生春巻きの皮は広げた状態で水をつけていくようにしましょう。そうすれば、破いてしまうリスクが減りますよ!
▼参考記事
マロンチーズあんぱん
ホットサンドメーカーで、あんぱんがゴージャスなスイーツに早変わり!+α素材をいろいろ試してみるのも楽しいです。
材料
- あんぱん 1個
- クリームチーズ 20g
- 栗甘露煮 2個
作り方
【1】あんぱんを横に半分に切り、クリームチーズをあんこの上にのせます。
【2】半分に切った栗をのせパンで挟み、ホットサンドメーカーで両面をじっくり中火で焼きます。
▼参考記事
ティラミス風サンド
2枚重ねることで厚みが出て、とろ~りとした本格フレンチトーストになります。おやつはもちろん朝食にもおすすめです!
材料
- 食パン(8枚切り) 2枚
- コーヒー牛乳 100ml
- マスカルポーネチーズ 40g
- 卵 2個
- グラニュー糖 大さじ2
- バター 20g
- スティックココア 1本
作り方
【1】ボウルに卵1個と白身1個分を入れて溶き、コーヒー牛乳を混ぜます。
【2】バットに食パン2枚を並べて、1を流し入れてパンに吸わせ、スティックココアを両方にかけます。
【3】ボウルに残りの卵の黄身を入れて溶き、グラニュー糖、マスカルポーネチーズを加えてよく混ぜます。
【4】ホットサンドメーカーの両面にバターを塗り、焚き火台で熱して溶かし、浸したパンを入れて3をかけ、もう一枚のパンをのせ挟みます。
【5】両面を焦げ目が付くくらいじっくり焼きます。
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バナナが合う!ダッチベイビー
スキレットで簡単に作れるパンケーキ、ダッチベイビーの作り方を紹介します。お好みでバナナやリンゴなどのフルーツを乗せると、スイーツらしさが増しますよ。個人的には、シナモンパウダーを振りかけるのがおすすめです。
材料(1人前)
- 薄力粉 大さじ3
- 卵 1個
- 牛乳 40ml
- はちみつ 大さじ2(好みに応じて調整)
- バター 1片
作り方
【1】ボウルなどの容器に卵と牛乳を入れ、よく混ぜます。
【2】1のボウルにはちみつ・薄力粉を加え、混ぜ合わせます。このとき、ダマにならないように注意しましょう。また、加熱時に膨らみにくくなるので、混ぜすぎにも気をつけましょう。
【3】スキレットを熱し、バターを溶かします。
【4】バターが溶けたら生地を入れてふたをして、弱火~中火で15分程度加熱して完成です。
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生チョコタルト
材料は、チョコ、生クリーム、オレオの3つだけ。スイーツ作りで重要となる分量を計測したり、こねたり、混ぜたりといった細かい作業も一切なし。初めてスイーツ作りをする人でも失敗せずに作れる簡単メニューです。
材料(メスティン1個分)
- 板チョコレート 150g
- 生クリーム 100cc
- オレオ(市販) 5個
作り方
【1】板チョコレートを細かく割ります。アバウトな割り方でOKです。
【2】メスティンに生クリームを入れて温めます。焦げないように弱火にし、よくかき混ぜながら温めるのがポイントです。
【3】周りがフツフツとしてきて、湯気が出てきたら、火を消し、チョコレートを入れます。常温でも固まるので、火を止めても大丈夫です。
【4】フタをして、予熱でチョコレートを溶かします。
【5】フタを開け、チョコレートが溶けていたら、生クリームとしっかり混ぜ合わせます。もしも溶け残りがあったら、弱火で少し温めてもいいです。
【6】オレオを割り入れ、常温で冷やします。全体が少し固まったら完成です。
タルトの生地は作らないのですが、オレオのサクサク食感のおかげで、口の中でタルトのような味わいになります。コーヒーとの相性もバッチリです。材料が3つだけとは思えないほどのおいしさが広がりますよ。
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カンタンにできる濃厚ガトーショコラレシピ
お菓子作り初心者の方でも挑戦しやすく、失敗も少ないシンプルな作り方でご紹介します。ちょっとしたデザートが食べたい時などにも、スキレットを使って簡単に焼けるガトーショコラはとても役に立ちますよ。
材料(19cmサイズ1台分)
- 板チョコ 2枚
- 卵(Mサイズ) 2個
- バター 30g
- 砂糖 大さじ3
- 薄力粉 大さじ3
- ココア 小さじ1
- サラダ油 適量
- トッピングのフルーツやミント 適量
チョコレートは、ブラックを使用しましたが、ミルクチョコレートでも美味しく仕上がります。砂糖は、優しい甘さにするためにきび糖を使用していますが、グラニュー糖や、上白糖を使用しても大丈夫です。
【1】容器にバターと、適当な大きさに割ったチョコレートを入れて湯煎で溶かします。容器は、ボウルや、シェラカップなど耐熱のものなら他の容器でもOKです。
【2】しっかりチョコレートが溶けるまで湯煎にかけます。途中で混ぜてしまうと、チョコレートが分離するので注意しましょう。
【3】チョコレートが全部溶けたらスプーンなどでよく混ぜます。バターとしっかり混ざるまで混ぜ合わせることで、分離せずに仕上げることができます。
【4】ボウルに卵と砂糖を入れます。
【5】全体が白っぽくなり、砂糖が溶けるまで泡立て器でよく混ぜます。
【6】チョコレートを入れ、泡立て器で混ぜます。
【7】滑らかな状態になるまでよく混ぜます。
【8】薄力粉とココアを入れて、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
【9】温めてサラダ油を塗ったスキレットに生地を流し込みます。ごくごく弱火でゆっくり焼きます。蓋や、アルミホイルを被せて焼くと中心まで火が入りやすいです。
【10】10分ほど焼きます。楊枝を中心に刺して、どろっとした生地がついてこなければ焼きあがりです。
【11】しばらく冷やすと、膨らんだケーキがしっとり仕上がり、濃厚なチョコレートの美味しさが増します。フルーツや、クリーム、粉糖などを飾り付けて完成です。
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本格チョコデニッシュ
ホットサンドメーカーを使って簡単に作れる、“山デザート”のレシピをご紹介します。
材料(2人分)
- チョコレート(持ち運びに便利なので小分けになっているチョコレートがおすすめです) 4つ
- 冷凍パイシート 1枚
家で行う下準備
冷凍パイシートを縦に4等分に切ります。冷凍パイシートは冷やした状態で持って行きます。
作り方
【1】冷凍パイシートを少し横幅が広くなるように伸ばし、その上にチョコレートを2つ並べてのせます。巻きやすいようにどちらか片方に寄せておくのがポイントです。
【2】チョコレートがはみ出さないように気をつけながら、チョコレートをおいた方からくるくると巻きます。最後まで巻けたら、両サイドを少しおさえてくっつけます。
【3】バーナーを点火してホットサンドメーカーをのせ、片面5分ずつ焼きます。焼けたら完成です
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じゃがいも、さつまいもとクルミのガレット
ここで紹介する「じゃがいもとさつまいもとくるみのガレット」は、じゃがいもとさつまいもの割合を変えるだけで、おかず用としても、スイーツ用として作ることもできます。じゃがいもの量を多めにすればおかず用に、逆にさつまいもの量を増やせばスイーツとして楽しむことができるレシピです。
材料(スキレット1枚分)
- じゃがいも 大2個
- さつまいも 1本
- くるみ 10粒ほど
- 塩 適宜
- オリーブオイル 大さじ2
<下準備>
・じゃがいも、さつまいもはそれぞれ千切りにします。じゃがいもは皮をむいて、さつまいもは皮をむかずそのままでOKです。スライサーを使うと便利です。千切りは細いほど外はカリカリ中はしっとりと仕上がります。
・くるみは粗く刻みます。刻む前に乾煎りしておくと食感がよくなります。
作り方
【1】ボウルに千切りにしたじゃがいもとさつまいもを入れ、少し強めに塩をして混ぜ合わせます。さらにくるみも加えて混ぜ合わせます。
【2】スキレットに、オリーブオイルと1を入れ、丸く広げたら、木べらでぎゅっと押しながら焼きます。火加減は弱めの中火くらいにしましょう。
【3】きれいに焼き色がついたら裏返して、裏面も同じように焼きます。両面何度か返しながら焼き色をつけます。オイルが足りなければ、オイルをスキレットの縁から回しかけます。
【4】好みの焼き色になったら、器に盛りつけ、くるみを散らせばできあがりです。
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写真映えする和テイストのおしゃれスイーツ
キャンプスイーツとして出すと驚かれそうな、和テイストなスイーツをご紹介します。工夫次第でこんなスイーツもアウトドアで作ることができるんです。インスタ映えも狙えますよ。
CHECK!
ビター味で大人も満足チョコくず餅
定番のきな粉味もいいですが、たまには子どもが大好きなチョコレートでこんな変化球はいかがでしょうか。生クリームと合わせれば、意外にビターに仕上がり後味さっぱりです。
材料(3〜4人分)
- 葛粉 50g
- 水 150cc
- チョコレートシロップ 30cc
- 生クリーム 適量
作り方
【1】鍋にチョコレートシロップと水を入れて泡立て器で混ぜ、葛粉を加えてさらに混ぜます。
【2】かき回しながら中火にかけ、固まってきたら中弱火にし、透明感が出るまで混ぜます。
【3】2を器に入れて氷水で冷やし固め、ひと口大にお皿に取り分けて生クリームをかけます。
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メスティンで!「ほうじ茶」を使った極上&簡単ショコラパウンドケーキ
ほうじ茶と、便利で大人気のキャンプ調理道具・メスティンを使ったショコラパウンドケーキをご紹介します。キャンプでスイーツを作るのにイメージが湧かないという人でも、材料の分量と行程がわかれば手軽に作れます。ぜひ試してみてください。
材料(4人分)
- 板チョコ 60g(1枚と半分程度)
- バター 40g
- 薄力粉 20g
- 卵 2個
- ほうじ茶粉末(ほうじ茶をグラインダーで微粉末にしてもOKです)15g
※食感にも影響するためできるだけ細かい粉末をご準備されるといいでしょう。 - グラニュー糖 20g
- 牛乳 200cc
※牛乳の代わりに生クリームを使うとよりコクが増します。量は牛乳と同じです。
道具
- バーナー器具
- メスティンS
- 600cc程度のシェラカップもしくは取手付きの小さなボール 2点
- 280ccサイズのシェラカップ 2点
- 茶こし(網かご)
- へら
- 泡立て器
- クッキングペーパー
- 爪楊枝
- デジタル計量器
- 足付きの網
作り方
【1】チョコ、バター、薄力粉、ほうじ茶粉末、グラニュー糖、牛乳と計量しておきます。600ccほどある深めの大きめシェラカップに水を半分ほど入れて、バーナーで湯を沸かします。沸いたらバーナーの火をごく弱火にします。280ccの普通のシェラカップにチョコとバターを入れます。ヘラで混ぜながら焦げ付かないように注意し、湯せんにてよく溶かします。
【2】卵2個を小さめのボールに割って入れ、グラニュー糖を入れてよく混ぜます。泡立て器を使い、しっかりと混ぜます。
【3】湯せんでよく溶かしたチョコとバターを、2で混ぜ合わせた卵に入れて、さらにしっかり混ぜ合わせます。
【4】牛乳を加え、ヘラを使ってよく混ぜます。
【5】薄力粉とほうじ茶粉末をシェラカップに入れ、しっかり混ぜ合わせます。目の細かいふるいにかけながら、4に加えて混ぜます。ほうじ茶粉末が玉にならないように、しっかりとふるいにかけます。何度かに分けて混ぜ合わせるのがコツです。
【6】メスティンの底に、事前に準備しておいた網をおきます。メスティンより大きめにカットしたクッキングシートをその網の上に敷き(箱を作るようなイメージです)、メスティンに材料が流れないように、四角い箱型を作ります。メスティンからはみ出るぐらい、大きめにクッキングシートを準備しておくのがポイントです。
【7】5で作った生地をメスティンに流し込みます。ヘラを使いながら、こぼれないようにゆっくりと流し込みます。
【8】はみ出ているクッキングシートで、ケーキの上部を覆います。
【9】メスティンにフタをして、バーナーの火が消えない程度の弱火にして、15分ほど焼きます。時々様子を見ながら、側面が焦げないように注意しましょう。
【10】途中、爪楊枝を刺して、爪楊枝に生地がつかなければ完成です。生地がどろっとつくようなら、弱火のまま5分ほど焼いて生地の様子を見ます。
完成後、ケーキを取り出す際にクッキングペーパーに引っ付くことがありますので、十分に気を付けましょう。
▼参考記事
抹茶のパンケーキ
食べてみると、もちもち食感の中にほんのり抹茶の苦みが感じられて、まさに「和」の甘みです。つぶあんとの相性がいいのは当然ながら、食べているうちに溶けてきたホワイトチョコレートの甘みのおかげで、二重の幸せ気分です。凛とした味わいを楽しめるパンケーキに仕上がりました。ダイソー食材だけで作れる簡単抹茶パンケーキ、ぜひ作ってみてくださいね!
材料(1枚分)
- ニップン「めちゃラクホットケーキミックス」 1袋(120g)
- 抹茶パウダー 小さじ2
- 水 110ml
- つぶあん 大さじ2
- ホワイトチョコレート 1個
- ケーキシロップ 適量
※上記はすべてダイソーで購入しました。店舗によって品揃えは異なりますのでご注意ください。フライパンはフッ素加工のものを使用するので、油は使用しません。
ここで使用するホットケーキミックスはニップンの「めちゃラクホットケーキミックス」という商品で、この袋の中で生地が混ぜられるという優れものです。じつは、ホットケーキミックスは水で作ると「もちもち」、牛乳で作ると「ふわふわ」に仕上がります。ここでは水を使用しています。
作り方
【1】ホットケーキミックスに抹茶パウダーを加えて混ぜます。混ぜ方が甘いと色ムラができるので、スプーンなどでよく混ぜるのがポイントです。
【2】粉を混ぜたら、袋についている目盛りに合わせて水を加えます。
【3】再びスプーンなどを使い、底から粉をすくい上げるようにして混ぜます。今度は少しダマが残っていてもOKです。混ぜ過ぎると、かえって膨らみが悪くなります。
【4】フライパンを中火で熱したら、一度濡れ布巾で冷まします。冷ますことで、フライパンの熱が奪われ、パンケーキを均等に焼くことができます。ただ、手間がかかってしまうので、キャンプで焼く場合や「焼き目は気にしない」という方は省略しても大丈夫です。
【5】冷ましたフライパンを再度弱火で熱したら、生地を高めの位置から落とすように流し入れます。表面にプツプツ泡が出てきたらひっくり返しますが、生地に抹茶パウダーを混ぜ込んでいる分、少し焼き色が付きやすくなっているので、普通のホットケーキを焼くよりも、気持ち早めにひっくり返します。
【6】「えいやっ!」と一気にひっくり返します。もたもたしていると形が崩れてしまうので、勢いが大事です。裏面も同じように焼いたらケーキ本体は完成です。
【7】焼けたパンケーキをお皿に乗せ、つぶあん、バター代わりのホワイトチョコレートをトッピングし、ケーキシロップをかけて完成です!
▼参考記事
みたらし団子
BBQコンロで炭火で焼くみたらし団子は、香ばしい焦げ目が特徴の簡単キャンプデザートです。豆腐を使うことで、もちもちの食感に仕上がるので、冷めても美味しく食べることができますよ。
材料(3人前)
- だんご粉 150g
- 絹ごし豆腐 160g
<調味料>
- 醤油 大さじ2
- 水 大さじ4
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ2
- 片栗粉 小さじ2
作り方〜事前準備〜
【1】ボウルにだんご粉と絹ごし豆腐を入れて混ぜます。
【2】全体に水分が行き渡り、なめらかな状態になるまでよく混ぜます。
【3】ひとまとめにしたものを半分に割って、粉っぽさが残っている部分がないか確認します。
【4】食べやすい大きさにちぎって、丸めます。
【5】鍋に湯をたっぷり沸かして、丸めただんごを茹でます。
【6】5分ほど弱火で茹でると、上に浮いてくるのでその状態で1分ほど待ちます。
【7】網でだんごを取り出します。
【8】ボウルに取り出し、氷水でしっかりと冷やします。
【9】水気を切って、保存容器にだんごを入れます。
【10】みたらし団子のタレを作ります。調味料を全て鍋に入れて弱火で加熱します。
【11】絶えず鍋の中をスプーンで混ぜながら、ごく弱火で加熱します。だんだんととろみがついてくるので、スプーンにタレがのるくらいの濃度になったら火を止めます。
【12】粗熱が取れたらタレを保存容器に入れます。
とろみをつけたみたらしのタレと、茹でただんごを事前に自宅で準備していくことで、現地の作業が格段に楽になりますよ。
作り方〜現地作業〜
【1】だんごを串に刺します。
【2】串を刺し終わっただんごをバットなどに並べ、火を起こします。
【3】焼き網にサラダ油(分量外)を少量塗ってから、串に刺しただんごを焼きます。
【4】表面に焼き色がついたら裏返して両面焦げ目をつけます。
【5】焦げ目がついただんごに、みたらしのタレを塗りま。す
タレを細長い容器に入れておくと、全体に絡みつきやすく便利です。
【6】だんご全体にタレがついたら、再び表面を焼いて焦げ目をつけます。
▼参考記事
焼き田楽
こんにゃく田楽は一般的に茹でて作りますが、バーベキュー用に焼いて楽しみます。砂糖とみりんの甘味が味噌と合わさって、思わず食べ進めてしまうレシピです。
材料
- こんにゃく 1枚(下処理済み、厚さ2cm)
<調味料>
- みそ 大さじ3
- 砂糖 大さじ4
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
こんにゃくの下処理方法
【1】こんにゃくを食べやすい厚さに切ります。さらに、格子状の切れ目を入れておきます。
【2】切ったこんにゃくに、大さじ1杯の塩を揉み込んで5分ほど置きます。その後、お湯を沸かしたお鍋にこんにゃくを入れ、3分ほど茹でたら完了です。
作り方
【1】下処理が終わったこんにゃくを、串に刺します。
【2】全ての調味料を混ぜて塗り、両面をしっかりと焼いたら完成です。
▼参考記事
熱々のぜんざい
アウトドアで簡単にできるぜんざいを紹介します。筆者が実際に登山でやってみましたが、かなりの満足度でした。温かいスイーツなので、山頂や秋冬キャンプにもぴったりです。
材料(2人前)
- つぶあん 200g(こしあんでも可)
- 切り餅 4個(登山には個包装のものがおすすめ)
- 甘栗(市販) 1袋
- 水 200ml
ここではつぶあん100gに対して、水100mlの分量で作りました。あんと水の割合は、好みに応じて調整すると良いでしょう。
作り方
【1】つぶあんと水をコッヘル(鍋)に入れ、沸騰させてかき混ぜます。
【2】餅を投入し、柔らかくなるまで煮ます。
【3】盛り付けて完成です。
▼参考記事
バーベキューのシメにデザートを楽しもう
アウトドアで楽しめるスイーツをたくさんご紹介しました。ぜひこれからのキャンプシーンで作ってみてはいかがでしょうか?