今年は9月でもまだまだ暑く、アウトドアを楽しむには工夫が必要。特にペットと一緒にお出かけする際は、涼しくのびのびと遊べる場所を選びたいものです。
そこで、愛犬と行くのにおすすめしたい観光スポットが、長野県の白馬岩岳マウンテンリゾート!
標高1,289mの山頂エリアはとても涼しく、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)を望む絶景スポットで写真撮影が楽しめます。さらにワンちゃんたちが思いっきり走れるドッグランも新オープン。
4匹の愛犬と暮らす永井さんご家族とともに白馬岩岳マウンテンリゾートを満喫してきた様子をレポートします。
愛犬と大自然で遊べる「白馬岩岳マウンテンリゾート」とは?
白馬岩岳マウンテンリゾートは山頂テラスのHAKUBA MOUNTAIN HARBORをはじめ、春夏秋冬の美しい絶景を満喫できる人気観光地。
2023グリーンシーズンの営業期間は11月12日(日)までで、毎年10月頃には雪化粧の北アルプスを背景に紅葉も楽しめます。
ワンちゃんと一緒にゴンドラに乗れる!
山頂エリアへは白馬岩岳ゴンドラリフト「ノア」に乗り、約8分で到着!
ワンちゃん分のチケットも購入したのち、ケージに入らずそのまま乗ることができます。白馬村に住む永井さんご家族は白馬岩岳マウンテンリゾートへ頻繁に遊びに来ているそうで、ゴールデン・レトリーバーのつぶくんもまめくんも慣れたようにヒョイッとゴンドラに乗り込んでいました。
チケット購入時には「ペットをお連れのお客様へ」という案内とビニール袋などが渡されます。案内にはペット同伴不可の施設も書かれているので、マナーを守って楽しく遊びましょう。
山頂エリアは標高が高い分とても涼しく、歩きやすいよう整備されています。服装は特別な装備が必要なく、普段着でOKです。
豊富なフォトスポットが魅力
白馬岩岳マウンテンリゾートはとても広く、フォトスポットが盛りだくさん!
中でも外せないスポットが山頂テラス、HAKUBA MOUNTAIN HARBORです。白馬三山を含む北アルプスが一望でき、「すごい!」と声を出したくなるほどの絶景が待っています。
この場所はとても人気なので、ゆっくり撮影したい時は朝一番に訪れるのがおすすめ。この日は雲がかかってしまいましたが、晴れていると白馬三山の山頂も見えますよ。
ゆったり撮影したいなら「白馬ワン!テンハーバー」へ
「HAKUBA MOUNTAIN HARBORがちょっと混んでいるかも」という時に一押しの写真スポットが、HAKUBA WAN! TAIN HARBOR(白馬ワン!テンハーバー)!その名の通り、ワンちゃんたちと写真を撮るために設置されている絶景ドッグテラスです。
雨飾山(あまかざりやま)をはじめ新潟県と長野県にまたがる山々や小谷村を一望でき、こちらもHAKUBA MOUNTAIN HARBORに負けないくらいの絶景。自然の中で癒されるワンちゃんの写真が撮れますよ。
ワンちゃんと遊べる施設がいっぱい
約750平米のドッグランが新オープン!
記念撮影を楽しんだ後は、同じく山頂エリアにある、ねずこの森へ。2023年7月、グリーンシーズン限定で約750平米のドッグランがオープンしました。
地上と比べると山頂自体も涼しいのですが、ドッグランは木陰なのでさらに冷んやり!「涼しい〜!広くて、木陰で、ここならのびのび遊べますね」と、永井さんもワンちゃんたちも大満足の様子でした。
白馬岩岳マウンテンリゾート内は基本リードの着用が必要ですが、ドッグランのみリードを外してOKのエリアとなっています。
ボール遊びが大好きなつぶくんとまめくんは、永井さんに「投げて、投げて!」と言わんばかりにテンションUP!ダックスフンドのもちくんとミニチュアダックスフンドのクリスティンちゃんは木陰でのんびりお休み。
人間も、ワンちゃんも、想い想いの時間を過ごせます。ドッグランの地面は落葉樹のじゅうたんとなっており、フカフカでワンちゃんの足の負担も軽減できます。
ワンちゃんOKのカフェテラス「白馬ヒトトキノモリ」で休憩
続いて5線サウスリフトに乗り、芝生が広がる、白馬ヒトトキノモリへ。リフトは15kgまでの小型犬・中型犬限定で、ケージに入って乗ることができます。
リフトに乗ると、広がっているのは唐松岳(からまつだけ)や白馬三山!なんと、ここではワンちゃんと一緒に空中散歩を楽しめます。
白馬ヒトトキノモリは、CHAVATY HAKUBA(チャバティ白馬)でお茶を飲んだり、大自然を眺めたりと、のんびりできる標高1,100mの高原エリアです。
2023年4月にオープンしたCHUMS RIDGE(チャムス リッジ)では、CHUMSのタープの下でくつろぐこともできます。
白馬ヒトトキノモリを歩いていると、地面にいくつかの鏡が設置されています。これは幻想的な写真が撮れるフォトジェニックスポット!
地面スレスレにカメラを構えるとワンちゃんたちや白馬の大自然が鏡面に反射して、思い出に残る一枚が撮れますよ。
休憩はCHAVATY HAKUBAのドリンク&スコーンとともに。厳選されたスリランカ産ウバのアイスティーや白馬限定のクロモジを使ったスコーンなどを楽しめます。ワンちゃんは店内に入れませんが、外のテラスならOKです!
CHAVATY HAKUBAのテラスから見える景色も、これまた絶景。思わずワンちゃんと一緒に写真を撮りたくなります。
信州野菜を使った愛犬専用グルメも!
たっぷり遊んだあとは、ワンちゃんたちのごはんタイム。
カフェレストランのHakuba Deli(白馬デリ)では「信州福味噌 蒸しささみと温野菜」や「信州福味噌 ささみ野菜のスープご飯」といった信州野菜を使った愛犬専用メニューを注文できます。
永井さんの「よし!」という合図がかかった瞬間に、ワンちゃんたちはごはん目掛けて一目散!よっぽどおいしいのか、あっという間にすべて無くなってしまいました。
無添加で栄養バランスを考慮したメニューは、味も満点のようです。
愛犬と泊まれる!大型犬まで宿泊可能な「旅籠丸八」
白馬岩岳マウンテンリゾートへのアクセスは東京から車で約4~5時間。遠方から訪れる場合は一泊二日のスケジュールがおすすめで、愛犬と宿泊できるホテルも複数から選ぶことができます。
白馬岩岳マウンテンリゾートから車で約3分の便利な立地にある「旅籠丸八」は、壱番館〜参番館の3棟に分かれており、12室からニーズに合わせて客室を選択可能。小型犬1匹のみの客室、小型犬・中型犬・大型犬3頭まで泊まれる客室などが用意されています。
ワンちゃんが過ごすケージのほか、粘着クリーナー、ペット用ウェットシート、トイレシート、消臭効果のあるゴミ箱などワンちゃん用アメニティも充実しています。
さらに全室キッチン&乾燥機付き洗濯機が備わっているので、とても便利。すぐ近くのダイニングで信州の食材を使った夕食が食べられたり、車で約3分の白馬姫川温泉「岩岳の湯」に割引価格(250円)で入れたり、飼い主さんにとっても嬉しいお宿です。
愛犬と自然が楽しめる貴重なスポット
愛犬と一緒に楽しく自然を感じられる「白馬岩岳マウンテンリゾート」。
フォトジェニックな絶景スポットや木陰の新ドッグランを永井さんたちと一緒に楽しみ、何度も訪れたくなる理由がわかりました。
これからの季節はさらに涼しくなり、紅葉も楽しめます。家族の一員であるワンちゃんと行く白馬旅行を計画してみてくださいね。
今回紹介した場所
白馬岩岳マウンテンリゾート
住所:長野県北安曇郡白馬村北城12056
入場料(ゴンドラリフト・5線サウスリフト乗車代含む):大人(中学生以上)2,400円(税込)、小学生1,300円(税込)、未就学児 無料
HP:https://iwatake-mountain-resort.com/green
旅籠丸八
住所:長野県北安曇郡白馬村北城新田10816
HP:https://hatagomaruhachi.jp