しかし味付けや調理法が難しいイメージのある食材なので、まだチャレンジできていない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コクと旨味を感じるハニーマスタードのタレ、野菜の甘みがスペアリブとの相性抜群なたまねぎガーリック醤油のタレ、香り高いハーブスパイスのタレの3種類をご紹介。
どれも漬け込んで調理するだけの簡単レシピなので、ぜひ次回のキャンプでご活用ください。
スペアリブに合う漬け込みダレの作り方
これから紹介する3種類のタレの中から、お好みのものを選んで漬け込みスペアリブを作っていきましょう。
CHECK!
(1)ハニーマスタードのタレ
まずは、コクと旨味を感じるハニーマスタードのタレのレシピを紹介します。醤油ベースのタレなので、ご飯との相性も抜群ですよ。
材料は以下の通りです。
- スペアリブ 600g程
- 醤油 大さじ1
- 調理酒 大さじ1
- はちみつ 30g
- 粒マスタード 20g
粒マスタード以外の調味料をスペアリブとともに袋に入れ、味を揉み込みます。
1時間〜1晩程度漬け込むのがおすすめです。
炭火で温めたスキレットに、汁気をきったスペアリブを並べます。
遠火でゆっくり焼きながら、時々上下を返しましょう。
骨の横から串を刺し、中から赤い肉汁が出てこなければ焼き上がりです。
漬け込みで残っていたタレと、粒マスタードを入れ、スペアリブに絡ませながら焼いて完成です。
(2)たまねぎガーリック醤油のタレ
続いては、たまねぎの甘みがスペアリブとの相性抜群の醤油ダレです。
- スペアリブ 600g程
- たまねぎ 1個
- にんにく 大1片
- 生姜 10g
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
たまねぎ、にんにく、生姜をすりおろします。
1時間〜1晩漬け込んでから焼くと、まろやかな味のタレになりますよ。
食材を全て袋に入れ、全体を揉むようにして味をなじませます。
スペアリブを、漬け汁ごと鍋に入れて加熱します。
蓋をしながら弱火でじっくり加熱します。
骨から肉がホロリと外れるくらいになったら、蓋を開けます。
蓋を開けたまま煮詰めれば完成です。たまねぎの甘みを感じる、旨味たっぷりの煮込みスペアリブです。
(3)ハーブスパイスのタレ
最後は、香り高いハーブスパイスのタレです。
- スペアリブ 600g程
- 白ワイン 大さじ2
- クミンパウダー 小さじ1
- オレガノパウダー 小さじ1/2
- チリパウダー 小さじ1
- ローズマリー 1枝
- 塩 小さじ1弱
こちらも1時間〜1晩味をなじませましょう。中まで旨味が染み込んだスペアリブに仕上がります。
食材を全て袋に入れて、塩とスパイスを全体になじませるようによく揉みます。
汁気が残っていたら取り除いて、炭火の上にスペアリブを並べます。
時々上下を返しながら、遠火でゆっくり焼きます。
串を肉に刺し、透明な肉汁が出てきたら焼き上がりです。お好みでレモンを絞って食べても美味しいですよ。
美味しく仕上がる漬け込み方
漬け込み時間は1晩程度になることが多いと思いますが、事前準備として自宅で漬け込み作業まで終わらせておくといいでしょう。
今回ご紹介したレシピの場合、時間に余裕がある場合は2日程漬け込むと、中までしっかりと味がしみたスペアリブに仕上げることができます。
短時間で漬け込みたい時は?
漬け込み時間がなく、短時間で味を染み込ませたい場合は、包丁で何箇所か切り目を入れるといいでしょう。
もしくは、フォークや串を利用して何箇所か穴を開けることで、15分程度の漬け込み時間でも中までしっかり味のするスペアリブに仕上げることができます。
漬け込みスペアリブの上手な焼き方とは?
今回は、スキレット焼き、煮込み、炭火焼きの3種類の調理法でレシピを紹介しました。
骨つき肉のスペアリブは炭火やスキレットで焼く場合、遠火でじっくり焼くのが鉄則。肉厚な部位は特にしっかり焼くようにしましょう。ジューシーな肉の食感と、香ばしさが楽しめる仕上がりになります。
とろけるような柔らかい肉質を感じたい方は、煮込み料理がおすすめですよ。