ザ・ノース・フェイス、パタゴニア、コロンビアとともに、アメリカを代表するブランド『Marmot』(マーモット)をご存じでしょうか?
いまや防水透湿素材の代表選手となった「ゴアテックス」を、アウトドア界で最初に使用したのが、マーモット。
1976年にゴアテックス・ブランドとパートナー契約を結び、ゴアテックス・ファブリックを使用したテントや、ダウンパーカ、ビビィシェルター、ダウンの寝袋を、アウトドア界で最初に製品化しました。
最高品質のダウンジャケットや寝袋や、防水透湿ジャケットは進化を続け、アメリカのナンバーワン・アウトドア雑誌『Outside』の「Gear of the Year」や、『BackPacker』誌の「Editor’s Choice」を何度も受賞しています。
そんなマーモットが、東京・三鷹のアウトドアショップ『ハイカーズデポ』の土屋智哉氏の協力を得て、2016年に「Re:LIGHTPACKING」(リ・ライトパッキング)という新シリーズをはじめました。
「Re:LIGHTPACKING」とは、マーモットが1983年に提唱した「Light Packing Concept」の原点に立ち返り、「軽い」をテーマに、現代のアウトドアスタイルで使いやすい製品を開発する取り組みです。
土屋さんは、軽い装備で歩く「ウルトラライト・ハイキング」を日本に紹介した第一人者。水・食料・燃料を除いた装備の重量(ベースウェイト)が4.5kg以下の道具でロングトレイルを歩くノウハウや、軽い装備で歩くことの楽しさを伝えてきました。
その土屋さんの監修で生まれた「Re:LIGHTPACKING」。今シーズン注目の新製品は、こちらの「ZERO Nest Tarp」です。
なんたってすごいのは、「254グラム」と雨具としてはびっくりするくらいに超軽量なこと。
そして、「タープにもなる2WAYポンチョ」だということです。
山歩きの途中で雨が降ってきたら、さっとはおる。バックパックの上から着用できる大きめのサイズなので、寝袋や食料を濡らすこともありません。また、高い耐水圧・透湿性を誇る防水透湿素材を使用しているため、ムレたり結露したりしにくく、気分的にもたいへんに軽やかな雨具です。
キャンプ地に着いたら、タープとして張って、風の音に耳をすませ草木の香りにつつまれながら眠ることができます。
テントを持って行かない山旅は、荷物が軽いからラクチンですし、とてつもなく自由な感覚で歩けるんです。
また、実際にやってみると実感することなんですが、軽い道具で楽しんだほうが「自然との距離」も、ぐっと近くなるような気がします。
山やロングトレイルのような本気系アウトドアはもちろんですが、フェスやキャンプなど気軽な外遊びにも活躍しそうなアイテム。
シンプルで非常にかっこいいポンチョでもあるので、通勤鞄や出張道具に忍ばせて、折りたたみ傘代わりの旅雨具として普段使いしてもよさそうですよね。
「ZERO Nest Tarp」
ゼロネストタープ
¥37,000
マーモットが独自開発した超軽量防水透湿素材MemBrain®Strata™(12デニールナイロン)を使用した2WAYタープ。タープとしての用途以外に、裾をロールアップすることでレインポンチョとしての着用も可能に。高い耐水圧20,000mmと、透湿性20,000g/㎡・24h(B-1法)を兼ね備えており軽量・コンパクトで、携行性にも優れる。フルシームシーリング、リフレクトロゴマーク、スタッフサック付き。
◎お問い合わせ先:デサントジャパン株式会社 お客様相談室
0120-46-0310
◎商品ページ
http://www.marmot.jp/products/mens/jacketvest/002274.html