日本でも年々盛り上がりが大きくなっているイベント「ハロウィン」。
今回はそんなハロウィンにピッタリな、かぼちゃを丸ごと使ったグラタンレシピをご紹介。
かぼちゃはジャック・オ・ランタン風にデコレーションするので、お子様と作るのも楽しい一品になりますよ。
ちなみに、今回使用するのは普通のかぼちゃではなく、「坊ちゃんかぼちゃ」というミニかぼちゃ。
1個あたり約500gほどで、レギュラーサイズのメスティンと比べてもご覧のとおり。キャンプにも楽々持っていけるサイズ感です。
近頃はハロウィン需要の高まりからかスーパーやデパ地下などでも見かけるようになりましたが、人気のため時期が近づくと売り切れてしまうことも。
そのため、確実に手に入れたい場合はネット購入がおすすめですよ。
坊ちゃんかぼちゃのグラタンのレシピ
材料(坊ちゃんかぼちゃ2個分)
- 坊ちゃんかぼちゃ 2個
- ブロックベーコン 50g
- 玉ねぎ 1/2個(約150g)
- エリンギ 1本(約70g)
- 有塩バター 20g
- ピザ用チーズ 適量
- 刻みパセリ 適量
★グラタンソース調味料
- 薄力粉 大さじ2
- 牛乳 200ml
- 顆粒コンソメ 小さじ1
- 黒こしょう 少々
グラタンソースは薄力粉と牛乳でホワイトソースに。具材はベーコンと玉ねぎにエリンギをプラスして、うま味たっぷり濃厚な味わいに仕上げます。
作り方
坊っちゃんかぼちゃと言っても、皮の固さは普通のかぼちゃと変わりありません。そのため、あらかじめ自宅で坊ちゃんかぼちゃを丸ごとラップで包み、600Wのレンジで5分ほど加熱しておきましょう。
これで皮が柔らかくなって、キャンプでの調理やデコレーションが楽に進められますよ。
それでは、坊ちゃんかぼちゃでグラタンの器を作っていきましょう。まずは、上から2cmほどの部分を包丁で切り落とします。
続けて、スプーンで種とワタ、実をくり抜きましょう。
中がキレイに空っぽになればオーケー。
なお、今回はかぼちゃの実もグラタンソースに利用するので、別に取っておきます。
続いては器のデコレーション。ジャック・オ・ランタン風に仕上げるため、マジックで皮に下書きをします。
その下書きに沿って、包丁やナイフで浅く切り込みを入れましょう。
なお、レンジで加熱して柔らかくなっているとは言え皮の表面は滑りやすいので、ナイフなどの扱いには十分に注意してくださいね。
切り込みを入れた部分は、軽くこそげるようにすればポロッと簡単にはがれます。1つはスタンダードなジャック・オ・ランタンにし……
もう1つは驚いたようなコミカルな表情にしてみました。ネットで検索すればいろいろな表情が見つかりますし、自分で作ればデザインも自由自在なので楽しいですよ!
ここからは、グラタンソースの具材の下ごしらえ。まずは、玉ねぎを粗めのみじん切りにします。
続けて、エリンギを縦十字に切り、さらに1cm角に切りましょう。
なお、今回はエリンギを使用していますが、マッシュルームやしめじなどに置き換えて作るのもおすすめ。時短で作りたい場合は、きのこ抜きでもオーケーです。
最後にブロックベーコンを1cm角に切っていきます。
これで具材の下ごしらえは完了です。
ここからは、グラタンソースを作っていきます。まずは、フライパンに有塩バターを熱し、ブロックベーコンを中火で炒めます。
ベーコンから脂が出てきたら、玉ねぎを加えて弱火でしんなりするまで炒めましょう。
さらに、エリンギを加えてしんなりするまで炒めます。
薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒めたら……
一度火を止めて牛乳を3回に分けて加え、その都度滑らかになるまで混ぜながら弱火で加熱します。
写真のように、とろ~りクリーム状になればオーケー。
仕上げに取っておいたかぼちゃの実を加えて混ぜ、顆粒コンソメと黒こしょうで味を調えましょう。
これでグラタンソースは完成です。
できたソースをかぼちゃの器に詰めていき……
ピザ用チーズでフタをします。
ダッチオーブンに底網をセットし、底網が浸るくらいに水を入れたらかぼちゃをセット。
レンジ調理ですでにかぼちゃはある程度柔らかくなっているので、様子を見ながら弱火で10~15分ほど蒸し焼きにします。
キャンプで作る場合は上に炭をセットし、チーズに焼き色が付くまで焼けばオーケー。今回は自宅で調理しているので、バーナーで焼き色を付けて火から下ろします。
食卓に出したら、刻みパセリをちらして完成!小さなオブジェで、よりハロウィンっぽさを演出してみました。
一口頬張ると、かぼちゃと玉ねぎの甘み、ベーコンのコクとエリンギのうま味が溶け込んだホワイトソースはとろ~り濃厚。
角切りにした具材のおかげで食べごたえも十分で、「トリック・オア・トリート!」と叫びたくなるような味わいに仕上がりました。
かぼちゃグラタンは器も食べられて後片付けがラク!
今回はホワイトソースを手作りしましたが、時短で調理したい場合は市販のものに置き換えてもオーケー。
かぼちゃをくり抜いてソースを詰めて……と少し手間のかかるメニューですが、ジャック・オ・ランタンの器も丸ごと食べられるので、後片付けは楽々です。
それでは、デコレーションも楽しい坊ちゃんかぼちゃのグラタン、ぜひハロウィンキャンプで作ってみてください!