鳥取エリアをセクションハイクで楽しもう!
山陰海岸ジオパークトレイル約230kmは、27のセクションに分けられ、1〜11コースが鳥取県のエリアとなる。その最西端のコース1のデイハイクと、コース2と3のスポットを紹介する。
過去のコースはこちらからご覧いただけます。
https://www.bepal.net/tag/山陰海岸ジオパークトレイル
▶詳細トレイルマップはこちらからダウンロード!
歴史をたどる歩き道!
鳥取、兵庫、京都の日本海沿岸に延びる山陰海岸ジオパークトレイルは総延長約230kmのロングトレイルだ。27のセクションに分けられ、体力や時間に応じてプランニングできる海岸歩きとして人気上昇中である。
最西端に延びるコース1は、河川の流入によってできたビーチと岬が連続する海岸線の成り立ち、城下町が栄えた歴史を感じられるヒストリーロードだ。
青谷駅から勝部川に沿って日本海へ
山陰本線青谷(あおや)駅から勝部(かちべ)川に沿って日本海へ。日置(ひおき)川が合流するとすぐ目の前に海水浴場が広がった。2つの河川が山から運んできた遠浅の浜には波を待つサーファーが浮かんでいた。
穏やかなビーチから一転、夏泊(なつどまり)海岸は海へ迫り出す岩で釣り人が竿を垂らす岩礁地帯。江戸時代から続く海女漁を支える豊穣の海は、山の栄養が育む。長尾鼻を越え、魚見台(うおみだい)に立つと鳥取砂丘から白兎(はくと)海岸、姉泊(あねどまり)海岸と砂浜が足元へ続いていた。
鹿野城下町へ
黄金色に輝く田んぼの中を歩き、鹿野温泉に夕訪を誓い、鹿野城下町へ。城主・亀井茲矩(これのり)が江戸時代に整備した水路が碁盤の目のように流れ、その水で住民が里芋を洗っている。
太い梁と土間がある商屋造りの古民家を利用した食事処の暖簾をくぐると、鳥取とを繋ぐ鹿野往来を行き来する商人になったような錯覚に陥るのだった。
瓦屋根の古民家でランチ休憩
亀井茲矩によって造られた城下町
鳥取市鹿野往来交流館 童里ー夢に到着!
コース2の見所「吉岡温泉」
1000年以上の歴史をもつ鳥取市を代表する温泉。100%源泉掛け流しの立ち寄り湯「一ノ湯」と無料の足湯が2軒ある。どこも目が覚めるほどの熱湯!
コース3の見所「青島」「鳥取駅近温泉」
昨年グランピング施設がオープンした湖山池に浮かぶ青島。
鳥取駅周辺には温泉施設が点在し、一日の疲れを癒やしてくれる。写真はレトロな雰囲気の宝温泉。
歩いてポイントをゲット!「ポイント獲得ウォーク2023」今年も開催
歩けば歩くほど、道の駅や地元のお店、飲食店で使えるポイントがもらえます。例えば、このコースでは計300円相当のポイントをゲット。
実施期間:2023年9月11日~11月30日(ポイント交換期限:11月30日/利用期限:12月31日)
▶詳細はURLをチェック! https://sanin-geo.jp/play/geotrail/pointwalk/