日本の秋冬の食卓を彩る果物「柿」。じつは、そのまま食べるだけでなく、いろいろな料理に利用しても美味しい食材なんです。
そこで、今回は独特の甘みと渋みを楽しむことのできるサラダと炒め物のレシピをご紹介。
ぜひ、秋冬キャンプめしのレパートリーに加えてみてくださいね。
ちなみに、今回使用する柿は調理が楽な種なし柿。食感の好みは人それぞれですが、料理に使用する場合は少し硬めのものを選ぶのがおすすめです。
柿とチーズのマヨサラダ
材料(2人分)
- 種なし柿 1/2個(約220g)
- ベビーチーズ(スモーク) 4個
- ロースハム 2枚
- マヨネーズ 大さじ2
- 黒こしょう 少々
- 刻みパセリ 適量
1品目は果物と相性のいいチーズを使ったサラダ。切って和えるだけなので、朝食やおつまみにもおすすめのレシピです。
柿とチーズのマヨサラダの作り方
まずは、柿の皮をむいてヘタをくり抜き、1.5cm角に切りましょう。
今回は具材をすべて角切りにして、コロンと可愛らしく仕上げます。
ベビーチーズも1.5cm角に切ります。
チーズのフレーバーはスモークをチョイス。燻製の風味が柿の甘みと渋みを引き立てます。
最後に、ロースハムを1.5cm角に切ります。
具材を切り終えたら、ボウルに柿、チーズ、ハム、マヨネーズ、黒こしょうを入れて和えるだけ。
お皿に盛り付けて、刻みパセリをちらし完成!柿のオレンジ、チーズの黄色、ハムのピンクで寒い季節にピッタリな温かみのある彩りに仕上がりました。
一口頬張ると、柿の甘みにチーズのコク、ハムの塩気が絡んで絶品。
やさしい口当たりですが、ほんのり香る燻製の風味と黒こしょうがグッと味を引き締めてくれています。
よりさっぱり食べたいときはレモン汁をプラスしたり、パンチを効かせたいときは粗挽き黒こしょうで和えてみてくださいね。
柿と豚肉の炒め物
材料(2~3人分)
- 種なし柿 1個(約220g)
- 豚こま切れ肉 約200g
- カット白菜ミックス(玉ねぎ、にんじん入り) 1袋(180g)
- ごま油 小さじ1
- 焼肉のタレ(中辛) 大さじ1
- 塩コショウ 少々
- 刻みネギ 適量
2品目は、柿と同じく日本の秋冬の食卓を彩る白菜を使った炒め物。便利なカットものを利用するので、調理時間も約5分。手早くパパッと作れる時短おかずです。
柿と豚肉の炒め物の作り方
まずは、柿の皮をむいてヘタをくり抜き、縦半分に切って5mm幅の薄切り(半月切り)にします。
フライパンにごま油を熱したら、豚こま切れ肉を中火で炒めていきましょう。
豚肉の色が変わってきたら、カット白菜を加えて炒めます。豚肉から出た脂を野菜にしっかり絡めていきましょう。
野菜がしんなりしてきたら、柿を加え、さらに焼肉のタレを回し入れてサッと混ぜ炒めます。
仕上げに塩コショウで味を調えたら、火から下ろしましょう。
お皿に盛り付けて、刻みネギをちらして完成!白菜と柿のコントラストのおかげで、サラダと同じく寒い季節にピッタリの色合いに仕上がりました。
具材を口いっぱいに頬張ると、柿のとろりとした甘み、豚肉と白菜のうま味がジュワッと口の中に広がります。
調味料は焼肉のタレだけですが、フルーティーなコクのおかげでごはんにもピッタリの味わいに仕上がりました。
ちなみに、今回はカット白菜を利用しましたが、お鍋であまったものを利用するのもおすすめですよ。
柿で秋冬キャンプめしのレパートリーを広げよう!
紹介したとおり、柿はサラダや炒め物など、意外といろいろな料理に活躍する食材。
「冬場に食べすぎて飽きてしまった」という方でも、他の食材と組み合わせれば、きっと新しい味に出会えるはず。
ぜひ柿を利用して、秋冬キャンプめしのレパートリーを広げてみてください!