●キャンプ
奄美大島の公のキャンプ場は奄美の中心地・名瀬近くに1ヶ所、中部に1ヶ所、南部に1ヶ所。どこも利用料は安く、設備は充実しています。加計呂麻島では、実久、徳浜、スリ浜の3ヶ所がキャンプ指定地になっています。
小浜キャンプ場(テント持ち込みで6人まで1張り300円)は名瀬市街からバイクで15分ほど。現在改修中ですが、7月中旬に再オープンを予定しています。サイトの正面にはリーフに囲まれたビーチが広がり、釣りやスノーケリングを楽しめます。シャワー室や炊事棟、トイレを完備。
湯湾岳の麓、照葉樹森の奥深くに拓かれているのが「奄美フォレストポリス」。運動公園にキャンプ場を併設した大型の施設で、設備は充実しているものの利用者は少なめの模様。しかし、その人の少なさと山深さこそ魅力。ナイトハイクに出かければ、キャンプ場の近くでもアマミノクロウサギに出会うことができるかも? 利用料はテント持ち込みで6人まで1張り1000円、要予約。常設テントやバンガローもあります。人里を遠く離れた山中なので、買い出しは名瀬か古仁屋の周辺で済ませておきましょう。
奄美フォレストポリスキャンプ場TEL 0997-58-3166
http://www.amamiforest.com/
奄美大島南部の中心地、古仁屋からバイクで20分ほどの場所にあるのがヤドリ浜キャンプ場。トイレ、シャワー、東屋を備え、サイトの目の前には大島海峡越しに加計呂麻島を望む。利用料金は無料。
加計呂麻島のキャンプ指定地は徳浜、スリ浜、実久の3ヶ所。どこもトイレとシャワーが用意されており利用は無料。集落の区長さんへ利用を申し入れて許可を得るスタイル。島内では思うような食料を購入できないので、島に渡る前に用意して、ゴミは持ち帰りましょう。
淡いブルーが印象的な実久のキャンプ場。芝生の気持ち良いサイト。
徳浜は発達したリーフに守られた砂浜が広がり、子供を遊ばせやすい。