食材をスモークした「燻製」はお酒との相性も抜群で、キャンプでも大人気の料理です。とはいえ手間も時間もかかるので初心者にはちょっとハードルが高いかも……と思っていたら、燻製の魅力を手軽に味わえる調味料がありました。その名も「キユーピー 燻製マヨネーズ」。燻製名人のA-suke(エースケ)さんに、燻製マヨネーズを使った簡単でおいしいキャンプ飯レシピを教えてもらいました。
燻製歴30年! 小学生で目覚め、燻製名人の道へ

東京・水道橋のカフェ&バー「BASE CAMP」(ベースキャンプ)のオーナー・シェフ、A-suke(岡野永佑)さん。著書に『THE男前燻製レシピ77』『THE男前BBQレシピ77』 (以上、山と溪谷社)、『絶対うまい!メスティン キャンプめし』(コスミック出版)。燻製ワークショップや、焚き火を中心とした古きよきキャンプを楽しむイベント「男前キャンプ」を主宰。
「僕は水道橋生まれ、水道橋育ちの都会っ子なんですが、物心ついたころから自然に囲まれた生活にあこがれていました。小学生のころ、親父がフライフィッシングで釣ったマスをベランダで燻製にしてくれまして、それがウマいのなんの!子ども心に『燻したものにマズいものなし!』と思いましたね(笑)」
以来、ダンボールスモーカーでチーズやソーセージを燻す試行錯誤の日々をへて、32歳のときに自家製燻製メニューが楽しめる店「BASE CAMP」を開店。
「良質な脂を含んだ肉や魚、乳製品は、燻製することで食材の風味に深みが出ます。たいていの食材は燻製することでおいしくなりますよ」とA-sukeさん。
なるほど! 燻製の魅力はずばり「おいしさのボトムアップ」なんですね。
「かけるだけ」「つけるだけ」で燻製の深い香りを楽しめる
「僕はマヨネーズが好きなんですが、マヨネーズもときどき燻製しています。スモークするとお酒に合わせやすい大人のマヨネーズになって、野菜スティックにつけるだけで、いいおつまみになるんですよ。燻製したマヨネーズに明太子をあえれば、パンやクラッカーに塗ってもおいしいディップが出来上がります」
おいしそう! だけど自分でマヨネーズを燻製するのはちょっと……と思っていたら、「キユーピーの燻製マヨネーズを使ってみては?」とA-sukeさん。

野菜を大ぶりにカットするのがA-sukeさん流。「お好みの野菜で楽しんでください。彩りがあると食がすすむから、赤や黄色の野菜も入れるのがおすすめ」
「キユーピー 燻製マヨネーズ」とは、1925年に日本で初めてマヨネーズの製造・販売をはじめたキユーピーが2021年に発売したマヨネーズです。ふつうのお酢の代わりにスモークビネガーを使っているので、燻製特有の深みのある香りと卵のコクを気軽に楽しめるのだとか。
「自宅で燻製すると、煙やにおいが出るのでご近所さんのことが気になるけど、これなら煙臭くなりません(笑)。ポイントは、たっぷり使うこと。『キユーピー 燻製マヨネーズ』は香りが強過ぎず、ほどよい風味なので、合わせる食材そのものが持つ魅力も一緒に楽しめます」
A-sukeさんとしては、セロリにディップするのがとくにおすすめとのことですが、「マイルドな燻製の香りなのでニンジンやダイコン、キュウリなど、どんな野菜にも合いますよ」。
キャンプなら、途中の道の駅や直売所でシャキシャキのご当地野菜を入手して、ポリポリパリパリたっぷり食べるとおいしそうですね!
燻製の香りで、揚げたてポテトもとびきりのごちそうに!
「燻製って、温かい状態で楽しむと、さらに香り豊かになるんですよ」と、さらなるコツを教えてくれたA-sukeさん。そもそも燻製の香り成分は揮発性なので、冷たいより温かいほうが、よりしっかりと香りを感じられるんだそうです。
燻製マヨネーズも、温かい料理にかけると香りがいちだんと際立つのだとか。

「マヨネーズ自体に塩分があるので、ポテトには塩を振らなくてOK。揚げたてにたっぷり好きなだけかけてください。黒胡椒を少しひくと、よいアクセントになりますよ」
「僕のお気に入りは、揚げたてのフライドポテトにかけること。アクセントで黒胡椒や、甘くてスパイシーなパプリカパウダーを振ってもいいですね。あとは、タルタルソースのような感覚でサーモンや牡蠣、イカなど魚介のフライにかけても旨いですし、フライパンでソテーした白身魚に燻製マヨネーズをかけるだけで、ちょっと上品な一品が出来ます」
くう〜っ、たまらんっ。今夜にも作りたい!でも、A-sukeさんはそれだけでは満足しないようで……?!
「せっかくなら、この燻製マヨネーズを使って、キャンプならではの料理を作りませんか? しかも、めちゃくちゃ簡単だけど、見た目が映える料理を!」
はいっ!お願いします!(前のめり)
「用意するのは、焚き火です。キャンプ場に到着したら、まず焚き火をおこすという人も多いですよね。暖をとりつつ、火の世話をしつつ、焚き火ならではのコゲもいい調味料になりますよ」
焚き火で作る燻製マヨネーズレシピ
はやる気持ちとぐうぐう鳴るおなかを抱えつつ、A-sukeさんとフィールドへ。
「燻製の深い香りは、お酒との相性もいい。とくに、ピートが香るアイラ系シングルモルトウイスキーで作るスモーキーなハイボールだとベストだと思います。もちろんビールにも合いますよ!」
とのことで、お酒片手に楽しめる、簡単だけど本格的においしいキャンプ飯レシピ3品を教えていただきました。
焚き火で焼くとほくほく感抜群!
「じゃがいものホイル焼き 燻製マヨ&コンビーフ添え」

「じゃがバターのバターの代わりに燻製マヨであえたコンビーフを。牛肉の濃厚な旨味に燻製の深い香りがよく合います」
材料(2人分)
- じゃがいも…2個
- コンビーフ…1缶
- 黒胡椒…少々
- キユーピー 燻製マヨネーズ…大さじ6
作り方
【1】じゃがいもは皮ごと洗ってアルミホイルに包み、焚き火の端に置き、ときどき回しながら蒸し焼きにする。
【2】シェラカップなどで、燻製マヨネーズ、コンビーフを混ぜておく。

「コンビーフの旨みを、燻製マヨネーズがブーストしてくれます!」
【3】じゃがいもに火が通ったら4つ割りにして、2をたっぷりのせ、黒胡椒を振って出来上がり。
「じゃがいもは皮ごと水洗いして、水気が残った状態でアルミホイルで包み、焚き火に放り込んでおきましょう。加熱にだいたい30分。そのあとは火の横に置いておけば、ほくほくの蒸し焼きが小1時間ぐらいで出来上がります」
ほったらかしにして、あとは待つだけ。焚き火がおいしく調理してくれるので、超簡単です! ただし、加熱するときの火加減がポイント。いわゆる弱火状態の熾火に入れることが大事。火が燃え盛っている強火状態だと、周りは焦げているのに、中には火が通っていない……なんてことに。

串をさして、すっと通ったら4つ割りに。「切れ目がほくほくしているのもおいしく蒸し焼き出来たサイン」
A-sukeさんによれば、家のオーブンで焼くより焚き火でローストしたほうが、なぜだかほくほくとおいしく焼けるんだそうです。
「いもが焼けたら、そのまま燻製マヨネーズをかけるだけで十分旨いです。コンビーフがあれば、燻製マヨネーズをあえて、たっぷりとのせてください。コンビーフの肉と脂の旨みも相まって、ちょっとジャンキーで背徳感のある味がたまりませんよ!」
A-suke’s POINT
「じゃがいもは、男爵、キタアカリ、インカの目覚めなど、ねっとりホロホロッと仕上がるものが僕は好きです。サイズは、大ぶりなほうが食べ応えもありますよ。食べるときは『追いマヨ』をして、燻製の香りとまろやかさをプラスするのがおすすめです」
じゅわっと溢れる肉汁!
「焚き火ハンバーガー」

サイドにフライドポテトも添えれば、まるでお店のようなメインディッシュに。
「焚き火でパティを焼くのは、案外簡単で初心者にもおすすめですよ。面倒なら市販のハンバーグを焚き火で焼いて、好きな具材と挟んでもいい。簡単だから、今回はパティから作ってみましょう」
なんと! 豪快に頬張りたいハンバーガーも、焚き火で作れちゃうんですか!?
「ガツンと旨みが感じられるように、ビーフ100%のひき肉で作ります。パン粉とか玉ねぎとか、あれこれ混ぜなくてOK。キャンプにいろいろ持ってゆくのも大変でしょう?」
なるほど! ひき肉だけでもハンバーグって作れるんですね。玉ねぎのみじん切りが苦手な人でも安心です。
「味付けも、パティに塩胡椒する以外は燻製マヨネーズをかけるだけと、超シンプルです。肉の力強い味わいに、燻製の香りとマヨネーズのほどよい酸味がアクセントになって、食欲をそそりますよ。シュワッとハイボールやビールで流し込んでください」
材料(2人分)
<パティ>
- 牛ひき肉…200g
- 塩…2g
- 胡椒…少々
<そのほか>
- お好みのバンズ(丸パン)…2個
- トマト…1/2個(2スライス)
- レタス…2〜3枚
- スライスチーズ…2枚
- キユーピー 燻製マヨネーズ…お好きなだけ
作り方
【1】牛ひき肉と塩をボウルなどに入れ、粘りが出るまでこねる。胡椒を入れ、もう一度かき混ぜてから、2つのパティに丸く薄く成形する。
【2】バンズを半分にカット。焚き火で1の両面とバンズを焼く。トマトはスライス、レタスはバンズのサイズに折る。

パティは、バンズの1.2倍くらいの大きさに成形するのがポイント。「焼くと縮み、バンズサイズに焼き上がります」

つなぎを一切加えず牛肉100%の力強い旨みと肉々しさが味わえるパティ。スモーキーな燻製の香りが肉の旨味を一段と引き立てます。
【3】パティに火が通ったら、トーストしたバンズに「パティ、スライスチーズ、レタス、燻製マヨネーズ、トマト、燻製マヨネーズ、バンズ」の順番にのせて完成。
A-suke’s POINT
「一緒に添えるフライドポテトは、シューストリングカットタイプがおすすめ。細長いので火が入りやすく、スキレットなどで少ない油で揚げられます。2度揚げするとカラッと香ばしくなって、燻製マヨネーズの深い香りとよく合います。じゃがいもを切るのが面倒なら、揚げるだけの冷凍フライドポテトが便利ですよ」
深く上品な香りが鼻孔をくすぐる!
「オイルサーディンのオープンサンド」

濃厚な魚の旨みに、香ばしい燻製マヨネーズであえた玉ねぎのシャリッとした食感がよく合います!
「キャンプといえば、パンを使ったメニューを楽しむ人も多いですよね。燻製マヨネーズは、パンにもよく合います。スモークビネガーの豊かな香りで、シンプルなサンドイッチも、いつもとひと味違う奥行きのあるおいしさに仕上がりますよ」とA-sukeさん。
「今回は、燻製の香りと相性のよいオイルサーディンでオープンサンドを作りました。オイルサーディンは塩分の入っていないものを選んでくださいね。
バゲットは表面に軽く焼き目をつけると、外はカリッ、中はふわっと焼き上がります。バゲットの代わりにクラッカーに具材をのせてもOKです」
材料(2人分)
- オイルサーディン…1缶
- バゲット…1/2本
- 玉ねぎ…1/4個
- 黒胡椒…少々
- パセリ…少々
- キユーピー 燻製マヨネーズ…大さじ6
作り方
【1】玉ねぎはみじん切りにして、シェラカップなどで燻製マヨネーズと混ぜる。

燻製マヨネーズであえた玉ねぎはピクルスのようになり、辛みがマイルドに。「作ってすぐより、30分~1時間くらいなじませると食べやすいです」
【2】バゲットを1cmほどにスライスして焚き火で軽く焼いたら、1とオイルサーディン1尾をのせて、胡椒を振り刻んだパセリをのせたら完成。
A-suke’s POINT
「燻製マヨネーズは魚の缶詰全般と相性抜群。オイルサーディンの代わりにツナで作ってもおいしいですよ。その場合は、玉ねぎと一緒にあえて、バゲットにたっぷりのせてください。サバの水煮缶と燻製マヨネーズをあえたものをパンに挟んでサンドイッチにしてもいいですね。燻製マヨネーズであえた玉ねぎは、クーラーバッグに作り置いて、翌朝のサンドイッチにアレンジするのもおすすめです」
燻製マヨネーズで、キャンプをもっとおいしく!

燻製のよい香りを利かせた絶品キャンプ飯。暮れゆく1日を振り返りながらのんびり気ままに楽しむのにもってこいです。
「今回の3品は、燻製マヨネーズでちゃんと味が決まるから、料理初心者でも簡単においしく作れます。マヨネーズが好きなら、味見しながら分量よりたくさん入れるのもあり。じゃがいもを旬のカブに代えてもおいしいし、ハンバーガーにアボカドやピクルスをはさんでもバリエーションが広がりますよ」
「アウトドアの遊びって、予定調和じゃつまらないでしょ? 焚き火に四苦八苦したり、具材はどうしようかなって工夫したり、仲間との会話を楽しんだり、想定していなかった余白の時間が楽しいと思うんです。燻製マヨネーズみたいなおいしい調味料があれば、心の余裕が生まれて、+αの時間をもっともっと楽しめると思います」
キャンプ料理のお供に「燻製マヨネーズ」
キユーピー 燻製マヨネーズ
マヨネーズ本来の卵のコクとおいしさはそのままに、スモークビネガーを使用して燻製の深い香りを楽しめる「大人のためのマヨネーズ」。スティック野菜、ゆで卵、チーズなど、いつもの素材にかけたりあえたりするだけで、お酒によく合うおつまみに!
⇒燻製マヨネーズ特設サイトはこちら
提供/キユーピー