テレビや動画配信サイトなどで見かけることも多い「DIY」。
DIYとは「自分自身でやる」という意味の「Do it yourself」を略した言葉で、自分で何かを作ったり修繕したりすることを指します。
動画などで100円ショップやホームセンターなどの材料を使って便利な家具やアイテムを作っている姿を見て、興味を持った人や実際に始めてみた人も多いのではないでしょうか?
何を隠そう私もDIYにチャレンジしてみたいと思い、まずは「インパクトドライバー」を入手してみました。
DIYではネジを打つシーンが多くあるため、インパクトドライバーを持っていると何かと便利です。
ということで、実際に初心者がインパクトドライバーを初めて使用してみた感想や便利だった点、おすすめする理由などを紹介していきたいと思います。
インパクトドライバーってなに?
そもそもインパクトドライバーとは、ネジを締めるための電動工具の一種。
幅広い用途や作業性の良さから、簡単なDIYだけでなく、大工や本格的なDIYのシーンでも活用されています。
インパクトドライバーの特徴は、ネジを締める際に回転方向にインパクト(衝撃)を加えることで、より強くネジを締められるところです。厚みのある木材にも、しっかりと固定することができます。
また、切り替えスイッチを操作することでネジを緩める作業も可能。取り外しでも活躍します。
似たような工具で「電動ドライバー」がありますが、こちらは回転の機能のみとなります。
インパクトの有無が大きな違いになり、締め付ける力がインパクトドライバーほど強くありません。シーンごとに使い分けてもいいかもしれませんね。
実際にDIYにチャレンジ!
インターネットで「ハイコーキ」の『10.8V コードレスインパクトドライバ』を購入し、さっそくDIYにチャレンジ。
猫のごはん台や、簡単なキャットウォークを作ってみました。
ごはん台
いただきもののタオルが入っていた桐箱に、木材(2×4材)を脚として取り付けた簡単なごはん台です。
作り方は、インパクトドライバーを使用して4箇所をネジで固定するだけ。長めのネジを使用しましたが締め付けるパワーが強いので、簡単にネジを締めることができました。
木材のヤスリがけも含めて、所要時間は約10分ほどで完成しました。
捨ててしまう予定だった桐箱を再利用できたのは、DIYのメリットですね。
キャットウォーク
天井と床に木材(2×4材)を固定します。その木材に棚受けを取り付けて、天板をネジで固定します。
こちらもごはん台と同様に、ネジで部品と木材を固定するだけの簡単DIY。とてもシンプルな構造ですが、DIY初心者の私でも猫が楽しんでくれるキャットウォークを作ることができました。
全体の所要時間は約1時間程度。インパクトドライバーを使用したおかげで手作業でネジを締める方法よりも、短時間の作業で完成しました。
なお、ごはん台もキャットウォークもDIY初心者の私が作成しております。似たようなものを作る際はご自身で詳しい作り方を調べ、危険のないようお作りいただければと思います。
インパクトドライバー初体験の感想
初めてチャレンジしたDIYでインパクトドライバーを使用してみましたが、初心者の私でも扱うことができました。
よりよく使いこなす上では細かな技術が必要かもしれませんが、ネジを締める・緩めるという点に関しては、初めてでも難なく行うことができるでしょう。
工具自体にパワーがあるため余計な力を入れずに済みます。力に自信のない方でも使えるのが嬉しいポイントです。
ただし、慣れるまでは回転の操作をする“トリガー”部分の力加減には注意が必要です。
あまり強く握ってしまうと木材が割れてしまったり、想定以上にネジが深く入ってしまったりして、思わぬ事故に繋がってしまう可能性もあるので気をつけましょう。
また、使用の際は安全に配慮して周りに危険なものがないか確認した上で、手袋をはめて作業を行うなどしましょう。
おすすめする理由3選
1.作業が楽になる
ネジを普通のドライバーで締めるのは、とても力が必要で大変な作業になります。
ですが、インパクトドライバーを使用することで簡単にネジを締めることが可能に。
時間も大幅に短縮できるので、持っておいて損はないと思います。
2.穴あけなどもできる
“ビット”と呼ばれる先端の工具を付け替えることで、穴を開けたりすることもできます。
サイズや種類もたくさんあるので、使い分けをすることでDIYの幅が広がります。
3.DIYが楽しくなる
私の考える最も重要なポイントが「楽しめるかどうか」。
インパクトドライバーがあることでDIYの可能性が広がるので、作ってみたいものが増えていきます。
そのワクワク感こそがDIYの楽しみ方の一つだと思うので、1台持ってみることをおすすめします。
インパクトドライバーで楽しいDIYライフを!
初心者でも扱うことのできるインパクトドライバーで、DIYがもっと楽しくなること間違いなし。
種類も豊富なので、用途などを考慮しながら自分に合った1台を見つけてみてくださいね。
使用の際は必ず手袋を着用して、くれぐれもケガのないようにDIYライフを楽しんでください。