調理に便利なアイテムを数多く提供している100均には、アウトドア用として使える日常用品も多くあり、私たちのキャンプを快適にしてくれます。
アウトドアライターの私も100均にはいつもお世話になっており、最近新たに気になる調理アイテムを発見!
それが、今回ご紹介するダイソーの「抗菌べんりシート」です。
シートといえばまな板シートやクッキングシートを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、今回ご紹介する抗菌べんりシートは少し違います。
キャンプでも実際に使ってみたので、気になる使い方やアウトドアでの活用法をぜひチェックしてみてください。
ありそうでなかった!抗菌べんりシート
抗菌べんりシートはさまざまな使い方が可能。
パッケージから出してみると、ビニール袋を広げたような見た目をしています。
まずは、ありそうでなかった抗菌べんりシートの特長からご紹介します。
抗菌シートで衛生的
抗菌べんりシートは名前のとおり抗菌されているので、食材を直接上に置いても衛生的に使えます。
素材はポリエチレンで強度もあるので、やぶれにくいのもポイントです。
カット済みですぐに取り出せる
抗菌べんりシートは一枚一枚カットしてあるため、すっと取り出してすぐに使えます。
公式サイトによると一枚のサイズは45×30cmで、大きめのまな板も覆える大きさです。
においや色移りを防ぐ
下味をつけたお肉を包むこともできる抗菌べんりシートは、においや色移りを防ぐ効果もあります。
冷蔵庫はもちろんクーラーボックスの中でもにおいが移りにくいので、まさにキャンプにも最適ではないでしょうか。
アイデア次第でさまざまな使い方ができる
抗菌べんりシートは、クッキングシートとは異なり熱に弱いため、直接鍋に敷いて使うことはできません。
一方で、食材の下に敷いたり包んだりして衛生的に取り扱えます。
たとえば下味をつけるときに袋のように使ったり、食材を包んで持ち運ぶ際に使ったりすることも可能です。
抗菌べんりシートはキャンプでどれだけ使えるのか?
抗菌べんりシートがキャンプでどれだけ活躍するのか、実際に使って試してみました。
使ってわかったキャンプでの用途は次の5つです。
使い方その1:まな板シート
まずは、まな板シートとして使ってみました。
包丁でシートが破れてしまうのでは? と心配しましたが、抗菌べんりシートを傷つけずに食材をカットできたのでまな板シートとして十分使えました。
使い方その2:下味をつけるときに
正直、下味をつけるならポリ袋のほうがやりやすいと思っていました。
しかし実際にべんりシートでやってみたところ、調理の際に便利さを実感。
抗菌べんりシートは袋状ではないため下味をつけたお肉が取り出しやすく、スムーズに鍋に食材を入れることができました。
使い方その3:食材を並べるお皿として
抗菌べんりシートは野営キャンプや登山などで洗い物を減らしたいときに、食材を並べるお皿としても使えます。
実際にキャンプで使ってみると、ちょっとしたおやつを乗せるのにちょうどいい大きさで、食べきれなかったものを包んで保存もできました。
ただし、風が吹くと飛ばされそうになるので、風が強い日は重しなどで押さえておく必要があります。
抗菌べんりシートをお皿として使う方法は、「キャンプよりも災害時に役立つのでは」と感じました。
使い方その4:ワンハンドフードに
パンやおにぎりなどのワンハンドフードを食べるときにも最適でした。
手洗い場が近くにないテントサイトだと、手の汚れが気になることもあります。
しかし、抗菌べんりシートがあれば直接手を触れずに食べ物を取れるので衛生面でも安心です。
使い方その5:肉や魚の冷凍に
抗菌べんりシートは−30度Cまで耐えられるので、肉や魚の冷凍におすすめです。
豚バラ肉などは1枚ずつ抗菌べんりシートを挟んで冷凍すれば、肉同士がくっつくこともありません。
写真のような方法で冷凍しておけば、シートから外してお肉をそのまま鍋に入れてもすぐに火が通ります。
ちなみに抗菌べんりシート1枚で、豚バラ肉を7枚包むことができました。
抗菌べんりシートを家だけで使うのはもったいない!
抗菌べんりシートは調理だけでなく、食事のときにも使える万能アイテムです。
手洗い場がない野営キャンプに持っておくと重宝すると思います。
サステナブルの観点からキャンプで毎回使うというよりは、いざというときのアイテムとしてギアケースに忍ばせておくのがおすすめです。
ダイソー|抗菌べんりシート
商品サイズ:30cm × 0cm × 45cm
内容量:30枚入
材質本体:ポリエチレン -30度C