アメリカ発のGPS機器を販売するガーミンは、2023年10月11日にスマート機能に加え、ライフログ・健康サポート機能が加わりさらに充実した「vívo」シリーズの最新モデル「vívoactive 5」を発売しました。
今回は最新モデルとともに、Garmin アンバサダーに就任したモデル・俳優の朝日奈 彩さんが登壇する発表会が開催されました。
スマートウォッチエントリー層にも使いやすい最新モデル「vívoactive 5」
Garminは1989年にアメリカ・カンザス州で設立。現在、本社はスイスにあり、航空・船舶・自動車・コンシューマー向けなど累計約2.5億台以上のGPS機器の出荷実績があります。設計から開発、製造、販売までを自社で行なっています。
自分の身体機能の向上のためにアスリートはデータを活用していますが、自分のライフログデータをうまく活用することは誰にとっても大切なこと。最新モデル「vívoactive 5」は、アスリートが求める品質、性能そのままに、スマートウォッチを初めて使う人にとっても使いやすく、かつ手に取りやすい3万9,800円(税込み)という価格。これは、最近時計を着けていない人でも手を出しやすいのではないでしょうか。
睡眠や自分のエネルギー残量を見える化して自分の体調を管理する
ウェルネスライフをサポートするツールとして「vívoactive 5」で新たに加わった機能は2つ。
1.身体のエネルギー消費量を数値化した「Body Battery」をアップデート
「vívoactive 5」はウォーク、ラン、筋トレ、プールスイム、ゴルフ、カーディオ、ブレスワーク、ヨガ、ピラティスなど30 種類以上のスポーツアクティビティに対応。運動の記録を残すだけではなく、運動の効果、さらに急速なアドバイスもしてくれます。運動効果を見える化する機能としては、筋トレ時に鍛えた筋肉部位をグラフィックで表示する機能や、 運動の内訳をより詳細に知ることができるトレーニング効果の機能も搭載。また、 次の運動までどれぐらい休息をとればいいかを教えてくれるリカバリータイムの機能もあるので、オーバートレーニング予防にも。
今回のモデルではさらに、昼寝や仮眠などを含む睡眠、アクティビティ履歴、心拍データなどに基づくストレスなどを分析。体のエネルギー残量を数値化し、よりパーソナルな指標を提示するだけでなく、現在の状態をもとに、具体的なアドバイスを提案できるようになりました。
2.睡眠管理機能がさらに充実
これまでのモデルでは睡眠の質を0~100の数値で示す睡眠スコアが入っていましたが、新たに「睡眠コーチ」「お昼寝検出」「HRV(心拍変動)ステータス」を搭載。より質の良い睡眠を得るためのアドバイスをデータから導き出し、提案してくれます。
Garminアンバサダーに朝日奈彩さんが就任!
今回、同時に発表されたのが、Garminアンバサダーにモデル・俳優として活躍されている朝日奈彩さんの就任です。
ガーミンジャパン プロダクト・マーケティング 藤原加七絵さんによると、朝日奈さんを起用した理由は、女性ユーザー層の拡大を狙ってのこと。
「Garminを利用している男女別でスマートウォッチ所持率を見ていくと、 2018年から2022年までに女性のシェアが 2.3倍に増えているものの、まだ全体の30%にとどまっています。一方で、スマートウォッチの使用が日常化している欧米諸国では、 女性の所持率が55%と半数を占めていることが判明。このことから、 日本の女性の所持率も増加していくことが予想されます。こうした背景をもとに、女性市場拡大さらに図っていくため、モデル、俳優として多忙な毎日を送りながら、多くのスポーツを生活に取り入れ、 健康的な美しさを体現する朝比奈さんを通じて、多くの方にGarminというブランドを知っていただき、 目指す世界観を表現してまいります」(ガーミンジャパン 藤原さん)
GARMIN https://www.garmin.co.jp/
取材・文/北本祐子