初めに持つべき刃物は、大ぶりの「シースナイフ」だ!
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナイフ・刃物・マルチツール

    2017.07.15

    初めに持つべき刃物は、大ぶりの「シースナイフ」だ!

    1本のナイフで、薪を小割りに裂き、魚をさばき、寝床を作る。便利なギアがないから、自分の頭で考え、いろいろと試行錯誤してみる。そうしていくことで、自然により深く入り込み、さまざまな知識を
    得ていく。

    ナイフ1本でアウトドア遊びを完結したとき、オーバーではなく、生き物としてひとつ強くなった感覚を得られるはずだ。

    モノがあふれる今だからこそ、あえて便利なギアを手放して、1本のナイフを手にしてみる。いままでとはまったく別種の、充実したアウトドア時間を過ごすための鍵。それは1本のナイフなのだ。

    初めて、ナイフを持つときお勧めなのは、「シースナイフ」だ。シースナイフとは、ナイフブレード(刃)とハンドルが一体構造になっているもの。そのため、頑丈な作りで、バランスよく握れて扱いやすいのが特徴で、ベルトに通せる「シース」(鞘)で携帯する。削る作業から、たたき切る、割るといった大きな力を加える作業まで、これ一本でこなせてしまう汎用性の高さが魅力。野遊びサバイバル術のいちばん基本の道具だ。

    オススメのシースナイフ

    ICカット/V金10号
    ダマスカスシースナイフ

    ブレードは、ステンレス鋼を重ねたダマスカス鋼。切れ味は鋭利で持続性もいい。切る、削るなどの軽作業から獲物の解体まで、幅広く活用できる。カリン材ハンドルは木目が個性的で、しっかり握れる形状だ。レザー製シース付属。
    ◎宗正刃物総本社 http://munemasa.co.jp/


    サヤはベルトなどに通す
    シース(鞘)という名前のとおり、使わないときは鞘に収納。取り付け位置は腰の真横。前に付けるとしゃがんだときに干渉するし、後ろに付けると座ったときに下敷きにしてしまうからだ。


    ●衝撃に強く、たわみにくいフラットグラインドを選べ!
    シースナイフは可動部がないぶん、頑丈な作りになっている。汎用性の高さを重視するなら、ブレード断面がV字になっている「フラットグラインド」がおすすめ。ブレードに厚みがあるので、たわみにくく、衝撃にも強い。セレクトする際には、重心や握りやすさにも注意したい。

    ◎監修/荒井裕介 ◎イラスト/西田真魚 
    ◎構成/櫻井 卓、鶴田康男 撮影/高橋和幸

    NEW ARTICLES

    『 ナイフ・刃物・マルチツール 』新着編集部記事

    本国のみだったモーラナイフ「ダーラレッドカラー」が遂に日本上陸!ガーバーグ2種、カンスボルの3本

    2024.12.18

    手斧おすすめ12選|薪割りを快適に!扱いやすく丈夫な人気モデルを紹介

    2024.12.06

    モーラナイフの人気キッチンナイフシリーズ「クラシック 1891」が廃盤から完全復活!

    2024.12.05

    キャンプ用ナイフの正しいお手入れ方法は?オフシーズンの保管が大切

    2024.11.13

    日本は限定300本!ビクトリノックス「ウィンターマジック」2024年は雪景色のグラフィックだ~

    2024.11.12

    キャンプ料理におすすめ「ハンディーCAMP包丁」!よく切れて、つぶす、運ぶも自在

    2024.11.10

    キャンプの料理に必要な道具は?編集部おすすめのアイテムも紹介!

    2024.11.01

    マルチツールの2大ブランド!ビクトリノックス&レザーマンのおすすめ8選

    2024.10.02