東京都渋谷区といえば、渋谷駅周辺はSHIBUYA109をはじめ、様々なファッションビルが立ち並ぶ。そして原宿方面を歩けば、THE NORTH FACEやPATAGONIAをはじめ様々なアウトドアブランドの直営店がたくさんある。
そのほかにもエリアごとに色々な顔を持つ渋谷区は、日々変化を繰り返す情報発信の街、尖った印象が強い。
そんな渋谷にも、”ウィルダネス町”ともいうべきワイルドな場所がある。場所は渋谷駅と代官山駅の間くらい。図書館や学校があるエリアで、ここは都心の風に疲れたときに避難するのに最高の場所なのだ。
さて、僕が「東京都渋谷区ウィルダネス町」とよんでいるその場所には、どんな自然があるのだろうか?
さっそく赤いものを選び口の中へ放り込み、ねっとりした甘みを堪能。
近所の方に聞いてみると、ここのイチョウはなかなか大粒の実が採れるらしい。秋にもう一度来よう。
久しぶりに蜜を吸ってみると、なかなかの甘みで美味しかった。
ドクダミ。
お茶にしたら旨いけど、そのままだとちょっと臭いがきつい。
全長は90cmほどと大きめ
これもある意味食べられるといえば食べられる…
書くものを忘れたらこいつをパキッと折って使えばOK。
濃い黄色の染料が出てくる。
※かぶれなど注意!
もう少し早ければサラダにできたかなぁ。
いかがだったでしょうか?
「見た目」はコンクリートジャングルだけど、じっくりよ~く見ると、実に変化に富んだ自然に囲まれているのが渋谷の面白さなのだ。
この日はそのほかにも、クワの実、サンショウの木なども発見した。渋谷区ウィルダネス町には、食べられるものや面白い自然まで様々な魅力が詰まっていた。
大阪、神戸、仙台、博多…今まで僕が出張で行った都市部にも、こういう自然がたくさん存在している。
みなさんも、ちょっと時間が出来たらウィルダネス町を探してみてはいかがだろうか?
<注意>
採取や味見をする場合は、毒草ではないか? 周辺に薬はまかれていないか? 禁止になっていないか? をなどを確認してから楽しむようにしましょう!
◎構成=長谷部雅一