アウトドアがより快適になるおすすめアイテム!「細引き」の活用法をご紹介
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    2023.11.10

    アウトドアがより快適になるおすすめアイテム!「細引き」の活用法をご紹介

    細引き

    筆者私物。

    登山・キャンプ・釣りなど、アウトドアの多くの場面で使用されるロープ。

    クライミングで使用される本格的なものからテントの設置やアクセサリーに使用されるものまで、一本で非常に多様な使い方が可能な優れものです。

    今回は、数あるロープの中でも、「細引き」と呼ばれるロープの使い方などを紹介します。

    細引きは日帰りから宿泊、テントの設営やアクセサリー用途など、使い道が多くあるとても便利なロープです。

    ぜひ、この記事を読んで、アウトドアをより快適にする参考にしていただければと思います。

    細引きってなに?

    細引き

    好きな長さで入手できるので助かる。

    細引きとは、簡単に言えば1~8mmくらいの太さのナイロンで作られた紐のことです。

    道具をまとめたり、テントの張り網など、アウトドアのあらゆるシーンで使われています。

    その便利な性質ゆえカラーリング、太さなどが豊富に展開されているのも特長の一つです。

    アウトドアショップでは量り売りをしてくれるところもあり、アウトドアユーザーにとって欠かすことのできないアイテムと言っても過言ではありません。

    また、クライミングで使われる高強度でコストがかかるロープと比較すると、安価で入手しやすいのもポイント。

    筆者は、細引きを犬のリードに活用したりと、日常生活でも役立ています。細引きがないと生活に支障が出るレベルで重宝しています。

    細引きの特長

    豊富なサイズで広がる用途

    細引き

    細いものはまとまった長さで入手できる。

    細引きは多くのサイズが展開されています。

    細いものは1mm、太いものなら8mmまでラインナップされており、用途に合わせた細かいサイズ選びが可能になっているのが特長です。

    選び方は人それぞれですが、強度が求められず小物同士を繋ぐのには細いものがおすすめ。

    タープやツェルトの支点として使う場合は、やや太めのものを選ぶのがおすすめです。

    筆者的には、4mmや5mmの細引きが汎用性に優れていて使いやすいと思っています。支点として使うのはもちろん、靴のソールが剥がれてしまった場合に結んで応急処置をしたり、靴紐が切れた場合に代用したり、道具の落下防止で使ったりなど、4mmや5mmのものは強度と重量がちょうど良いです。

    4mm以下の細引きはデジタルカメラのストラップとして、8mmの太いものはロープワークの練習で使うなどしています。

    使い方に合わせられる多彩なカラー

    細引き

    明るい色は視認性が高い。

    明るい色合いから落ち着きのある色まで選べるのも、細引きの特長です。

    明るい色の細引きは、人が多いキャンプ場で目立つ張り網として、また暗所で荷物を吊るす際におすすめです。

    反射材が使われているものだと、さらに視認性が高く便利です。

    一方で落ち着いた色は、野営で自然に溶け込みたい場合などに使っています。

    細引きの基本的な使い方

    道具を吊るして野営を快適に

    細引きとランタン

    吊るすだけで野営の快適度はぐんと上がる。

    細引きの使用方法の王道であり、とても役立つのが、道具を吊るすというものです。

    キャンプなどで連泊する際に衣服を乾かしたり、ランタンを吊るして夜の視界を広げたりなど、道具を吊るすだけで野営地での快適性が大きく向上します。

    家の中なら床に置いてもなんら問題ありませんが、枯れ葉や小さな枯れ枝などが堆積しているフィールド上に道具を直置きしていると、道具が壊れたり紛失したりしてしまうことも。

    筆者にはこうした失敗をすることが登山やキャンプを始めた頃はとても多かったのですが、吊るすようになってからはこのような失敗が少なくなりました。

    道具を吊るす際の細引きのおすすめサイズは4mmや5mmで、あまりに重たいものを除けば吊るすことが可能です。

    タープやツェルトの支点として

    テントとツェルト

    沢沿いでツェルトを張る。

    支点を作ることで自立するツェルトは、細引きが欠かせません。

    また、タープの生地を広げてテンションをかけ固定するのに使います。

    タープを購入すると、よくセットで張り網が入っていますが、長さや太さがいまいち使いづらかったり、使っていると耐久性が低くなっていく場合があります。

    快適に使うためにも、その野営地に合った細引きを自分で用意するのがおすすめです。

    例えば、筆者はキャンプ場でタープを張る場合にはメインで6mmや8mmなどの太い細引きを使い、四隅には細めの細引きを使うなどしています。

    スリングにして使い方を広げる

    細引きとカラビナ

    スリング状にするとさらに多彩な使い方ができる。

    一本の細引きをスリング(輪っか)にして使うことで、細引きの使い方はより広がります。

    道具を吊るす際にスリング上の細引きを追加すると、道具が左右にずれることなく固定されたり、カラビナと合わせて使うことで道具の付け外しが容易に行えるようになったり、といった利点が生まれます。

    この他、タープを一定の張りで保たせることができるなど、細引きの使い方のステップアップとして覚えておくと便利ですよ。

    便利な細引きを使って登山やキャンプを快適に!

    細引き

    細引きがないと登山やキャンプが成立しない時も。

    ナイロン製の紐である細引きは、道具を吊るしたりテントの張り網として使ったりなど、多様な使い方ができるアイテムです。

    豊富なサイズとカラーリングでユーザーに合わせた使い方ができるので、アウトドアでは幅広く活躍してくれるでしょう。

    登山やキャンプを快適にしてくれる細引き。ぜひ使ってみてください。

    筆者プロフィール
    私が書きました!
    アウトドアライター
    北村一樹
    関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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