京浜急行電鉄とスノーピークが神奈川・三浦半島に「snow peak glamping京急観音崎」を観音崎京急ホテル運営のもと、常設グランピング施設をオープンしました。すっかり定番化したといえる「グランピング」ですが、ついにスノーピークも参戦ですよ。
宿の目の前には東京湾の絶景! 徒歩10分圏内にビーチがあり、釣りスポットも。
宿泊施設は、スノーピークが世界的建築家・隈研吾氏とコラボレーションした「住箱」(2017年6月号のBE-PALにも掲載中)。
ソファは「ラックソットマルチスターターセット」、テーブルは、「ワンアクションテーブル」など、スノーピーク製品が使われている。室内の広さは約11平米。
自然派のためともいえる、このモバイルハウスはとにかく「木」にこだわっていて、外壁、内壁ともにヒノキ合板を使用。木のパネルを組み合わせた様なデザインは、モバイルハウスということを一切感じさせず、逆に木のぬくもりに包まれているような気持ちになれます。「住まいと自然との関係を取り戻したい」という、隈さんの想いがこめられているそうです。宿泊施設としては小さいかな? という印象もありますが、それが逆に秘密基地のようで、なんだかワクワクしますよね!
デッキには、「Take!チェアロング」と焚き火台が置いてあり、海を眺めながらのんびりと過ごせる。夕食のデザートには、マシュマロが準備されているので、それを焚き火台で焼いて食べたい!
食事は、三浦半島の食材をふんだんに使用した料理を観音崎京急ホテルのシェフが提供。キャンプの醍醐味ともいえる料理を自分たちで準備しないのは、ベテランキャンパーにとって物足りないかもしれませんが、基本的には火おこしや食材の準備をしてくれるだけで、肉を焼いたりなどの調理は、自分たちが行ないます。キャンプで面倒な作業はおまかせして、楽しい部分だけを味わえるってわけです。
夕食の一例。三浦半島の新鮮な野菜やハムなどのオードブル→三浦の海鮮を使ったブイヤベース→肉や野菜のBBQと、レストランのフルコースのように提供してくれる。
朝食は、スノーピークのホットサンドメーカーを使って自分たちで作る。「長井産の鶏卵」など、朝食も地元の食材が満載。
入浴は、ホテル併設の「SPASSO」を利用でき、23時までは何回入浴してもOK。露天風呂のほか、各種サウナ、ヒーリングルーム、ボディケアルーム、エステルームなども用意完備されていますよ。トイレは、ホテル内を利用できます。
1泊2食つきで1棟5万円~と、尻込みしてしまいそうな金額ですが、たまの贅沢、自分へのご褒美……など理由をつけて、夢のようなキャンプを体験してみるのも、キャンパーにとって新しいチャレンジかもしれませんよ!
snow peak glamping 京急観音崎
所在地:神奈川県横須賀市走水2-1157-2
アクセス:京急 馬堀海岸駅からバスで10分、タクシーで7分。馬堀海岸駅~観音崎京急ホテル間で無料シャトルバスを運行。
駐車場:観音崎京急ホテルの駐車場を利用可能。宿泊者は無料
客室数:3室(モバイルハウス)
料金(1泊):平日・日曜5万円~、土曜・休前日5万9000円~
Webサイト: http://www.kannon-kqh.co.jp/lp/glamping/