この摩訶不思議なキャンプサイトを実現しているのは数々の光りモノたち。プロジェクターから、七色の光を林に投影し、テント内にはミラーボール型スピーカーを仕込む。キャンプの定番である焚き火の煙は、舞台演出でいうところのスモークの役割を果たす。
「邪道なのは百も承知ですが、こんなオバカなサイト作りは、まだ誰も手を出してなさそうですよね(笑)。ロケーション探しの時点から盛り上がれるのも魅力です」とプレゼンターである中村さん。実際に体験してもらった河合さん夫婦も「ここにあんな映像を投影したら面白いんじゃない? 水に投影したら? ここは周りが明るいからもっと暗いとこ行こう」ってな具合に、さっそく色々と試行錯誤している。
光をもっと柔らかくすれば、しっとり系のサイトにもできるし、プロジェクターを使って、野外シアターを開設することも可能。カップルはもちろん、子供も喜ぶ新しいスタイルの夜キャンプ遊び。
もう、こーなったら朝までフィーバー!? しちゃだめ、絶対。邪道な遊びだからこそ、周囲へのマナーはきっちり守る。これ、エレクトリカル・キャンパーの基本です。
電源オンでどこでもディスコミラーボール付きスピーカー
今回、ある意味もっともインパクト大だったのが、このミラーボール(ライトドーム)付きスピーカー。「カラフルで強烈なLED光を四方八方に照射できるので、そのまま置いても、テントの中に仕込んでも、木などに投影しても面白いですよ」(中村さん)。Bluetooth対応で様々な機器の音楽を再生可能だ。
Party Rocker ¥18,857
50Wスピーカーを備えた大型のもの。ビートに合わせて光り方が変わる。
Party On ¥6,463
左は手の平サイズ&充電式なのでキャンプで使いやすい。
このライトドームから赤・青・緑のイルミネーションが点灯。音楽を流さなくても点灯することができるのも、キャンプシーンではうれしいポイントだ。