焚火台のおすすめは? と聞かれた際、キャンプ歴10年以上の私の推しは、決まってユニフレームのファイアグリル。
実は一度も買い替えたことはありません。
それくらい、とにかく丈夫で使い勝手の良い焚き火台なのです。
今回は焚き火台選びに迷っている人へ、ファイアグリルを使い続けてわかった魅力をお届けします。
ファイアグリルはどんな焚き火台?
UNIFLAME(ユニフレーム)は、キャンパーたちに永く愛用されるヒットアイテムを生み出してきたアウトドアメーカーです。
燕三条という、ものづくりの街を拠点にするこの企業は、「ユニークな炎(フレーム)を創造する」が理念。キャンプには欠かせない、火を扱うための道具を、キャンパー目線で使いやすさ・丈夫さを大切にして、創り出しています。
その中でも、看板商品ともいえるのがこのファイアグリル。
1998年の発売以降、ほとんど形を変えることなく、長きにわたり多くのキャンパーに愛されてきています。
※大きなモデルチェンジはないものの、多少の変更は何度か行われています。
ファミリーキャンプにぴったりな大きさで、組み立ても火起こしもしやすい優れた焚き火台です。コスパもよく、初心者キャンパーにもおすすめ。
ユニフレームの、ものづくりに対する精神が如実に現れた逸品です。
10年使ってわかったファイアグリルの魅力
とにかく耐久性に優れる
ユニフレームは、長く使ってもらえるアイテム作りを目指しています。
ユニフレームのこの精神が、ファイアグリルにもよく表れています。私が10年以上使っているファイアグリルは変形などまったくなく、いまも現役です。
これほど長く使えるのは素材の良さもさることながら、その設計にも秘密があります。それは台の四角に空けられたすき間。
このすき間が熱膨張による変形を防いでいるのです。
組み立ても火起こしも、片付けも簡単
ファイヤグリルの組み立ては、脚を組み立て、台を上にのせるのみ。
脚の組み立ても、矢印の書かれたシールが貼りつけてあるので、その通りに回せば簡単にできてしまいます。
火起こしにも、それほど労を要することはありません。
私はよりスムーズに火を起こすため火起こし器を使用していますが、なくても簡単に火起こしができるのもファイアグリルのいいところ。
その秘密は構造にあります。
前述しましたが、台の四角にあえて空けられた隙間がその秘密。
ここからちょうどいい量の空気が入り、ロストルの穴に循環することで、火の燃焼を助けてくれるのです。
シンプルな構造のおかげで片付けも簡単。撤収時も手間取りません。
コンパクトに収納できる
収納時のサイズは約37.5×37.5×7cmと、焚き火台の中では比較的コンパクトです。
少々重さはあるものの、専用の収納ケースを使えば、持ち運びも積載も楽ちん。
収納ケースはグローブやトングを一緒に入れられるだけの大きさがあるので、焚き火グッズをまとめておくこともできますよ。
焼き網ほかオプションアイテムでキャンプ料理もお任せ
ファイアグリルはオプションアイテムを使えば、焚火だけでなくバーベキューやダッチオーブン料理など、バリエーション豊富な料理を楽しめます。
焼き網を使えばバーベキューも炊飯もおまかせ
ファイアグリルと焼き網を使えば、キャンプの定番バーベキューはもちろん、いろいろな料理が楽しめます。
うっかりコンロを忘れたときは、ファイアグリルでご飯を炊けて助かった……こともありました。
マルチに使えるファイアグリルに、何度も助けられてきました。
ヘビーロストルを使えばダッチオーブン料理も!
ヘビーロストルは、焚き火台の中を底上げするロストルとしてはもちろん、大きい鍋などを置く架台としても使えます。
ファイアグリル自体の耐荷重が20kgなので、重い鉄製のスキレットやダッチオーブンも置くことができます。
トライポッドで吊るすという労力もいらないので、手軽に料理のバリエーションを広げられますね。
これからキャンプをはじめるならマストバイな焚火台
ファイアグリルさえあれば、焚火も料理も楽しめて、しかも丈夫なおかげで長い間使うことができます。コスパは抜群ですよね。
これからキャンプ道具をそろえる、という人にぜひおすすめしたい焚き火台です。
ユニフレームの、ものづくりに対する想いを、ぜひ使って感じてみてください。
ユニフレーム ファイアグリル
価格 7,700円
サイズ 使用時:約43×43×33(網高)cm
収納時:約37.5×37.5×7cm
材質 炉・ロストル:ステンレス鋼
スタンド・焼網:鉄・クロームメッキ
重量 約2.7kg
分散耐荷重 約20kg