モーターの力でぐいぐい走る!
ライター・櫻井と編集・沢木による新車試乗レポート。今回は「三菱/アウトランダーPHEV」編です。
沢木 家庭や外出先で充電ができるアウトランダーPHEVが登場して、もう4年が経つんですね。
櫻井 普通なら次期型の声が聞こえてくるころだけど、2年前に内外装のデザインや走行性能を大幅改良。今年2月にも新たな改良を施したおかげで、古びるどころかますます魅力的なSUVになったんだ。
沢木 今回の改良では、モーター走行を優先させる「EVプライオリティモード」機能の追加がニュースです。
櫻井 駆動用バッテリーの容量は改良前と同じなんだけど、今までは安全性を考慮して、あえて性能を絞って走らせてたんだ。
沢木 EVのアイミーブも含めて、大容量バッテリーの制御技術が豊富な三菱だけに、説得力があります。
櫻井 実際、アクセルを思いっきり踏んだり、バッテリー残量がほとんどないとき以外は、極力モーターだけで快適に走ってくれる。
沢木 滑らかにぐいぐいと加速しますね~。
櫻井 以前から「自然のなかで気持ちよく走りたい」というユーザーの声が多かったそうで、今回の改良はそれに応えた結果。昔も今も、三菱はアウトドアズマンの味方なのだ!
全幅を1,800㎜に抑えているため、狭い場所でも走りやすい。4WDロックモードでは滑りやすい路面で前後のモーター駆動力制御などを改良。よりコントロールしやすくなった。