ひと口にMTBといっても、その種類はじつにさまざま。タイヤの直径や幅、サスペンションの有無、ストローク(伸縮)量、変速機の段数、フレームジオメトリーなどによって、それぞれ得意とする状況が違うのです。そんな中から山だけでなく、街でも遊べる主要5カテゴリーをご紹介!
①フルリジッド
サスペンションをもたないタフでシンプルなMTB
サーリー/
カラテモンキー 27.5+
¥208,000
クロモリ製のリジッドフレームに27.5×3インチという極太タイヤを組み合わせたシンプルなMTB。特徴は拡張性の高さ。フレームとフォークにはキャリアやケージを取り付けるためのダボ(台座)が無数に装備されており、街乗りからツーリングまであらゆる用途に対応できる。シングルギアへのカスタムも可能だ。1×11段変速を採用。
◎お問い合わせ先/モトクロスインターナショナル
TEL052(773)0256
●フロントフォーク(前輪を挟み込んでいる2本の棒)
MTBの代名詞ともいえるサスペンションフォークをあえて採用しないのが特徴。その分、パワーロスが少なく軽い。
●フレーム
フルリジッドはサスペンションをもたない代わりに、衝撃吸収性の高いクロモリフレームを用いることが多い。
●タイヤ
エアボリュームの大きいタイヤを装備することでサスペンションがなくても高い走破性とグリップ力を実現している。