BE-PAL創刊編集長が、手ごろで機能に優れ、日々の暮らしやアウトドアライフに役立つアイテムをセレクト。今回はミニスツールをご紹介!
デイパックで持ち歩けるスツール
折りたたみのできるスツールを何種類か持っています。キャンプで焚き火を囲んだり、釣りのウェーダーを穿く際、ちょっと腰掛けるときなどに使います。軽量コンパクトですぐ組み立てられるものを選んで車に入れてますが、小さくはないので滅多に持ち歩きません。車を使わず野外フェスに参加するときは、中でも一番小さくなるアディロンダックの定番折りたたみ椅子「マイクロチェア」をデイパックに入れていきます(ギリギリ入ります)。
最近見つけたヒルサウンド社(カナダ・バンクーバー)の「BTR スツール 14インチ」はウルトラライト・バックパッキング・スツールといっているだけにさらに軽量コンパクトで、デイパックのサイドポケットに入ります。
昔からある3本足で支えるスツールで、収納時29.5×7.6×7.6㎝、重量385g。座面はナイロンメッシュ、ポールはアルミ。最大の特徴は伸縮する脚を伸ばし、広げるとロックする機構で、ワンタッチでセットできます。座面高36㎝とマイクロチェアの31㎝(547g)より高く立ちやすい(さらに高い44㎝の17インチモデルもあり)。名前のBTRはBetter Than Rockの略で"岩に腰掛けるより楽"ということらしい。耐荷重110㎏。1万2,320円。
問い合わせ先:ケンコー社 06(6374)2788
中村 滋
1944年生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長。現在は「Cool Senior Magazine」を編集。www.csmagazine.jp/
(BE-PAL 2023年12月号より)