ハイキングやトレッキングに欠かせないバックパックは、現在さまざまなメーカーが多くの商品をラインナップしていますが、その中でもおしゃれでセンスの良い製品を展開している「山と道」というメーカーをご存知でしょうか?
山と道は、2011年にスタートした山道具メーカー。
「ハイキングを通じて感じた本当に必要な道具を形にしていく」をコンセプトにする、非常にセンスあるメーカーです。
ウルトラライト(以下、ULと記載)の思想を取り入れた、超軽量アイテムを展開しています。
そんな山と道から販売されているバックパック「THREE」を筆者は愛用しています。
バックパックの中では中型の位置付けとなりますが、日帰りからテント泊まで幅広く対応してくれるバックパックです。
今回は、魅力の多いバックパックTHREEを、使用感などを含めてレビューします。
ぜひ、バックパック選びの参考にしていただければと思います。
※THREEはM・Lの2サイズ展開ですが、私はMサイズを使用しています。
THREEの魅力
1.UL化に最適な軽量さ
THREEの最初の魅力は、バックパック自体が軽量、という点です。
THREEは、単体での重量が620gとなっており、中型バックパックとしてはかなり軽量な部類に入ります。
この軽さは、登山などで多くの荷物を背負う場合にアドバンテージになります。
さらに、生地は耐久性と防水性に優れたX-PacのXV21を採用しているため、軽量でありながらもアウトドア使用に耐える十分な強度も兼ね備えています。
ちなみに、容量はMサイズで40L。
UL化を目指すハイカーにとっては、このTHREEの軽さと容量と強度は最良の選択肢になるはずです。
2.デザインと拡張性
続いての魅力は、高いデザイン性と拡張性を兼ね備えている、という点です。
THREEの構造は、メインコンパートメントとフロントポケットのみ。
このシンプルかつスタイリッシュなデザインは、大きな魅力となっています。
カラーバリエーションも豊富で、大容量のフロントポケットはSTANDARD、MESH、ZIPの3種類から選べます。
それぞれの使い方に適したものや、自分好みにカスタマイズできる点も魅力と言えます。
また、THREEにはストラップやバンジーコード、ループなどのギミックがあり、拡張性があります。
追加でスタッフサックなどの取り付けができるので、装備が多くなるシーンでも対応できますよ。
3.汎用性の高さ
最後に紹介する魅力は、高い汎用性がある、という点です。
まずは、サイドポケット。
500mlのペットボトルが2本収納可能なサイドポケットは伸縮性があり、バックパックを背負った状態でも楽に出し入れができます。
ヒップベルトは、取り外しが可能。
腰で荷重を背負うタイプではありませんが、その分腰まわりが動かしやすく、歩きやすいといった印象です。
そして、トップは雨蓋ではなくロールトップ式。
ロール具合によって容量を調整できるので、使い勝手は抜群です。
この点が中型ザックながら、日帰りからテント泊まで幅広くカバーできるポイント、と言っても過言ではありません。
山と道「THREE」の購入について
山と道「THREE」の購入を検討している場合、基本的には山と道公式HPから、もしくは店舗での購入となります。
ただし、在庫が豊富にある訳ではなく、かつ人気商品のため、すぐに品薄になってしまうこともあります。
店舗の方がそれなりに在庫がありますが、行く際には事前に予約が必要なシステムとなっています。
気になる方は、詳細が公式HPに記載されていますので、ご参照いただければと思います。
山と道・公式HP:https://www.yamatomichi.com/
オールマイティにこなせる使い勝手の良いバックパック
以上、今回は山と道「THREE」の魅力をお伝えしました。
軽量化を図りながらもオールマイティにこなせる汎用性や高いデザイン性。
さらには拡張性も持ち合わせている、という魅力的なバックパックだと思います。
これらのポイントを押さえた山と道の「THREE」は、ULハイカーに特におすすめです。
山と道 THREE STANDARD
容量 : Mサイズ 40L
重量 : Mサイズ 620g
素材 : X-Pac XV21