キャンプシーンに革新を起こしてきたスノーピークの新シェルターは、薪ストーブを標準装備!
しかも、性能を発揮するのは冬だけにあらず。
その正体は快適空間を一年中提供する最強アウトドアリビングでした!
冬キャンプを革新する「薪ストーブ付き全天候型シェルター」
「室内で薪ストーブを使えるキャンプ用シェルターと、専用の薪ストーブを作る。スノーピークはこの構想をずっと温めていました。蓄積してきたスノーピークの技術やノウハウを詰め込んだ分、完成度は高まりました」
そう話すのは『リゲルPro. ストーブプラス』の開発責任者のひとり、金子紘大さんだ。
薪ストーブを使った冬キャンプはすっかり一般的になったが、薪ストーブとテントのセットを販売するメーカーはほとんどない。メーカーが室内での火器使用を推奨することになるからだ。安全性に自信がないメーカーが尻込みするのも無理はない。
「これまでユーザーはぴったり合わないシェルターと薪ストーブで不便を強いられてきました。スノーピークはそれを解決するべく、室内で火を使えるシェルターの開発を始めたんです」
プロトタイプの最終テストの地に選んだのはニュージーランドの山岳地帯。気温が0℃を下回り強風が吹き荒ぶ山腹にテントを張ってテストを続けた。
「室内で火を扱う以上、使用中の倒壊は絶対あってはいけません。過剰とも思える条件でテストを繰り返しました。ときには風速が20m/秒を超えることもありましたね」
『リゲルPro.』のフレームワークのもとになったのは、立てやすさと堅牢さに定評があるロングセラーの『リビングシェル』だ。その屈曲フレームをベースにパイプ径やフレームの曲率を変更して強度を高めている。
「薪ストーブを室内で使える設計でありながら、『リゲルPro.』は冬以外の季節にも快適に使えるデザインになっています。本体にはメッシュパネルを多用し、歴代モデルと比べても最高レベルの通気性を確保しました。インナールームも標準装備なので、『リゲルPro.』ひとつで快適なファミリーキャンプを通年楽しんでいただけます」
BE-PALが注目する 7つのポイント
1 冬暖かく耐久性が高いTC素材のフライシート
2 冬の強風にびくともしない高強度フレーム構造
3 フレームの末端にTCフライシートを固定できる!
4 煙突の熱で燃えず暖気を逃がさないルーフ設計
5 換気用のベンチレーションを上下に装備
6 家族4人でゆったり眠れるインナールーム
7 夏場はフライシートなしで快適シェルターに!
テント内でも「焚き火」を安全に楽しめる!
「新開発の薪ストーブのコンセプトは“シェルターに持ち込める安全な焚き火”。屋外での焚き火と同じように、囲んだ人が火を眺めることができて、等しく暖まれることは、スノーピークとしての絶対条件でした」
そう話すのは企画開発部シニアマネージャーの山下亮さんだ。
「みんなが火を見つめられるように、サイド4面には透明度の高い耐熱ガラスを配しました。煙突は4本のベルトでシェルターのフレームに連結され、強風の影響を受けにくくなっています。煙突用の張り綱がないので、設営もシンプル。誤って足を引っかけることもありません」
薪ストーブの燃焼効率と安全性能も追求した。薪から出る可燃性のガスと酸素を混合して薪から最大限の熱を引き出し、一酸化炭素の発生も抑えている。
「薪ストーブの内部に二次燃焼を促す給気口を2列設けています。ここから供給される空気が燃焼効率を高めて薪を燃やし切るので、残る灰やススの量も少ない。『リゲルストーブ』は、焚き火の良い面だけを堪能できる薪ストーブなんです」
スノーピーク/リゲル Pro. ストーブプラス
価格
- ¥1,485,000(シェルター単体¥605,000)
サイズ
- シェルター 700×450×高さ225㎝
- ストーブ本体 57.8×45.5×高さ58㎝
- テーブル 138×138×高さ40㎝
重量
- シェルター本体・フレーム一式 30㎏
- マットシートセット 5.4㎏
- TCフルフライシート 13.4㎏
- リゲルストーブ本体(※) 34㎏
- ストーブベースフレーム(※) 20㎏
- テーブルトップ一式(※) 19㎏
- 煙突(※)/10.5㎏
※収納ケース込みの重量
対応人数
- 4人
『リゲル Pro. ストーブプラス』公式ページ
- 詳しい商品情報はこちら⇒ https://www.snowpeak.co.jp/products/rigelpro/
提供/スノーピーク https://www.snowpeak.co.jp/