右肩上がりで販売好調が続くキャンピングカー。中でも手が届く価格と使い勝手のよさで人気を集めているのが、軽キャンパーです。マイカーとして軽キャンパーを購入した女子キャンパーのUKIさんに、その魅力を語ってもらった。
YouTuber
UKI(川本うき)さん
両親の影響で0歳からアウトドアに親しんできた。さまざまなアウトドアジャンルを楽しみながら、インスタグラムを中心にYouTubeなどでウキウキする瞬間を発信中。
かわいさで即決! アウトドアに集中できる車中泊スタイル
キャンプ、カヤック、スノーボード、釣りなど、いろいろなアウトドアアクティビティーを楽しむ女子キャンパーのUKIさん。「フィールドに到着したらすぐに行動して、アクティビティーに集中したい」と車中泊仕様の中古車を探した。
インターネットでクルマを発見すると、遠方にもかかわらず、翌日には現地へ行き即決。第一印象のかわいらしさが決め手だった。だが、クルマとしての機能性にも惚れ込んでいる。
「小さくてかわいらしいけど、リフトアップ仕様だから多少の段差は平気なんです」
悪路でもグングン進んでいけるという。
車内にはキャンプ用のエアマットを敷いて、ベッドエリアを展開している。お気に入りのLEDランタンや花を飾り、窓にはカバーをして外から遮断されているので、まるで部屋のような空間だ。
「アクティビティーに行くための車中泊なので、必要な道具はなるべく床下の収納にしまっちゃて、すっきりさせています」
クルマを手に入れてから、愛猫と一緒に東北を一周するなど、長期の車中泊旅行へ行くことも増えてきた。「まだ見たことのない景色を見たい」という思いが強い。まだまだUKIさんと軽キャンパーの旅は続く。
見た目と違って高い走破性
スバルサンバーディアスワゴンをベースに、ロシアのワズをモチーフにしたカスタムが施されている。内部はベッドキットがある車中泊仕様。
室内は床下収納とキャビネットのシンプルレイアウト。走行中に充電するポータブル電源で電気をまかなう。ベッドはキャンプ用エアマットにシーツをかぶせている。天井のネットで収納力もアップした。
アウトドアギア満載のガレージ
両親がアウトドア好きで、自宅ガレージにはアウトドアギアが満載。左が両親、右がUKIさんのエリア。アクティビティーに合わせて、積み込む荷物を入れ替えすぐに出発できる。
※構成/渡辺圭史 撮影/安田健示
(BE-PAL 2024年1月号より)