2023年9月にスタートした、クリエイティブ集団「ほぼ日」のキャンププロジェクト「yozora(ヨゾラ)」。その全容は「ゼインアーツと共通開発!‟ほぼ日”の新キャンプブランド「ヨゾラ」がテントを発表」でお伝えしているが、そのファーストプロダクトとなる「kohaku(コハク)」と名付けられたテントの予約が、1月25日より開始されることになった。
「ある意味最終形」と語られる究極のワンポールテントとは?
今回共同プロデュースをしているアウトドアメーカー「ゼインアーツ」の小杉敬さんが「この系統のテントとしては、ある意味で最終形」と語るkohakuの構造は、ワンポール型の正統派テントだ。しかしフロントとリアに組み込まれたフレームによって内部の空間を高く広く確保しており、特にフロントからの出入りはしゃがんだり避けたりといったストレスがほとんどない。
入り口部分のフロントパネルを巻き上げると、リビングスペースはバイザーの下まで拡張することが可能に。実際にkohakuに入ると、その広さに驚くことになりそうだ。
デザインのうえで大きな魅力になっているのが、リア側に大きく設けた「空を見る窓」。インナーテント側にもシンクロしているので、寝ながら空を眺めたり、夜空を見ながらまどろむといった過ごし方が楽しめる。本体、インナー、ともにメッシュパネルを備えているので、三段階で「空を見る窓」を自由に開閉できるのだ。
今回ほぼ日が重要視したのは、とにかく設営が簡単であること。美しいシルエットを持つテントが陥りがちな複雑な設営工程を極力排除し「ビルディングテープに沿って4つのペグを打ってしまえば、どなたでも美しく張れる」ように工夫している。目安としてふたりで設営した場合、慣れれば15分ほどで美しくテント張ることが可能だ。
そのほかにもkohakuには有機的で美しいフォルムや雨の入り込みを防ぐバイザー(軒)、広い視界を確保しながら虫の侵入を防ぐことができるフロントメッシュパネル、二重構造の内部に設置されたスカート部など、とにかくたくさんの工夫と特長がある。サイズは2型あり、「kohaku」は4人用「kohaku duo」は2人用。また別売りのインナーテントを組み合わせて使用することも可能だ。
予約は2024年1月25日(木)午前11時より、オンラインのほぼ日ストアで受付を開始。初回準備数の上限に達し次第、次回生産分の予約に切り替わる。初回予約期間は2月8日(木)午前11時となっている。
kohaku(4人用)
〈セット〉kohaku +inner ¥106,700+配送手数料1,650円
〈単品〉kohaku ¥89,870+配送手数料1,100円
〈単品〉kohaku inner tent ¥16,830+配送手数料1,100 円
kohaku duo(2人用)
〈セット〉kohaku duo +duo inner ¥95,700+配送手数料1,650 円
〈単品〉kohaku duo ¥79,970+配送手数料1,100円
〈単品〉kohaku duo inner tent ¥15,730+配送手数料1,100 円
・出荷時期(予定)2024年4月下旬~5月上旬に出荷。