冬キャンプや雪遊びの際は、防寒対策が欠かせません。とりわけ足先は冷えやすく、保温性の高いスノーブーツがあると重宝します。
そこで今回ご紹介するのは、KEEN(キーン)から販売されている「フッドゼラ」というスノーブーツ。防水性があり、保温性が高く、なおかつおしゃれなシューズです。早速、フッドゼラの魅力をお伝えいたします。
フッドゼラの6つの特徴
無双のフィット感を味わえる
まず、フッドゼラの特筆すべき点は、フィット感が最高なこと。
このフィット感はアッパー(靴底を除いた上部の部分)やかかとにストラップ、くるぶし部分にドローコードを配置していることから実現しています。アッパーのストラップは、バックルを引き締めることでくるぶしから指先部分のフィット感を高めてくれます。
そして、かかと部分にあるベルクロ式のストラップを絞れば、しっかりと足の後方を固定することができます。
さらに、くるぶし部分のドローコードをギュッと絞れば、足首の上部をしっかりと固定し、靴が脱げてしまうことも無くなります。
フッドゼラは、スリッポン式の靴にもかかわらずフィット感が高いため、抜群の安心感があります。雪道で万が一バランスを崩してしまっても、靴が脱げづらいので安心です。
冬の寒さを防ぐ
フッドゼラは、インサレーション(断熱)にリサイクルPETを使ったKEEN独自の素材「KEEN.WARM」を使用しています。そのため、冬の寒さを防いでくれます。
フッドゼラはマイナス20度Cまで対応しているため、冬季でも足を冷やさず、快適に雪遊びやなどのウインターアクティビティーを楽しめるのです。
防水透湿性素材で蒸れにくい
また、フッドゼラの内側の素材にはKEEN独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」が採用されています。
この素材は、靴の内側で発生した水蒸気を外に逃がしますが、外側からの水を通さない機能を持っているため、行動中に蒸れにくい仕様となっています。防水性は非常に高く、雨の日に履いても、水が染み込みませんでした。
脱ぎ履きが容易で足運びがしやすい
フッドゼラはシューレースがないスリッポンタイプのため、脱ぎ履きの際に靴紐をほどく必要がありません。
また、アッパーの素材は伸縮性があり、足口が広めのため、脱ぎ履きが簡単にできます。ちなみにアッパーの素材はやわらかいため、足首の動きを妨げません。そのため、しなやかな足運びができるのも嬉しいポイントです。
低温対応のソールで安心
一般的にソール(靴底)の素材は、やわらかいほうが路面を良くとらえ、グリップ力が高くなります。しかし、低温環境の場合はラバーが硬化して滑りやすくなってしまう、という傾向があります。
その対策としてフッドゼラのソールには、寒さによるラバーの硬化に対応した「KEENフリーズラバーアウトソール」が採用されています。このソールは、低温下でも柔軟なラバーの状態を維持し、グリップ性を損なわずに行動ができるのです。実際に使用したところ、雪の上でも滑ることがなく安定感がありました。
ただし、凍った雪の上や、凍結した道路の上ではグリップがきかずに滑ることがありました。フッドゼラといえども絶対に滑らない靴というわけではないということはご留意ください。
見た目がよく普段履きもOK
フッドゼラは無駄のないデザインも魅力。コーディネートの雰囲気を壊さないため、どのような服にも合わせやすいです。
カラーバリエーションは、今回写真でご紹介しているゴールデンブラウン/ブラックのほかに、ダークオリーブ/ブラックやオールブラックなどのカラーがありますが、どれもが抑えめで飽きのこない色となっています。主張が控えめなのでトレンドに左右されず、雪山だけでなく普段履きとしても活用できますよ!
気になるサイズ感は?
KEENのシューズに限らず、スポーツシューズはフィット感を高めるためにやや小さめに作られていることが多いです。
フッドゼラもやや小さめの作りなのか、27cmの靴がピッタリの筆者は27.5cmのフッドゼラでちょうどいいサイズでした。厚手の靴下を履く方は、もうワンサイズアップしてもいいかもしれません。もちろん足の形状によってフィット感は異なリますので、実際に店舗で試着してからの購入をおすすめします。
KEENのフッドゼラで冬キャンプにでかけよう!
このようにKEENのフッドゼラは、普段使いや冬のソト遊びにもってこいのシーズ。デザインもよく、足先が冷えるこれからの寒い時季には、重宝すること場違いなし。
雪中キャンプに出かける予定がある方、冬場でも快適に履けるブーツを探している方は、ぜひチェックしてくださいね!