キャンプの夜の必需品であるランタン。使いやすいLEDタイプから、ガスやガソリン、オイルなど定番の燃料タイプまで、人気のモデルをたっぷり紹介する。No.1アウトドア雑誌『BE-PAL』によるピックアップのほか、全国のアウトドアショップで実際に売れているランタン、実際の明るさの比較調査も必見だ。
CONTENTS
ランタンの種類をおさらい
キャンプに欠かせないランタン。ランタンはキャンプの夜の雰囲気を作ってくれる大事なアイテムだ。しかし、いざランタンを買おうと思っても種類がたくさんありすぎて、どれを選べばいいのかわからず困った事はないだろうか?
初心者の方に向けて、まずランタンの種類や選び方を徹底解説。2台目の購入を検討されている方も、ぜひ参考にしてほしい。
LEDランタン
LEDランタンは、電池や充電を電源とするランタン。火気を使わないため、火災の心配もなく子どもも使いやすいのが特徴。
LEDランタンのメリット
- スイッチ一つで操作が可能
- 持ち運びしやすい
- 熱による、やけどの心配がない
- 外気温の影響を受けない
LEDランタンのデメリット
- 他のランタンより光量が少ない
- 光の暖かみにかける
ガスランタン
ガスランタンは、文字通りガスを燃料としたランタン。ガスが充填されたガス缶をセットするだけなので、初心者キャンパーにも比較的扱いやすいとされている。ガス缶はOD(オーディー)缶、CB(シービー)缶の2種類。使用するアイテムに合わせたガス缶を準備しよう。
ガスランタンのメリット
- 使い方が簡単
- ガス缶を使用する他のアイテム(バーナー/ストーブ、ガストーチなど)と燃料を併用できる
- 燃焼系のため光量を多く確保できる
ガスランタンのデメリット
- 使い初めに、発光体となるマントルの装着が必要なことがある
- 他のランタンに比べ、燃焼時間が短いためコストがかかる
- 外気温の影響を受けやすく、光量が不安定になることも
ガソリンランタン
ガソリンランタンは、ホワイトガソリン(高純度のガソリン)を燃料としたランタン。定期的なメンテナンスが必要なため、初心者には少し扱いづらいが、その分長く使い続けることができる。
ガソリンランタンのメリット
- 燃費が良いため長時間の利用が可能
- 外気温の影響を受けにくいため、安定した光量を確保できる
- メンテナンスと部品交換などによって長く愛用できる
ガソリンランタンのデメリット
- 使い初めに発光体となるマントルの装着が必要
- 使用するごとに「ポンピング」という燃料を送るための作業が必要
- 定期的なメンテナンスが必要
オイルランタン
オイルランタンは、ガソリンを除いたオイルを使用するランタン。灯油やパラフィンオイルなどを燃料とし、優しい光を出すのが特徴。
オイルランタンのメリット
- 燃費が良いため長時間の利用が可能
- 使い方が簡単
- 炎の色が優しい
オイルランタンのデメリット
- 灯油使用の場合、煤(すす)が出るため定期的にメンテナンスが必要
- 光量が少ない
▼参考記事
【ランタン基本ガイド】キャンプ初心者でも迷わない!ランタンの種類と選び方
明るさの単位をチェック
ランタンを選ぶ際、明るさの単位は大事な指標になる。しかし、商品により単位が異なることがあるため、どのくらいの明るさを表しているのかよく分からないという方も多いだろう。
ランタンの明るさを示す単位は主に4つあるので、以下を参考にしてほしい。
キャンドルパワー(cp)
ろうそく1本分の明るさを示す単位。燃焼系ランタンに表示される。
カンデラ(cd)
光の強さを表す単位。1カンデラは1キャンドルパワーと、ほぼ一緒ととらえて問題ない。燃焼系ランタンに表示される。
ルーメン(lm)
光源から放たれたすべての光の量を表す単位。LEDランタンに表示される。
ルクス(lx)
照らされた面がどれだけ明るいか、照度を表す単位。光源から離れるほど値は小さくなる。LEDランタンに表示される。メーカーにより表示された値に対する光源からの距離が異なるため、製品を比較する際はその点に注意して確認しよう。
ワット(W)
光の量を電球の消費電力に換算した単位。明るさとは異なるが、こちらもランタンの照度を示す際に「〇〇W(相当)」と表示されることがある。
用途によって必要な明るさは変わる
ランタンは用途や使用する場所を考え、必要な光量を確保できるものを選ぼう。ランタンの用途は大きく分けて3つある。
1.メインランタン
スタンドなどに吊ってサイト全体を照らすランタン。重視すべきポイントは光量。300cp、1000lm~1500lm、200W程度を目安に選ぼう。
2.サブランタン
メインランタンの灯りが足りないときや、テーブルを照らしたいときに使用。100cp、200lm~500lm、~100W程度を目安にしよう。気に入ったランタンの光量が足りない場合は、いくつか組み合わせてみるのもいい。
3.屋内ランタン
テント内を照らすランタン。こちらは、燃焼による一酸化炭素中毒の心配のいらないLEDライト一択だ。明るさの目安はテントの大きさにもよるが、100lm程度を目安にしよう。
連続点灯時間のチェックも忘れずに
また、使用する際に確認しておきたいのが連続点灯時間だ。連続点灯時間とは、燃料の補給や充電をしなくても点灯し続けられる時間の目安をいう。
▼参考記事
【ランタン基本ガイド】キャンプ初心者でも迷わない!ランタンの種類と選び方
『BE-PAL』編集部員の気分を上げたおすすめのランタン6選
燃料系のランタンか、使いやすいLEDランタンか…。ランタン選びはキャンプ好きにとって永遠の悩み。数ある名品の中から、『BE-PAL』編集部員が点灯テストをして検証した。
灯りの質と多様性がポイント!
私が試しました! 編集部 オオシタ
ひと昔前、ランタンといえば、ガスやガソリン燃料モデルが主流だった。ところが、2000年代に入ると手軽に扱えるLEDタイプが激増し、とくに今は、明るいだけではなく〝灯りの質〟を選択基準として重視する傾向が強くなっている。
LEDが出まわり始めたころの白色光だけではなく、目にやさしい暖色系やゆらぐ灯りなど、明るさの度合いよりテントサイトをセンス良く、ムーディーに演出できるタイプが圧倒的な支持を受けるようになってきた。
とはいえ、従来のマントル仕様の燃料系や炎の灯りも根強い人気がある。そんなランタンの使い試しに挑戦したのは、キャンプ初心者の編集・オオシタ。
「手軽に使えて機能的なミニLEDが安心だけど、やっぱり燃料系ランタンには憧れる……」
気分によって使い分けていくのもいいだろう。
ミニLEDランタン
ベアボーンズ
マイナーランタンLED
鉱山で使われていたランプがデザインの原型でレトロ感満載!照射は前方のみなので使い道は限定されるが、物欲をそそるデザインは秀逸だ。底部に固定用マグネット付き。
●サイズ:W10.8×D10.8×H11.4㎝
●明るさ:Hi/250lm、Low/30lm
●充電方式または燃料:USB-C充電
●重量:181.4g
真鍮ボディーの質感を楽しむ
光は暖色。同社スティックタイプと比べると前方を広範囲に照らす。連続点灯時間は約3~15時間。手に持っても吊り下げて使ってもOK。
ボディーは重厚感ある真鍮、ハンドルとスイッチは銅で、経年変化による変色が楽しめる。レバーで調光も可。
▼関連記事
BAREBONES (ベアボーンズ) / マイナーランタンLED
ベアボーンズ
エジソンライトスティックLED
螺旋状に巻き付けられたロープ状LEDを採用。上部はフラッシュライトとしても使え、本体部と同時点灯も可能だ。7種類の点灯モードを搭載し、本革製のハンギングループが付く。リチウムバッテリー内蔵で繰り返しの使用が可能。
●サイズ:W4.45×D4.45×H10.8㎝
●明るさ:ライトスティックモード:Hi/90~120lm、Low/9~12lm、フラッシュライトモード:Hi/115~145lm、Low/11~15lm
●充電方式または燃料:USB-C充電
●重量:226.8g
ぐるぐる巻きのロープが光る個性派!
オレンジが強めの暖色で目にやさしい。テント内での読書にも最適。
独特のロープLEDの配置がかっこいい。本当に光るの? と思ったが、明るさはまったく問題ない。
▼関連記事
BAREBONES (ベアボーンズ) / エジソンライトスティックLED
ゼインアーツ
ジグ
上部にリング状にセットされたLEDを光源に、中央のシリンダーで反射、下部の独自形状で横から真下まで光を拡散する新構造。人とは違う軽くて小さいLEDランタンが欲しい人にぴったりのモデルだ。底にカメラ三脚用ネジを装備。
●サイズ:φ4.4×H10.4㎝
●明るさ:最大200lm
●充電方式または燃料:USB-C充電
●重量:115g
新開発の構造で広範囲に光を拡散
真下を影なく照らし、計算し尽くされた光の照射が印象的。光の強さはHighモードとLowモードの2種類、LEDライトの数は4つで、計8パターンの明るさを使い分けることが可能。光量を細かく調節できるため、キャンプでのさまざまなシーンに合わせて使用可能だ。
手のひらサイズで軽く、デザインも◎。一度の充電で約7時間使用できるため(最大光量200lm時)、1泊2日程度のキャンプであれば途中で電池が切れる心配もない。
▼関連記事
ZANE ARTS (ゼインアーツ) / ジグ
レッドレンザー
ML6 Connect WL
寒い夜、吊るしたランタンを寝袋から出ずに消せたらどんなに幸せか? その願いを叶えてくれるのがコレ。付属リモコンかスマホで遠隔操作ができるのだ。給電できる機能も備える。本体のトップバンドと底部フック、本体底部の強力マグネットとネジ穴で、さまざまな場所へ設置することが可能。着脱式の専用スタンドも付属し、立てての使用も安定感があり安心だ。
●サイズ:φ4.5×H17.8㎝
●明るさ:Boost/750lm、Power/550lm、Middle/100lm、Low/5lm
●充電方式または燃料:USB充電(付属マグネットチャージャーケーブルを使用)
●重量:約260g(充電池込み)
ラクしたいときはスマホがリモコンに
上部と着脱式台座下の2か所にフックがある。使い分けることで、照射範囲を変えられる。
家の照明と同じように使えるリモコンが付属。しかも専用アプリをDLしておけばスマホでも、オンオフ、明るさ調節などが遠隔操作できる。
▼関連記事
LEDLENSER (レッドレンザー) / ML6 Connect WL
LEDランタン
コールマン
リチャージャブルマルチランタン
大定番のガソリンランタンのデザインを踏襲したLEDモデル。力強い最大光にすればサイト照明に、目にやさしい最小光はテント内照明として使える。ハンドルはカラビナ機能付きで、吊るしての使用も可能。IPX4の防水機能付きでテントの外でも中でもマルチに使える。
●サイズ:(約)φ14×H28㎝
●明るさ:(約)800lm、300lm、100lm
●充電方式または燃料:USB-C充電
●重量:約830g
内蔵充電池でスマホ充電も可能!
ガソリンタイプと遜色ない照射範囲。明るさは3段階に調節できる。
電波の弱い地域ではバッテリーの消耗も早い。デッド寸前のスマホ充電ができて、モバイルバッテリーがなくても安心!
▼関連記事
Coleman (コールマン) / リチャージャブルマルチランタン
燃焼系ランタン
コールマン
ワンマントルランタン
大定番のガソリンランタン「286A」に待望のコールマンレッドカラーが復刻。ポンピング→マントルの空焼き→点火! の一連の儀式が楽しめる逸品。LEDと違い扱いに若干コツがいるものの、そのひと手間こそ魅力に。燃焼時間は約7.5~15時間、光量は燃料バルブで調整可能。
●サイズ:φ16×H31㎝
●明るさ:約130W相当
●充電方式または燃料:専用ホワイトガソリン(タンク容量約590㎖)
●重量:約1.4kg
いつかは欲しい定番の復刻「赤ランタン」
直視すると目が痛くなるほどの明るさ。照射範囲が広くサイト照明として最適。クラシックなたたずまいと静かな燃焼音がキャンプの夜に安心感をもたらしてくれる。
使用前に行なうマントル(発光体)の空焼き作業。マントルがうまく膨らむか、緊張とワクワクが入り交じる瞬間でもある。
▼関連記事
Coleman (コールマン) / ワンマントルランタン(レッド)
▼参考記事
灯りの質と多様性がポイント! 編集部員の気分を上げた最良のランタン8選
『BE-PAL』厳選おすすめ!LEDランタンからオイルランタンまで
主流はやはりLEDタイプだが、ガソリンやガス、オイル燃料タイプの人気も根強い。No.1アウトドア情報誌『BE-PAL』から、タイプ別におすすめのランタンを紹介する。
LEDランタンのおすすめ
ベアボーンズ
ミニエジソンランタンLED
フィラメント(細い金属線)を光源とするエジソン球タイプのLEDを使用。目にやさしい光でムーディーな演出にぴったり。写真は新色のビンテージホワイト。
●サイズ/本体重量:10.8cm/150g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):100lm/35lm
●電源または燃料等:単3形乾電池×2、または、USB接続
●連続点灯時間(Low/Hi):20時間/5時間
ベアボーンズ
フォレストランタンLED
かつて炭鉱で炭鉱作業用として使われていた石油燃料の灯火具「カンテラ」をモチーフにしたモデル。電球色バルブによるやさしい明るさは無段階に調節でき、最大200ルーメンで約3時間点灯が可能。上部にはリングが付いているので、吊るしたり、持って使うこともでき、さまざまなシーンに対応する。
●サイズ/本体重量:24.13cm/510g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):5~200lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(8Wh)
●連続点灯時間(Low/Hi):80時間/3時間
▼関連記事
BAREBONES (ベアボーンズ) / フォレストランタンLED2.0
ベアボーンズ
レイルロードランタンLED
レトロ感満点な佇まいの超人気モデル。鉄道が陸上輸送の要であった20世紀初頭まで、北米の鉄道作業員に使われていたランタンを模したデザイン。ホヤはガラス製。
●サイズ/本体重量:32.5cm/960g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):35~200lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(4400mAh)
●連続点灯時間(Low/Hi):100時間/3.5時間
ベアボーンズ
エジソンペンダントライトLED
3mのケーブル付きで、同じタイプを連結しタープ内に吊るして使うのに適したモデル。5個まで連結可能。明るさはHi、Lowの2段階に調節できる。
●サイズ/本体重量:8.255cm/181.437g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):100lm/35lm
●電源または燃料等:USB電源
●連続点灯時間(Low/Hi):12時間/7時間(純正ポータブルチャージャー4400mAh/2.4A使用時)
ベアボーンズ
ビーコンライトLED
かつて漁師の夜間作業を支えていた「オニオンランプ」と呼ばれる灯火具にインスピレーションを得たデザイン。最小限の明るさなら連続で200時間点灯できる、小型ながらタフなランタン。上部に付いたカラビナで吊るして使うほか、テーブルトップなどに置いて使うこともできる。防水性はIPX4で、キャンプでの急な雨も安心。
●サイズ/本体重量:15.2cm/127g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):30~220lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(2200mAh)
●連続点灯時間(Low/Hi):200時間/3時間
▼関連記事
BAREBONES (ベアボーンズ) / ビーコンライトLED 2.0
ブラックダイヤモンド
アポロ
月着陸船のようなデザインで2008年にデビューし、改良されながら作り継がれているロングセラー。ハイブリッド電源モデルの先駆け的存在。3本の足で立たせたり、吊るしたり、逆さに置いたり、多彩な方法で周囲を明るく照らす。明るさは無段階に調節でき、点滅モードもある。
●サイズ/本体重量:20.5cm/280g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):10~250lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(2600mAh)、または単3形アルカリ乾電池×3
●連続点灯時間(Low/Hi):90時間(低照度時)
▼関連記事
Black Diamond (ブラックダイヤモンド) / アポロ
コールマン
ラギッドパッカウェイランタン
本体が上下にスライドするコンパクトタイプ。大きなハンドルが付いているので、ハンギングだけでなく長時間持ち歩くのも苦にならない。携帯電話の充電も可能。
●サイズ/本体重量:(約)24cm/390g(充電池含む)
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):(約)405lm/45lm
●電源または燃料等:取りはずし可能な付属リチウムイオン電池(4400mAh)、または単3形アルカリ乾電池×3
●連続点灯時間(Low/Hi):(約)33時間/5.5時間(付属リチウムイオン電池使用時)
▼関連記事
Coleman (コールマン) / ラギッドパッカウェイランタン
バイオライト
アルペングローランタン 500
太陽光に近い波長の高演色LEDを採用。色の再現度が高い光源の採用に加え、9種類もの点灯モードを持つ。また本体をシェイクして点灯モードを変えられるユニークな機能も搭載。
●サイズ/本体重量:13.6cm/380g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):5~500lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(6400mAh)
●連続点灯時間(Low/Hi):200時間/5時間
▼関連記事
BioLite (バイオライト) / アルペングローランタン 500
イーノ
エクリプス ランタン
気分が盛り上がるカラフル点灯機能。6種類の点灯モードがあり、底部にはハンギング用フックが付いている。グローブはシリコン製。写真はカラフルなマルチカラーモード点灯。
●サイズ/本体重量:25.4cm/283g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):最大150lm
●電源または燃料等:単3形乾電池×3
●連続点灯時間(Low/Hi):約40時間
▼関連記事
eno (イーノ) / エクリプス ランタン
ロゴス
Bamboo ゆらめき・モダーンランタン
ボディーに竹を使ったアンティーク調デザインで、キャンプだけでなくインテリアとしても活躍するモデル。無段階調光ができ、ロウソクのように揺らめくモードもある。
●サイズ/本体重量:(約)33.5cm/900g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):最大約200lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(5000mAh)
●連続点灯時間(Low/Hi):(約)500時間/7.5時間
▼関連記事
LOGOS (ロゴス) / Bamboo ゆらめき・モダーンランタン
ブラックダイヤモンド
モジR プラス
白色照明のほか、暖色系のキャンプファイヤー、カラフルなレインボーモードを搭載。ハンギング用フックに加え、マグネットも内蔵している。コンパクトで軽い。
●サイズ/本体重量:公表値なし/86g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):最大150lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(1500mAh)
●連続点灯時間(Low/Hi):16時間(低照度時)
コフラン
テントライト
直径10cmほどで、シリコン製ホヤをたたんでフックを本体に収納すると厚さ約2.54cmになる。明るさは3段階調節式。シンプルで使いやすいのが特徴。
●サイズ/本体重量:7.6cm/約90g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):最大120lm
●電源または燃料等:単4形乾電池×3
●連続点灯時間(Low/Hi):40時間/20時間
コールマン
ハンギング E-ライト
目にやさしいウォームカラー照明。吊るせばテント内照明にも最適。ボディーにマグネットが内蔵されているので、ツーバーナーの風防や車のボディーなどに取り付けることも可能だ。
●サイズ/本体重量:(約)5cm/130g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):最大約250lm
●電源または燃料等:内蔵リチウムイオン電池(3600mAh)
●連続点灯時間(Low/Hi):(約)40時間/10時間
イーノ
ムーンシャイン ランタン
テント内やハンモックで過ごすときに便利なハンギングタイプ。明るい白色(強弱)発光のほか常夜灯モード、色が自動的に切り替わるカラー点滅モードを搭載。
●サイズ/本体重量:約5.08cm/11g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):最大60lm
●電源または燃料等:単4形乾電池×3
●連続点灯時間(Low/Hi):最大22時間
ペトロマックス
エレクトロ
灯油ランタンとして根強い人気のある「HK500」シリーズのデザインはそのままに、電球を光源とするAC電源仕様にしたモデル。インテリアとしても最適。
●サイズ/本体重量:40cm/2.4kg
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):約40W
●電源または燃料等:AC
▼関連記事
Petromax (ペトロマックス) / エレクトロ
ガスランタンのおすすめ
コールマン
ノーザンノバ
チューブマントル採用で、30m離れた場所まで光が届く強力な約3,000lmの明るさを持つ。3本の脚は折りたたみ式で、収納すれば高さ約29cmになる。安全に持ち運びできる収納ケース付き。
●サイズ/本体重量:(約)45cm/1.9kg
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):約400W相当(レギュラーガス使用時)
●電源または燃料等:専用ガスカートリッジ
●連続点灯時間(Low/Hi):約2~4時間(470g缶使用時)
▼関連記事
Coleman (コールマン) / ノーザンノバ
オイルランタンのおすすめ
デイツ
ハリケーンランタン #D78
オイルを染み込ませた芯に点火するタイプ。ほの明るい程度の明るさだが、キャンプの夜の団らん時にはぴったり。昔懐かしい佇まいにも癒やし効果がある。
●サイズ/本体重量:(約)26.5cm/470g
●明るさ(最大/最小、または調光範囲):約7CP
●電源または燃料等:パラフィンオイル
●連続点灯時間(Low/Hi):約20時間
▼関連記事
DIETZ (デイツ) / ハリケーンランタン
▼参考記事
キャンプにおすすめのランタン20選。LEDからオイルランタンまで
全国のアウトドアショップで売れた!おすすめランタン
全国17のアウトドアショップに「売れたもの調査」を依頼。結果から判明したランタンのベストヒット商品を発表!
ゴールゼロ
ライトハウスマイクロフラッシュ
小型、軽量、充電式でハンドライトとしても使用できるコンパクトライト。本体上部のボタンで、フラッシュライトを含めた3つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応する。明るさを調節することで最大170時間の点灯が可能。シェードを取り付けて使う人が大多数。
小型ながら眩しいほどの光を発散
「カスタムパーツも充実し、とにかく売れっ子。LEDが上から下に照らすため目に優しいところも魅力です」(sotosotodays)
▼関連記事
Goal Zero (ゴールゼロ) / ライトハウスマイクロフラッシュ
フュアハンドランタン
ベイビースペシャル 276ジンク
100年以上続くレトロなデザインに、灯油が奏でる炎の揺らぎ。シンプルな構造で燃費も良く、複数所有する人も多い。カラバリ豊富な中、ジンク(マットシルバー色)が一番人気。
キャリー・ザ・サン
ミディアムウォームライト
ソーラーパネル充電で折りたためることから、登山で愛用する人も少なくない。たたむと厚さ1.2cmと携行性抜群。日中フル充電すれば弱で約72時間点灯可能。防水仕様で雨でも問題なし。
▼参考記事
3位キャリー・ザ・サン、2位フュアハンドランタン、1位は…?いま売れてる「ランタン」ベスト5!
実際の明るさを比較!人気モデル13選
ガスやオイルを燃料とする燃焼系ランタンは、マントルを発光させる大光量のものから、炎の揺らめきを楽しめるものまで、好みで選ぶことができる。LEDタイプも最近は暖色の明かりと気の利いたデザインで、従来よりも大幅に雰囲気がUPしている。
今回はガスやオイル、LEDランタンの人気モデルをセレクトして、実際の明るさを比べてみた。照度計を使い、ランタンから80㎝の距離で計測した。ルクスは、照らされた場所の明るさを表す単位のこと。
キャンプの明かりの定番はコレ!ガス燃料ランタン
マントルを使用するガスランタンは明るさが魅力。サイト全体を照らすメインランタンに最適。
明るさ 946.7ルクス
自動点火装置付きでビギナーでも扱いやすく、大光量なガスランタン。今回の検証では最も明るい数値を叩き出した。
明るさ 10.5ルクス
ろうろくの明かりのような揺らめきで雰囲気満点。キャンプの食卓をちょっと贅沢なものに変えてくれる。
明るさ 8.8ルクス
ガス消費量は1時間に7gという低燃費設計。軽量コンパクトなので常に携帯しておくのにもちょうどいい。
SOTO
Hinoto(ひのと)
手もとを照らす程度の"ほの明るさ"が魅力のコンパクトランタン。付属のガス充填式タンクのほか、OD缶、CB缶を直結しても使える。
●サイズ:38×38×156㎜
●重量:237g
明るさ 8.1ルクス
OD缶に直結して使用するだけでなく、付属の充填式タンクにライターガスやCB缶からの燃料充填も可能。
▼関連記事
SOTO (ソト) / Hinoto(ひのと)
コールマン
2500ノーススターLPガスランタン
明るさと使い勝手を両立させた定番品。約1,500ルーメンの大光量が頼もしいガスランタンは、メインランタンとしての使い方に最適。200W相当もの明るさを発揮し、キャンプサイトを明るく照らす。
●サイズ:約φ14.5×26㎝
●重量:約1.3kg
明るさ 617.1ルクス
大光量で圧倒的に使いやすいコールマンの名作ランタン。
内蔵のイグナイター(点火装置)により、着火もスムーズ。ガス缶(OD缶)をセットし、ノズルを回してスイッチを押すだけと、面倒な準備なしで点火することができる。チューブ型専用マントルは上下をワイヤークリップで留めるだけでスピーディーに取り付け可能。はじめての人でも簡単に扱える。LPガスは別売り。
▼関連記事
Coleman (コールマン) / 2500 ノーススター LPガスランタン
味わいを求める人に!オイルやキャンドルなどのランタン
昔ながらのオイルランタンやキャンドルランタンは、明るさよりも揺らぐ炎の雰囲気が魅力。
FORE WINDS
マイクロキャンプランタン
CB缶が使えるコンパクトなランタン。
●サイズ:77×92×133㎜
●収納サイズ:52×65×122㎜
●重量:約208g
明るさ 352ルクス
CB缶使用のコンパクトで軽量なモデル。燃料が入手しやすく、卓上を暖かな明かりで演出できるのが◎。照度150ルクスの優しい光を生み出すマントル式のガスランタンは、安定感のある低重心デザイン。
別売りのシールドを装着すれば、風の影響を抑えられるし、反射板になってかなり手元が明るくなる。
▼関連記事
FORE WINDS(フォアウィンズ)/マイクロキャンプランタン
UCO
キャンドリア
大型で雰囲気◎なキャンドルランタン。持ちやすい大きなハンドルで、木やスタンドにも安定して吊るすことができる。
●サイズ:φ10×20㎝
●重量:540g
明るさ 9.7ルクス
ろうそくを3本セットでき、点火する本数で明るさの調節が可能。天板にカップを乗せてお湯を温められるのも魅力だ。
▼関連記事
UCO (ユーコ) / キャンドリア
汎用性の高さは断トツ! LEDランタン
LEDランタンは火事や一酸化炭素中毒の心配がなく、テント内でも使えるから、ひとつは持っておきたい。
明るさ 229.1ルクス
小型で大光量、モバイルバッテリーとしても使える多機能さが魅力。今回紹介するLEDタイプの中では最も明るかった!
KZM
ギルバートランタン
シェードのデザインが秀逸な多機能ランタン。
●サイズ:φ9×22㎝(ランタン)、φ8~12×8㎝(フレーム)、φ24㎝(シェード)
●重量:500g
明るさ 148.9ルクス
昔の炭鉱のランタンがモチーフ。吊り下げとスタンドの2パターンで使え、つまみでの光量調節も簡単だ。
明るさ 126.7ルクス
家でも使いたくなる高級感のあるデザインが魅力。無段階に調光ができ、モバイルバッテリーとしても使える。
明るさ 125.6ルクス
ろうそく、夕焼け、朝焼けと3種類のモードでキャンプの夜を盛り上げる。モバイルバッテリー機能も◎。
明るさ 42.7ルクス
台座と2本のパイプの組み合わせで、3段階の高さ調整が可能。木製のシェードによる高級感も魅力だ。
明るさ 103ルクス
品薄になるほど人気となったモデルの新作。新たにUSB出力ポートを搭載し、スマホの充電も可能に!