
館山のキャンプ場で、たわわに実っていた夏みかん。
夏みかんを冬に食べたらどうなのでしょう?
先日のこと。千葉県館山のキャンプ場で学生時代の友人ファミリー8人でキャンプをしてきました。私たちのテントサイトには、ちょっと大きめの柑橘が風に揺れていて、「食べてもいいけど、夏に甘くなるミカンだからめーっちゃ酸っぱいよ!」と管理人のオジサン。好奇心旺盛な10歳の長男が試したところ、「たしかに酸っぱいけど、おいしい」。そしたらオジサン、「せっかくだから持っていって~」と。袋にたくさんもらってきたのでした。
ミカンといえば、こたつでいただく冬の風物詩的な食べ物が思い浮かびます。一方で今回もいできた夏みかんとか甘夏とか、暑い夏に食べると耳の下がキュッとなるような、ちょっと苦くて後味さわやかな柑橘もあります。今回いただいてきたのはまさにソレ。
とはいえ夏に食べる柑橘、収穫は冬の間にするそうですよ。貯蔵庫で保管されているうちに「減酸」という工程で酸が抜け、甘くてほどよく酸っぱい夏のミカンに生まれ変わるとか。へぇ。

キャンプ場には「キンカン」もたくさん実っていました。

自宅に帰ってさっそく調理しました。
長男は「酸っぱいけどおいしい」とは言っていましたが、そのまま食べてみるとやはりそれなりに…。なんというかレモンをかじったような、強い酸味に目が覚めるようでした。なので果物としてではなくサラダなどでいただくことに。
簡単、夏みかんの皮むき作業

柑橘の皮むき器があるとラクですよ。
毎年2月になると、高知で生姜農家を営む友人が大きな土佐文旦を送ってくれます。分厚い皮に覆われた文旦は、むくのが一苦労。皮の上下を包丁で切り落とし、たくさんの切り込みを入れないとおいしい実までたどり着けません。そんなときの救世主がこの「ムッキーちゃん」。100均でも類似品が売っていますので、ご興味あればぜひ。

切り込みを入れた瞬間、爽やかな柑橘の香りが漂います。
①皮に十字の切り込みを入れる
まずは皮むき器の白いフタに付いている「ツメ」で、外皮を縦方向に十字の切り込みを入れます。夏みかんくらいのサイズと皮の薄さなら、これだけで十分むきやすくなります。
②房ごとにバラバラに分ける

まぁまぁ種もありますね。
③薄皮を剥く
皮むき器の黄色の本体に付いている刃に、内側の筋の部分をスライドさせれば、あっという間に薄皮がむけます。夏みかんひとつ分バラすのに3分ほど。皮むき器をキャンプに持参すれば、いろんな種類の柑橘が楽しめますね。

小房ごとに、きれいにむくことができました。
夏ミカンを使ったクニリツ流レシピ5選
次に夏みかんを使ったレシピを紹介します。
その1.夏みかんサラダ

サラダと相性抜群。
サラダ菜に夏みかんを載せるだけですが、酸味と苦みがおいしい一品になります。このとき使った葉っぱはルッコラとサラダ菜。貝割れ、スプラウト、ベビーリーフ、ケールなどなんでも合います。味付けはドレッシングを掛けてもいいのですが、私の好みはオリーブオイルと塩胡椒。素材がグッと前に出てきます。また、調味料が少なく済むので荷物も軽い。
その2.キャベツと夏みかんとレーズンのマリネ

ボリューミーな唐揚げに添えました。サッパリ!
厚めの千切りにカットしたキャベツを塩もみ。水分を切り、細かく砕いた夏みかんをまぶしてレーズンを載せました。こちらも味付けはオリーブオイル、塩胡椒だけでシンプルに。
その3.夏みかんヨーグルト

わが家のヨーグルトは私の手作り。といっても液体のR1(発酵乳)と紙パック牛乳を混ぜて、ヨーグルトメーカーを使って40度、8時間放置するだけですが。
小房の夏みかんをただ載せただけです。実を砕いてヨーグルトと一緒に食べてもいいし、最初に夏みかんだけをつまみ、そのあとヨーグルトをいただくととっても甘く感じます。二度美味しいかも(笑)。ほかの種類のフルーツもドサッと入れて朝食にいただけば朝から元気になりそう。
その4.夏みかんの果汁はそのままで

夏みかんは果汁が豊富。牡蠣の昆布蒸しにたっぷりかけていただきました。
レモンとはまた違うおいしい酸味が口のなかでふわっと。
その5.夏みかんハイボール

クエン酸やビタミン類が多く含まれている夏みかん。飲みながらリフレッシュ!

キュッと絞るとさわやかな柑橘の香りとともに、みずみずしい果汁が味わえました。
ジャムとかスイーツ系に加工するのではなく、柑橘の素材そのままをいただいてみました。サッとできるので、キャンプにもおすすめです。
