「ユニベール」は石川県金沢市に本社を置く、カーテンを中心としたインテリアファブリックメーカー。こちらでは2023年6月より新ファブリックブランド「STEPS」をリリースし、東南アジアの熱帯地方に自生する植物「カポック」を用いたブランケットとマフラーを開発している。
そしてこのたび第三弾商品として同年12月に登場したのがウチソト兼用で使える「カポックシューズ」。テント用や車内泊用でのシューズなどに活用しそうだ。
「カポック」は東南アジアで自生する木の実から生まれた吸湿発熱素材
ウチソト兼用カポックシューズはかっちりとした靴よりも気軽に、室内スリッパとしても外用サンダルとしても使うことが可能。お散歩やお買い物などの「ちょっとそこまで」はもちろん、アウトドアシーンでのテントや車中泊の際のセカンドシューズなど、さまざまな用途で使用することができそうだ。
素材として使われているカポックは東南アジアで自生する木の実から生まれたサステナブルな吸湿発熱素材。重量はコットンの約1/8で、もっとも軽い天然素材のひとつといわれている。
繊維の中心が空洞になっている中空構造で、この空気層により湿気を吸い込んで自ら発熱する「吸湿発熱」という性質を持つ。そのため、寒い時には湿気を吸って発熱しやすく、暑い時には湿気を放出して涼しく快適に過ごすことができるのだ。
カポックシューズのソールは柔らかく屈曲性がある素材で、足の動きに合わせてしなやかに曲がる仕様。ちょっと履き替えたい時に便利な収納袋もついている。
シューズの形はシューズタイプとブーツタイプの2種類展開。カラーはコーディネートしやすいアイボリー・ネイビー・カーキ・グレーの4色、サイズはMとLの2種類から選べる。一般販売予定価格は2,980円(送料別途800円)。現在、クラウドファンディング「Makuake」にて先行予約発売をおこなっており、早期割引価格にて販売中だ。