
刃長15㎝の手頃なサイズ。料理にもバトニングにも
切りやすい、のせやすい幅広のブレード
ベアボーンズの「No.6 フィールドナイフ2.0」は全長26.6cm、刃長15.2cm。シースナイフとしては一般的な大きさのナイフである。刃幅が3.5㎝とちょっと広めなのが特徴で、菜切包丁や三徳包丁とまではいかないものの、食材を均一な厚さに切りやすい。また、切った食材をその幅広の面にのせて鍋などに入れることができる。家庭の台所では無意識のうちにこの作業をやっているが、アウトドア用の幅の狭いフォールディングナイフだと、これができずにまごついてしまう。幅が広いということは、料理において大きなメリットといえる。

刃幅が広いので、まっすぐに切り下しやすい。菜切包丁と違って刃先がカーブしているので、肉を切ったり魚をさばいたりする作業にも向いている。親指がかかる場所には溝が切ってあり、滑らないようになっている。
フルタングなのでバトニングの薪割りにも
刃厚は3mm。刃が薄いほうが野菜の繊維をつぶさずに切ったり、肉を薄切りにしたりできるから(三徳包丁は1.8~2mmくらい)、料理では薄いほうが使いやすいが、フィールドナイフとして木を削ったりすることを考えると、ある程度の厚さがあったほうがいい(鉈は5mm前後)。3mmというのは、スムーズに料理ができて、木の加工をしても刃こぼれしない、というちょうどよいところを狙った絶妙の厚さといえる。また、このナイフはフルタング構造なので、少々の打撃にも耐えられるように作られている。杉の薪をバトニングで小割りにしてみたが、問題なく割ることができた。

ブレードの素材がハンドルの末端まで貫通しているフルタング構造。

バトニングでの薪割り。細く割って焚き付けが作れる。ブレードの素材は硬度にすぐれた高炭素鋼。

手頃なサイズ、重さ(318g)なので、小刀を使う要領で親指で押して削ることができる。
珍しいキャンバス製、クリップ付きのケース
最後にデザイン面にも注目してみよう。ハンドルはぬくもりを感じさせる天然木(ウォールナット)。ケースは革でも樹脂でもなくキャンバス製なので、大げさな感じがせず、腰に下げたときにウェアとよくなじむ。ケースの裏にはクリップが付いているので、ベルトなしのズボンにも装着でき、この工夫もありがたい。

温かみのあるウォールナットハンドルとキャンバス&革のケース。ナイフのハンドルを革ベルトで固定できる。ケースはワックスを塗っているので撥水性がある。

ケース裏のクリップ。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
No.6 フィールドナイフ2.0/ベアボーンズ 11,000円(税込み)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55402007/