インスタント食材には定番のラーメンを始めとしてたくさんの種類がありますが、たまにはインスタントのお米、つまりインスタントのご飯もおすすめです。
お湯を注いで5分も待てば、美味しいご飯を食べられるインスタントご飯。
今回紹介するのは、日清のカレーメシのシリーズです。アレンジレシピも紹介しますので、ぜひ次回のキャンプ飯の参考にしていただければと思います。
簡単に作れる日清カレーメシが人気
様々なインスタント麺を販売している、日清食品。
そんな日清食品の創業者・安藤百福さんが開発した世界初のインスタントラーメンは「チキンラーメン」。チキンラーメンが発売されたのは1958年のことです。
それから半世紀以上を経た2014年に、今回紹介する「日清カレーメシ」シリーズは発売が開始されました。
実はこの日清カレーメシ、前身は「日清カップカレーライス」という商品で、既に人気でした。そのため、このカレーメシが人気になる理由は十分うなずけるのです。
熱湯を注ぐだけでキャンプや登山でも食べられる日清カレーメシ
日清カレーメシの一番の魅力は、お湯を注いでからたった5分で美味しいご飯が食べられるところです。
初めての飯盒炊飯のメニューでは、カレーライスが定番ですが、調理をするにはそれなりの時間と労力が必要ですよね。
しかし、この日清カレーメシならお湯を沸かして注ぐだけ。5分後にはカレーが食べられるなんて、アウトドア好きにはありがたい逸品です。
ハイキングの時に頂上で食べるインスタントラーメンは絶品ですが、日清カレーメシを試してみても良いのではないでしょうか。
いろいろ楽しめる日清カレーメシのラインナップ
今やアウトドアでも人気の日清カレーメシですが、日清カレーメシシリーズには様々なラインナップが揃っています。
「カレーメシ ビーフ」を筆頭に、「キーマカレーメシ スパイシー」「バターチキンカレーメシ まろやか」「カレーメシ シーフード」などがあります。
さらに「ハヤシメシデミグラス」や「炎メシ辛うまユッケジャン」など、多彩なバリエーションで人気を博しています。
日清カレーメシにちょい足しにおすすめな食材は?
そのままでももちろん美味しい日清カレーメシですが、身近にある食材をちょい足ししても楽しめます。
卵をいれてマイルドに
一つ目のおすすめ食材は卵。
レシピ通りに作った日清カレーメシに生卵を混ぜるだけですので、誰でも簡単に作れます。
(アウトドアに生卵を持って行く時は、割れないようにアウトドア用の卵ケースに入れ、クーラーボックスに入れるなど工夫が必要です)。
筆者は、「カレーメシ ビーフ」にちょい足しするのが好み。
日清カレーメシ ビーフにお湯を注いで5分待ったらぐるぐるかき混ぜ、そこに生卵を落とします。
関西の人ならわかるかと思いますが、筆者はいつもその見た目から、大阪ミナミの老舗カレーライス店を思い出します。
生卵を入れた後は、さらにグルグルかき混ぜます。
カレーのピリッとした辛さが丸くなり、まろやかな味わいになります。
クリーミーさを求めるなら牛乳がおすすめ
次におすすめなのは、牛乳。
こちらもレシピ通りに日清カレーメシを作り、牛乳を足すだけ。
アウトドアで牛乳を冷蔵保存できない場合は、常温保存できる牛乳を使うと良いでしょう。
注ぐ牛乳の量は、お好みでOK。筆者は、大さじ3杯程度注いでいます。
少し甘味があるような、まろやかな味わいになります!
ボリュームアップに炒めた鶏肉をプラス
続いては、鶏肉。こちらもおすすめです。
筆者は「バターチキン カレーメシまろやか」にプラスするのが好み。
「バターチキン カレーメシまろやか」は、そのままレシピ通りに作ってもおいしいのですが、バターチキンの名前の通り、鶏肉をマシマシしてボリュームアップするとより食べがいがあり、楽しめます。
炒めた鶏肉をプラスするだけなので、キャンプやハイキングなどでも気軽に作れる簡単アレンジですよ。
さらに美味しく!簡単アレンジレシピ
ここからは、ちょい足しだけでなく、アレンジのメニューも紹介します。
オーブンレンジを使った焼きカレー
まずは、焼きカレーアレンジレシピです。
レシピ通りに作ったカレーメシに、卵やチーズなどをのせてオーブンレンジで焼くだけなので、誰でも簡単に作れます。
アウトドアでオーブンレンジが使えない場合は、メスティンなどを利用しても良いでしょう。
材料(1人分)
- 日清カレーメシ(キーマカレーメシ スパイシーを使いました)1個
- 生卵 1個
- マヨネーズ 適量
- とろけるチーズ(フレーク状のものでも、板状のものを小さく切って使ってもOK)
作り方
まずは日清カレーメシをレシピ通りに作り、器にあけてマヨネーズを適量振りかけます。
続いて、生卵を落とします。
次に卵のまわりにチーズを散らし、オーブンレンジで約10分間、加熱します。
チーズに焼き色がついてきたらOKです。
完成です。
チーズの下には、日清カレーメシがぎっしり詰まっています。ボリュームもあるので、かなり食べがいがありますよ。
半熟卵を混ぜながら食べる焼きカレーは、非常に美味しいです!
カレーうどん
続いてはカレーうどんのアレンジレシピです。
カレーうどんは、日清カレーメシにめんつゆを足してカレールーを伸ばすのがポイントです。
材料(1人分)
- 日清カレーメシ 1個(カレーメシ ビーフを利用しました)
- 冷凍うどん 1玉
- めんつゆ 適量
- 水 400cc
- 刻みネギ 適量
作り方
まずは、水400ccにめんつゆを加えて火にかけ、かけつゆを作ります。
かけつゆは、めんつゆの容器などに希釈量が書いてあるので、その指示にしたがって作りましょう。
続いて、冷凍うどんをゆでてザルで水を切っておきます。
日清カレーメシをレシピ通りに作ります。
日清カレーメシができる頃に、ゆでたうどんをどんぶりに入れ、先に作っておいたかけつゆを注ぎます。
日清カレーメシを、うどんの上にかけます。
最後に、刻みネギを散らしたら完成です。
食べてみると日清カレーメシのご飯が目立つものの、お店で食べるようなカレーうどんとほとんど味は変わりません。
カレールーがめんつゆがミックスし、ほどよい塩梅になっています。
シャキシャキした刻みネギも、美味しいです。
キャンプや登山でカレーメシを楽しむなら?
日清カレーメシはそのまま作るだけではなく、さまざまな楽しみ方ができます。量も十分あります。
筆者は最初「パッケージの大きさからして、お腹いっぱいになるのだろうか」と心配していましたが、まったくもって問題なしでした。
インスタント麺にあきてしまったときなどにもおすすめです。ぜひ、日清カレーメシをアレンジして楽しんでみてくださいね。