専用アプリで顔認識させるだけ!
これまでに他の人がコントロールするドローンで撮影された経験はある。だが操縦は複雑そうで、僕には扱えないと感じた。
しかし、この新機軸のドローン「ホバーカメラパスポート」なら可能かもしれない。なにしろ専用アプリで自分の顔を認識させれば、あとは勝手についてくるから操作は最小限。スイッチを入れる操作以外は、ほとんどなにもしなくてもラクに撮影できるのだという。
とはいえ、本当に僕は僕自身の写真を撮れるのか? 東京都内の河川敷で、こいつを恐る恐る飛び立たせてみると……。おお、本当にドローンのカメラが僕のほうに向き、一定の間隔でついてくるではないか。
ユニークなのは「撮ってほしい」という気持ちをドローンに伝える方法だ。いちばん簡単な「オーナーモード」なら、カメラにピースサインを見せ、その後に手を下ろすだけ。すると数秒後にシャッターが切れるのだ。「OKサイン」を出すと撮影終了の合図となり、手で受け取れる位置でホバリングを続ける。