こんにちは、子連れライター渡部郁子です。4歳の息子を連れて、山やフェスや温泉を巡っています。今回は、とにかくおいしいBBQが新しく始まると聞いて、子どもといっしょに神奈川県の湘南にある農園へやってきました。
みやじ豚を味わう豚肉BBQ
慶応大学の藤沢キャンパスからほど近い農園「弁慶果樹園」が、今回のBBQ会場です。この地域で有名なブランド肉「みやじ豚」と、農薬や化学肥料を使わないで作られた旬の野菜を提供するBBQとあって、プレオープンのイベントにはみやじ豚のファンの方や食にこだわるファミリーなど30名ほどの参加者が集まりました。
旨み含有量が通常の2倍というおいしさで人気の「みやじ豚」は、農業界、特に養豚業界では知らない人はいないほど有名なブランド肉です。その「みやじ豚」の宮治さんがBBQの開始前にあいさつ。今までこの会場で、「みやじ豚」をメインにしたBBQがすでに行われてきましたが、今回新しく立ち会がるBBQは、野菜のおいしさにもこだわる「FARMERS BBQ」として新たに展開するもので、今までの「みやじ豚」BBQと並行して開催し、全国から届く採れたて新鮮で安全な野菜のおいしさを提案していくとのこと。宮治さんの前には大きな炭火グリルが準備されています。
飲み物そのほか持ち込み可
お肉の説明と、用意された野菜の出身や育て方などの説明があって、いよいよBBQ開始の前に、乾杯。お茶やジュースなどソフトドリンクは用意されており、飲み放題です。お酒が飲みたい人は、自由に持ち込み可能です。ちなみに、食材と食器類、調味料は用意されていますが、追加の食材を持ち込むことも可能。ワインを分け合うグループや、採れたての野菜を差し入れてくれる農家の方がいる中、我が家の5歳児は乾杯前に持ち込みのわかめおにぎりをほおばり準備万端。それぞれコップに好きな飲み物を用意して、乾杯!
BBQ開始
各テーブルから炭火グリルの前に人が集まってきました。参加者が一緒に食材を焼き、シェアし合うスタイルです。万願寺とうがらしがはじける横で、豚のばら肉、スペアリブからしたたる油で豪快に炎があがります。みやじ豚の生ソーセージと1mを超えるロングサムギョプサルのとなりで、パプリカやマッシュルームが香ばしく焼きあがっていきます。
5歳の息子は、みやじ豚のソーセージが大のお気に入り。市販のソーセージは添加物が気になるので、子どもが一緒のBBQには使うのをためらいますが、みやじ豚ソーセージは無添加でジューシーなおいしさ。しっかりと味がついているので、そのまま何もつけずにおいしく食べられました。
大きなお肉をはさみで切ってみんなでシェア。グリルのまわりは暑いので、焼く人は交代で担当し、できたてをみんなで味わいます。網の下に用意された大量の焼き芋を取り出すころには、お腹はすっかり満足していました。