「日本野鳥の会」が野鳥のヒナと遭遇した際の対応をまとめた無料小冊子『ヒナとの関わり方がわかるハンドブック』を配布中です。
見守って、野鳥の子育て
春から夏にかけて、野鳥たちは子育ての季節。身近な場所でも、ツバメやスズメ、シジュウカラやキジバトなど、さまざまな野鳥が子育てをしています。そのような野鳥のヒナたちは、巣の中で親鳥と同じくらいの大きさまで育ち、羽ばたけるようになると、やがて巣から出て生活するように。
巣立ったばかりのヒナたちは、しばらくの間、親鳥と行動しながら飛び方やエサのとり方を身につけていきますが、その間、まだ上手に飛べないヒナと遭遇することがありますよね。つい手を差しのべたくなるところですが、ヒナの近くには親鳥がいることがあるため、日本野鳥の会では手を出さず、その場を離れてそっと見守ることをおすすめしているそうです。しかし、誤って保護され、親鳥と引き離されてしまうヒナがいるのも事実。
そこで日本野鳥の会では、20年以上にわたり、「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」として、小冊子の配布やポスターの掲示協力などで、巣立った後のヒナと出会ってもできるだけそのままにしておいてほしいというメッセージを広める活動を行なっているそうです。
小冊子『ヒナとの関わり方がわかるハンドブック』の内容
野鳥のヒナに遭遇した時の対応のヒントがまとめられ、ヒナと出会う場面ごとの対処方法とともに、野鳥の子育ての基礎知識やヒナに関するクイズも掲載してあります。
下記の内容を書いて、小冊子で学んでみましょう!
<必要事項>
1.『ヒナハンドブック』希望
2.氏名(フリガナ)
3.性別
4.住所(郵便番号必須)
5.電話番号
6.『ヒナハンドブック』についてどこで知ったか
<お申込み先>
1) 郵便
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
日本野鳥の会 ヒナハンドブック係
2) メール
nature@wbsj.org
3) FAX
03-5436-2635