そして、力を入れてきたリサイクル素材についても、さらなる高みを目指している。進化するパタゴニアを体感できる注目モデルを紹介しよう。
2024年の新作に注目!
パタゴニアでは2024年の春夏コレクションにて、バッグシリーズ「ブラックホール・ダッフル」を一新する。同シリーズではTPU(サーモプラスチック・ポリウレタン)フィルムをラミネートした頑丈なリップストップ・ポリエステル製の素材を用いているが、このたびマットなリサイクルTPUへとアップデートされることになった。
デザインもスッキリとしたマットな仕上がりに進化!
「ブラックホール・ダッフル」は1991年に誕生。当時は「ブラックホール・バッグ」という名称だったが、その後20年間で形や素材のアップデートが行われ、2011年春に表地がTPUコーティングされた「ブラックホール・ダッフル」へと進化した。
“ブラックホール”というネーミングは、何もかも飲み込むような収納力が由来。開口部のU字型ジッパーフラップによって、メインコンパートメントへのアクセスが容易となってるのも特徴だ。
今回のアップデートでは、本体と裏地とウェビングにはリサイクル素材および、耐候性のある業界初のリサイクルTPUフィルムラミネートを使用。ブラックホール製品の特長である耐久性もそのままありながら、環境への影響を削減。デザインもスッキリとしたマットな仕上がりを実現した。
パタゴニアによると、すべてのブラックホール製品がリサイクルTPUへ変更される予定だそう。同社の悲願である、100%リサイクル素材のギアを作ることにまた一歩近づいたといえそうだ。
パタゴニアでは来年中にすべてのブラックホール製品がリサイクルTPUへ変更される予定だそう。パタゴニアの悲願である、100%リサイクル素材のギアを作ることにまた一歩近づいたといえそうだ。
パタゴニア https://www.patagonia.jp