そんなアルパインサーモボトルのシリーズの中に、コップを使わずに直接飲めるキャップを備えた「アクティブ」というモデルがあるのをご存知でしょうか?
今回は、いつでも手軽に飲めるアルパインサーモボトル アクティブについてご紹介します。
やっぱり保温性能は抜群
アルパインサーモボトル アクティブはキャップの部分が、通常のアルパインサーモボトルと異なっているだけで、ボトル本体の性能は同じ。
そのため、その保温性能は抜群です。
公式サイトによれば、容量0.35Lのモデルの場合
- 保温:95度Cのお湯が6時間後、60度C以上
- 保冷:4度Cの冷水が6時間後、10度C以下
となっています(室温20度C ±2度Cの条件下)。
6時間後でも、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま飲むことができる保温性能は通常のアルパインサーモボトルと変わりません。
開閉が片手で可能
アルパインサーモボトル アクティブの魅力は、なんと言っても開閉が楽なこと。
フタを開ける際は、まずロックバーを上げます。
慣れれば、片手でもロックレバーの上げ下げができるようになります。
ロックバーが上がっている状態でボタンを押すとフタが開くので、そのまま直接飲み物を飲むことができます。
飲み口も口当たりがよく、とても飲みやすいデザイン。
フタを閉める時も、慣れれば片手で閉めることができるようになります。
ヘッド部分は分解して洗浄できる
アルパインサーモボトル アクティブのヘッド部分(アクティブリッド)の各パーツは、分解・洗浄できるのでとても清潔に保つことができます。
直接口を当てる部分は、いつも清潔に保っておきたいため、これは特筆すべきポイントです。
ただし、分解して洗浄した後、再度設置する際には順序や向きを間違えないようにしましょう。バックパックの中で飲み物が漏れていた、などということが無いように注意です。
キャップをコップセットに交換できる
アルパインサーモボトル アクティブは、別売りの交換用コップセットを入手すればコップでも飲み物が飲めるようになります。
さらに交換用コップセットは、中栓に断熱材が使用されているため、装着することでヘッド部分から熱が逃げにくくなります。
公式サイトによると、0.35Lのモデルでは保冷効果は変わらないものの、保温効果は交換用コップセットを使用すると……
- 保温:95度Cのお湯が6時間後、74度C以上
と、アルパイン サーモボトル アクティブの6時間後・60度Cに対して14度Cも保温効果が期待できるそうです。
用途や環境に応じて、保温性の高い交換用コップセットと、直飲みできるアクティブリッドを使い分けられるのは魅力的です。
ちなみに、反対に直飲みできるアクティブリッドも単体で売られています。そのため、すでにアルパインサーモボトルを持っている方は、アクティブリッドを購入すれば手持ちのボトルが「アクティブ」仕様になります。
なお、アルパイン サーモボトルには0.35L・0.5L・0.75L・0.9Lの4種類の容量があります。用途別にサイズを使い分けられるのも、嬉しいポイントですね。
実際に使ってみた様子
実際に、アルパインサーモボトル アクティブを冬のトレッキングで使ってみた様子をお伝えします。
中身はお湯。熱湯ではなくギリギリ飲める、体感で60度C程度の熱さです。
これをバックパック外側のドリンクホルダーにつけて、時折飲みながら往復6時間の行程を歩きました。外気温は概ね0度C程度です。
トレッキングを終えた時には飲むのにちょうどいい熱さで、決してぬるいと感じる温度にはなっていませんでした。
頻繁に飲むと中身が外気に触れる回数が多くなります。また、中身が減ると熱源が減るので、その分保温性も下がってしまいます。
しかし、アルパインサーモボトル アクティブは、外気温0度C、6時間の行程でも極端に飲み物の温度が下がることはなく、飲み物を温かいまま楽しむことができました。
正直、中栓・コップタイプのアルパイン サーモボトルと比べてしまうと若干保温性能は落ちてしまいますが、直飲みできる便利さは、それに勝るとも劣らないメリットです。
また、本体重量が221gと軽量なので、アウトドアだけではなく職場のデスクなどでの普段使いとしても、とても重宝するアイテムになるでしょう。
このボトルとアクティブに!
抜群の保温力と直飲みできる便利さを両立させた、アルパインサーモボトル アクティブ。
ぜひ、アルパインサーモボトル アクティブにお気に入りの飲み物を入れて、アクティブにアウトドアやオフィスワークを楽しんでください。