海鮮バーベキューにおすすめ食材と味付けの仕方
バーベキューをする人にとって悩みがちな食材選び。海鮮系で準備しておきたいおすすめの食材をご紹介します。
バーベキューにおすすめの海鮮系食材
サーモン
サーモンは大人から子供まで人気の定番の魚介類です。塩・コショウのシンプルな味付けでも、十分に味わえます。直火で焼いて皮をパリパリにすると、一気においしくなるでしょう。
キノコや玉ねぎ、バターと一緒にホイル焼きにするのもおすすめです。野菜との相性も良いので、お肉ばかりで口直しをしたいときにおすすめの食材です。
エビ
新鮮なエビを買ったら、ぜひ殻ごと焼いて食べましょう。殻ごと焼いたときの香ばしさがやみつきになります。
殻がないものを好む場合は、車エビやブラックタイガーがおすすめです。車エビは味が濃厚で甘いのが特徴の人気の種類です。ブラックタイガーは、リーズナブルで定番の種類といえます。
エビは、シンプルに塩焼きにしても、ビールによく合うでしょう。しっかり火を通したい場合は、金串に刺してから焼くのがおすすめです。
貝類
貝類を網で焼いて食べられるのは、バーベキューならではの楽しみ方です。
ホタテのバター焼きは、一度は試してみたい料理でしょう。醤油とバターの相性が抜群で、食欲をそそります。
牡蠣やサザエは、基本的には網で焼くだけの簡単調理なので、初心者にもおすすめの食材です。牡蠣は醤油を垂らして食べるのがおすすめです。
冬のイメージを持つ人が多いですが、岩ガキは夏に旬を迎えます。真夏のバーベキューで旬の牡蠣を食べたい人は、ぜひ覚えておきましょう。
また、サザエを焼くときは、中の水が沸騰するまで醤油を垂らさないよう注意が必要です。中の醤油が吹き出して、やけどをしてしまう可能性があります。
▼参考記事
バーベキューにおすすめの食材は?人数に適した量を知ろう
魚介類の下ごしらえをしよう
下ごしらえのコツは?
北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。
魚介と一口にいってもたくさんの種類がありますが、人気のエビ、ホタテ、イカの下ごしらえをご紹介します。
エビ
有頭、無頭、どちらも塩をすりこんで流水ですすぎます。エビは足の間やしっぽの裏に汚れが溜まっているので、ここをよくこすって洗います。有頭のエビはとがったところがあるので、手を刺さないように注意しましょう。
背にわたがあるので、取り除きます。つまようじなどで背中の横から刺して、上に持ち上げると、黒い線のような背わたが取れます。キッチンペーパーなどで軽く水気を拭き取り、フリーザーバッグなどに入れます。
ホタテ
まるごと焼きたいときは、洗うだけです。内臓などを取っておきたい場合は、包丁などで貝を開き、中身を一度取り出しましょう。
内臓を取りのぞいたあと、貝柱と貝ひもを塩でもんで、流水で洗います。開けた貝の殻は丸みのあるほうをとっておき、一緒にフリーザーバッグなどに入れておきます。バーベキューでは、これをお皿にして網の上に乗せ、焼きます。
イカ
イカは、スルメイカやヤリイカなどがありますが、調理方法は同じです。流水で洗って、つぼ抜き(内臓や足を取り、胴体だけにした状態)にします。足は目玉の部分から包丁を入れて切り開き、目玉や内臓などを取り除いておきましょう。えんぺら(頭にある三角のヒラヒラ)は外しても外さなくても、どちらでも大丈夫です。シリコンスチーマーなどに入れてレンジであらかじめ加熱してから、BBQやキャンプに持っていきます。
加熱後、取り出したイカ本体に上半分だけ、包丁で切れ込みを入れておくと、焼いたときにシェアがしやすくなるのでおすすめです。
▼参考記事
現地での調理が驚くほどラクになる。BBQ食材の下ごしらえ方法
海鮮食材の網焼きレシピ3選
エビの串焼き
「子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、“簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。
海鮮バーベキュー定番のエビと、オリジナルバーベキュースパイスを使ったレシピ。淡白なエビは、パフリカやガーリックなどの旨味系スパイスとの相性が抜群です。有頭エビならより迫力がでますよ。
材料:バーベキュースパイス
塩 20g
砂糖 5g
パプリカパウダー 5g
ガーリックパウダー 5g
ジンジャーパウダー 2g
シナモンパウダー 1g
ナツメグパウダー 1g
ドライパセリ 3g
ブラックペッパー 2g
作り方:バーベキュースパイス
【1】キッチンスケールに小さいボウルを置き、1つずつ計量しながら加えていきます。
【2】材料を入れるたびに、しっかり混ぜ合わせます。
【3】全部混ぜたら、清潔な瓶やボトルに入れて完成です。
材料:エビの串焼き
エビ 7尾
バーベキュースパイス 小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
竹串 7本
作り方:エビの串焼き
【1】オリーブオイルにバーベキュースパイスを入れ、よく混ぜ合わせて漬けダレを作ります。
【2】エビの尻尾部分から背中に沿って、串を打ちます。
【3】ジッパー付きバックに漬けダレとエビを入れて入れ、30分ほど味をなじませます。
【4】竹串でエビを刺します。
【5】網に置いて、両面焼きます。
【6】全体が赤っぽくなったら完成です。
▼参考記事
いつものお肉が数倍うまくなる!究極のBBQスパイスの作り方と極旨炭火焼きステーキレシピ
味噌味のホタテ貝焼き
青森生まれ、東京育ちの35歳。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のメニュー監修やレシピ開発、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
旨味たっぷりのホタテを使ったレシピ。そのまま焼くだけでも美味しいですが、今回は青森の郷土料理のひとつにもなっている味噌味を紹介します。お酒にもお米にも合いますよ。
材料
ホタテ貝 1枚
酒または水 大さじ1くらい
味噌 小さじ1くらい
たまご 1個
ネギ 適量
作り方
【1】ホタテは殻の丸みのある方を下にもち、ヘラまたはバターナイフなど殻に添って小刻みに動かし貝柱をはずします。ひもと貝柱に分けてさっと流水で洗い、食べやすく切ります(※黒いウロは食べられないので取り除きましょう)。
【2】焼き網にのせ、殻の半分くらいまで酒または水を入れます。火加減は、殻からはみ出さないくらいの強火で。
【3】沸騰してきたら、火を弱め味噌を溶き入れます。味噌によって塩分が違うのでお好みの量で。
【4】溶き卵をいれ、半熟状になったら火を止めます。余熱でも火が通るので好みの状態になったらネギを振って召し上がれ。
殻がない場合は、アルミホイルでも大丈夫。その場合は厚手のものか、2重にすると安心です。夏は貝柱が一番大きくなる時期、おうちのトースターやコンロでも作れますのでお気軽に試してみてくださいね。
▼参考記事
味噌味の郷土料理「青森のホタテ貝焼き」
秋刀魚の炭焼き
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は料理教室の運営や飲食店へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。
脂ののった秋刀魚を豪快に炭火で焼き上げる「秋刀魚の炭火焼き」は、アウトドアならではの料理方法です。
魚を1匹丸ごと炭焼きにすると「皮が破れてしまう」「生焼けになってしまった」など、苦手意識がある方も多いようです。しかし、焼き方のポイントをしっかりと知ることで、パリッとしたきれいな皮の秋刀魚の塩焼きを楽しむことができますよ。脂ののった美味しい秋刀魚の焼き方を、ぜひチェックしてみて下さいね。
失敗しない秋刀魚の炭焼きのポイント
旬の生秋刀魚が手に入らない場合は解凍の秋刀魚でも、同じ手順で焼くことができます。また、秋刀魚に限らず魚を1匹丸ごと炭焼きにする際にも同じ方法で焼くことができるので、ぜひ参考にして下さい。
秋刀魚は、身にハリのあるものを選びましょう。
新鮮な秋刀魚は、目が澄んでいて、口の先が黄色くなっています。トレイなどの容器に、血が溜まっていないかも確認しましょう。
下準備
【1】秋刀魚はよく洗って、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。秋刀魚は切らずに丸のまま焼くことで、ジューシーな仕上がりになります。
【2】多めの塩を手に取り、薄く全体に塩を振ります。
【3】頭から尻尾の部分まで、両面に塩を振ります。15~20分ほど置いて、塩を馴染ませます。
【4】時間を置くと魚に塩分が入り、水分が浮いてきます。水分の量が多いようなら、キッチンペーパーでポンポンと抑えるように軽く拭きましょう。
作り方
【1】炭に火をつけたら、キッチンペーパーで網にサラダ油を薄く塗ります。
【2】頭を右、腹を手前にした状態で焼き始めます。盛り付けた時に上になる面から、焼き始めるといいです。
炭の量は多めに入れ、遠火の強火で加熱します。
【3】網の位置を変えながら全体に焼き色をつけます。しっかりきつね色に焼き色がつくまで魚には触らず、網を移動しながら焼き位置を変えていきましょう。
【4】焼き色がついたことを確認したら、1度だけ裏返します。秋刀魚の身崩れや、皮が剥がれてしまうのを防ぐために、裏返すのは1度だけにするよう注意しましょう。
【5】パリッと焼けた皮面と、ジューシーな脂が閉じ込められた食感が炭焼き秋刀魚の特徴です。香ばしい焼き目を楽しみながら、大根おろしと一緒にさっぱりと食べるのがオススメです。
魚の盛り付けは、左側が頭になるように置くのが基本です。盛り付けた時に上になる面を先に焼くことで、焼き上がりがきれいになりますよ。
▼参考記事
旬の魚をキャンプで楽しもう!秋刀魚の塩焼きを炭火で美味しく焼くコツ
海鮮食材のホイル焼きレシピ2選
ホタテと野菜のバター醤油ホイル焼き
「子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、“簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。
ホイル焼きはアルミホイルに包んで直接焚き火に乗せるだけなので、鉄板や鍋など洗うのが大変な、大きな調理器具は必要ありません。
後片付けが楽ですし、「まだ調理道具が揃っていない」というキャンプ初心者の方にもおすすめの調理方法です。
硬くなりやすい魚介類は、水分量の多い野菜と一緒に加熱するのがおすすめ。水蒸気に包まれ、ふっくら仕上がります。
材料
ホタテ 100g
まいたけ 1/2パック
プチトマト 3個
スナップエンドウ 5本
バター 10g
醤油 大さじ1
作り方
【1】まいたけは食べやすい大きさに手でちぎり、スナップエンドウは筋取りをし、半分にカットします。
【2】アルミホイルにまいたけを乗せて、その上にホタテとスナップエンドウ、プチトマトを乗せます。
一番高熱になる底に水分量の多い食材を置くと、焦げ付きにくいです。
【3】バターをのせ、醤油を回しかけます。
【4】アルミホイルで、2重に包みます。
【5】アルミホイルがパンと張るまで、5分ほど加熱したら完成です。
▼参考記事
焚き火で簡単ホイル焼き!キャンプで楽しいレシピ3選
牡蠣と白子の昆布締めホイル焼き
青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
牡蠣をつかった昆布締めをつくってみませんか?
昆布締めは少し時間をおいた方が味が馴染むので、家で仕込んでから持っていくと、ちょうど食べごろになります。キャンプ場へ行く道中で材料を買う場合には、到着後すぐに仕込んで、夜に食べればオッケー!その間はクーラーボックスなどで保冷するのを忘れずに。昆布締めにする時間は、大体6時間くらいを目安にしてください。
使いやすいのは真昆布などの平らな状態で売っているもの。食材にしっかり密着するので昆布のおいしさがのりやすいです。羅臼(らうす)昆布も平らな状態で売っていますが、真昆布より旨みが強いので、昆布締めの時間を短めに切り上げるのがおすすめです。
もちろんここは個人的な好みもありますから、手に入りやすいものでお試しくださいね。形状は違いますが、日高昆布でも大丈夫です。こちらも味がしっかりしてますので、昆布締めの時間を短かくするのがいいかと思います。
材料
牡蠣 食べたい量
白子 食べたい量
昆布 牡蠣・白子が挟める量
日本酒 大さじ1くらい
お好みで、薬味やポン酢など
下準備
・牡蠣、白子は3%くらいの塩水(水500ccに対し、塩大さじ1強)でふり洗いして、水気を拭いておきましょう。
・昆布はかたく絞った布巾などで表面をやさしく拭いておきましょう。(表面の白い粉は旨みなのでとらないように優しく拭きます)
作り方
【1】アルミホイルを広げた上に昆布をのせ、その上に牡蠣、白子をのせます。(2段までなら重ねて作ることもできます。昆布の節約にはなりますが、加熱時間は長めになります)
【2】一番上にも昆布をのせて、アルミホイルでしっかりくるみ、クーラーボックスで冷やしつつ6時間くらい寝かせます。
【3】火にかける前に、上から全体に日本酒を振りかけます。写真のように糸をひきますが、昆布から出た粘りなのでご安心を。再度アルミホイルでしっかり包み、中火にかけます。
網の上でもメスティンでも調理可能です。メスティンの場合は、アルミホイルの中に入らないように水を少し入れてから蓋をして、蒸し焼きにしましょう。
【4】全体的にしっかり火が通れば完成!火が通ると身がふっくらとなり、表面も半透明から白色に変わります。重ねた場合は、蒸し時間を長めにとってくださいね。ポン酢やお好みの薬味で召し上がれ!牡蠣はきゅっと柑橘を絞るのみで、白子はさらに塩をぱらりとかけるとおいしいですよ。残った昆布はお味噌汁の出汁とりや、ご飯を炊くときにも使えます。
▼参考記事
豪快に蒸し焼き、がおいしい!旨味たっぷりの牡蠣と白子の昆布締めホイル焼き
カンカン焼きレシピ
牡蠣のカンカン焼き
青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
外遊び好きなら一度は憧れる!?カンカン焼きを作ってみました。
使った缶は「おせんべい」の空き缶。ホームセンターで手に入りやすい一斗缶でも代用できます!
説明がいらないほど簡単なのですが、食いしん坊のポイントとしては蒸し汁も無駄にしたくないので、最初に殻をきれいに洗っておくこと。そうすることで、缶に残った蒸し汁でパスタや、貝出汁のうどんが食べられます。
殻の外側は結構汚れてることも多いので、タワシで軽くこするようにして洗ってから(洗剤はいりません!)流水で流してくださいね。
そこまで出来たら、缶にお酒と牡蠣を入れて蒸すだけです。蒸気の逃げ道をつくるために、ほんの少しだけ蓋をあけておくと、完成時に開けやすいです。
材料
牡蠣 食べたい量
日本酒 100ccくらい
好みの調味料
準備するもの
ブリキ缶
軍手 ※二重にするとよい
牡蠣をあけるステーキナイフなど
作り方
【1】牡蠣の表面を流水で洗います。牡蠣のふくらんだ方を下にして、缶に入れます。
【2】日本酒を入れて、強火で約10分火にかけます。
※必ず水分を入れること。空焚きは破裂するので危険です!
【3】シュンシュンと沸騰後してきたら弱火にして2~3分蒸らします。
※ノロウイルスが心配なので、中心部が85度C以上で1分間加熱されるようにしてください。
【4】蓋を開けてみて、牡蠣がパカッと口をあけてたら出来上がり!もし自然に開いてなくても、牡蠣の身がふっくらしていたら火が通っています。
缶も牡蠣も熱くなっているので、必ず軍手をした手で牡蠣を取り出して、貝用のナイフやステーキナイフなどであけてください。あけるときにおいしい牡蠣汁をこぼさないように気をつけて~!
シメには、缶に残った蒸し汁に茹でたパスタやうどんを入れて、貝のおいしいところを存分に味わってください!バターを落としてもおいしいですし、雑炊にしても、身体が温まるので寒い時期にはおすすめです。殻のかけらがおちてる場合にはザルや茶こしで濾すときれいになります。
▼参考記事
春の牡蠣はふっくら美味!湯気まで美味しい牡蠣のカンカン焼き
おしゃれ海鮮バーベキューレシピ2選
魚を丸ごと入れるブイヤベース
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を持ち、子どもの薬膳料理についての講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。
魚を丸ごと入れて作る、簡単ブイヤベースのレシピをご紹介します。釣りキャンプで釣った魚を、「豪快に調理したい!」という方にもおすすめのレシピです。
材料(4人前)
魚(のどぐろ) 1~2匹
赤海老 7匹
あさり 100g
オリーブオイル 大さじ1
にんにく 1片
玉ねぎ 1個
セロリ 2本ほど
じゃがいも 4個
白ワイン 200cc
水 1L
トマト缶 1缶(400ml)
オレガノパウダー 適量
塩 適量
魚はのどぐろを使用しましたが、他の白身魚へ変更してもかまいません。小型の魚なら2匹、中型の魚なら1匹程度を目安に使用しましょう。
赤海老は有頭海老であれば種類は問いません。頭の中に旨味が詰まっているので、ぜひ有頭海老を用意して使ってみましょう。魚介類はタコやイカなどをプラスしても、味に奥行きが出ておすすめですよ。
ブイヤベースといえばサフランを使うのが一般的ですが、今回は代わりにオレガノパウダーを使って、手軽に香り付けをしています。
作り方
【1】魚の表面を洗い、包丁で鱗を取り除きます。次に、魚のエラと内臓を取り除いて、血が残らないように洗い流します。
【2】玉ねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りにします。じゃがいもは皮をむいて食べやすい大きさに切り、10分ほど水にさらします。
【3】火起こしをしたら、鍋にオリーブオイルをしき、玉ねぎ、セロリ、にんにくを入れて炒めます。
【4】野菜がしんなりしてきたら、赤海老、あさり、白ワインを入れます。白ワインが沸騰するまで待ちましょう。
【5】次に魚と水を入れて蓋をします。
【6】一度沸騰したら、トマト缶、オレガノパウダーを入れて再び蓋をします。
【7】味見をして、魚の旨味がしっかりスープに移っていたら、じゃがいもを入れて煮ます。
【8】じゃがいもが串が刺さるくらいの柔らかさになったら、塩で味を整えて完成です。お好みでパセリをちぎって散らしましょう。
▼参考記事
釣った魚を丸ごと豪快料理!ダッチオーブンで作る、旨味たっぷり絶品簡単ブイヤベース
海老のビールフリット
自然の中でのんびりするのが大好きなアウトドアライター。都内在住。趣味はキャンプ・旅行・料理・読書。夢は自分の山を購入し、自分だけのキャンプ場を作ること。自由な生活が好きで現在はブロガー×ライターとして活動中。
お酒好きであれば、キャンプに必ずと言っていいほど持っていくビール。実は優秀な調味料としても使えるのはご存じでしょうか?ビールを使ってサクサク衣に仕上がるフリットのレシピをご紹介します。
材料
海老 6尾
小麦粉 大さじ3
ビール 100ml
塩 ひとつまみ
揚げ油
作り方
【1】小麦粉・ビール・塩をよく混ぜ合わせて、衣を作りましょう。ここでのポイントは、冷たいビールを使うことです。
理由は、グルテンによる粘りを少しでも抑えるためです。
小麦粉に水分を入れて混ぜることで、グルテンが結合して粘りが出るのですが、この粘りが出た衣は、揚げ上がりの食感が悪くなってしまいます。冷たいビールを使うことで、この粘りをおさえることができるため、ぬるくなったビールを使わないことが大切です。
【2】衣に海老をくぐらせ、油でサクッと揚げれば完成です。
水で作った衣で作るよりも、衣がサクサクとしておいしいですよ。海老に限らず、ナスやズッキーニなどの野菜で作ってもおいしいので、お好きな具材でぜひ試してみてください。