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インナーテントが2つ付属する人気テント「ギリア」
SABBATICAL (サバティカル)
ギリア
アーチフレームに独自のブリッジフレームをプラスした変形トンネル型。インナーテントを外すことによってシェルターとしての使い方も可能。
●サイズ:(約)520×300×H170cm(2人用/280×150cm、5人用/280×250cm)
●収納サイズ:(約)67×35×H30cm
●総重量:(約)13.8kg
2人用・5人用のインナーテントが付属
2人用・5人用のインナーテントが付属している人気テント「ギリア」。まず、テントを購入する際にインナーテントが2つ付属するというのは珍しいのに加え、それでも価格が5万円台とリーズナブル!
キャンプビギナーでどれぐらいの広さが快適か、どんなテントが自分のスタイルには使い勝手がいいのかなど経験値が少なくてわからない人にとって、購入後の応用が利くのはありがたい。
サバティカルはブランド誕生以降、毎年ラインナップを増やしてきたが、今回初めてフルラインナップでの展示会を実施。エイ アンド エフのプロダクト部、吉野雄大さんにお話を伺った。
「このひとつでいろんな使い方ができます。インナーテントを外すことによってシェルターとしての使い方もできます。価格の割に、使い方のバリエーションも多いのも特徴です。コストパフォーマンスも高く、ライフスタイステージが変わってキャンプにいく人数が変わっても長く使えます」(吉野さん/以下同)
耐風性能や組み立てやすさもバッチリ
もちろん、機能面もしっかりしているという。
「耐風性能や組み立てやすさですよね。最初のエントリー層の方ってテントをいいものを買っても、組み立てにくいとか、設営が難しいってなってしまう。しかしこのテントは直感的に組み立てられます。ポールを3本入れて、ブリッジフレームを入れて、ペグダウンすれば設営できます」
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欲しい!サバティカルの最新シェルター&人気テントの推しポイントをメーカー担当者が力説
「ギリア」を現役スペシャリストがレビュー!
アウトドア用品デザイナー佐藤裕一郎さん(左)
大手テントメーカーで23年のキャリアを積んで独立。現在は準フリーランスとして、テントをはじめとしたギアの開発に携わるツワモノ。
アウトドア用品プロデューサー影山盛太さん(右)
国内のみならず、海外ブランドのテントや、ギア、パーツ類のデザインを手がける専門家。豊富な知識と分析力は日本一といっても過言ではない。
「通気性が良く、自由度の高い使い勝手がいいですね。開放感があり、風、日射し、雨など、自然からの〝贈り物〟を素直に喜べて、まるで伝統的な日本家屋のよう」(佐藤さん)
2人用インナー使用時のリビングスペースは、(横から見て)幅が約370cm! テーブルやチェアをセットしてもゆったり過ごせる。
ブリッジフレームで3本のアーチポールを固定。アーチポール間にテンションがかかり、テントとしての剛性がアップ。
「もう少し高さが欲しい気もするけど、このコスパ、最強ですね!」(影山さん)
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最新キャンプギアを試して徹底批評!最新ファミリー用テント4選
大人気のファミリーテント「アルニカ」
SABBATICAL (サバティカル)
アルニカ
2019年に誕生したサバティカルの第1弾が、TC素材(コットンとポリエステルの混紡素材)を採用したこのモデル。設営が簡単でアーチの美しいトンネル型の構造にブリッジフレームで剛性を高めた。タープに、シェルターにとアレンジ可能で、瞬く間に人気モデルに。
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「第1回BE-PALアウトドアアワード」大賞発表! ファミリーテント部門に輝いた5つのテントとは…?
2024年にヒット確実!「サバルパインドーム」
SABBATICAL (サバティカル)
サバルパインドーム
張りのある三角形の面(トラス構造)が12か所もある、強度に優れたドーム型シェルター。各面のメッシュ窓はフルクローズ可能で、天候やシーズンを問わず活用できる。天頂部には換気窓付き。
●収納サイズ:L82cm×W42cm×H31cm
●重量:23.8kg(ポール10.3kg、ペグ820g)
トラス構造多用で強度バツグン!
耐風性を高く保ちつつ、少ないフレーム本数で構造のシンプルさと軽量化を実現した、大型のドームテント。最大幅5mを超える大型幕で、底面は六角形。ファミリーやグループで快適に過ごせる。
正面ドアの裾先端部が、ジッパースライダーと連動。ドアを開けると裾もいっしょに引き上げられる仕組みだ。ボトムの全周にはスカートを装備。下からの冷気の入り込みをブロックできる。
リビングシートが標準装備されているから、くつろぎスペース用シェルター、就寝用テントと使い分けが容易。
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SABBATICAL (サバティカル) / サバルパインドーム
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BE-PALアウトドアアワード受賞の「スカイパイロット シンセティック」
SABBATICAL(サバティカル)
スカイパイロット シンセティック
サバティカルの「スカイパイロット TC」のファブリックを、TCからポリエステルに変更したニューモデル。省スペースで設営できながら、4本のサブポールを使用することでデッドスペースがほとんどなく、居住性が高いのが特徴。ポールもアルミ製にするなど、軽量化にもこだわっている。
●サイズ:W720×D380×H270cm
●収納サイズ:W80×D35×H29cm
●重量:13.9kg(ポール重量3.3kg、ペグ重量360g)
空間を最大限利用した省スペース大型シェルター
フラッグシップモデルの「スカイパイロット TC」のポリエステル版で、防水力、軽量性を実現。4本のサブポールによって、省スペースながらも大人数を収容できる空間を確保している。
ランタンのハンギングに便利なオリジナル「ハンガーテープ」が付属。
パネルを大きく跳ね上げられる機能も完備。余計なメッシュパネルやボトムのスカートを美しく巻き上げられる。
オプションのインナーテントを吊るせば、4人仕様のツールーム空間にも。
軽量、高強度を実現し、設営しやすい
ポールには、軽量で腐食にも強い「A6061アルミ」を採用。ファブリックには軽量のポリエステル素材を使用し、設営もかなりラクになった。ちなみに従来のTCモデル(スチール製ポール採用)に比べ、総重量は6.6kgの軽量化を実現している。
防水仕様で突然の雨でも安心
ポリエステル素材(150D)の表面は、撥水性を持たせるフッ素加工を採用。裏面はポリウレタン(PU)加工に。縫い目にはシームテープが施され、防水力を高めている。
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SABBATICAL (サバティカル) / スカイパイロット シンセティック
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防水性と軽量性がグッとアップ!サバティカルの高機能シェルター「Syntheticモデル」誕生
「BE-PAL アウトドアアワード 2023」大賞を受賞!
サバティカル「スカイパイロット シンセティック」は、「第3回 BE-PALアウトドアアワード 2023」の大賞を受賞。
長年、日本のアウトドアシーンを牽引してきた「エイ アンド エフ(A&F)」チームが作ったこだわりのテントは、デッドスペースがない居住性の高さと、既存モデルより8kg以上軽くなったことによる扱いやすさで「万人におすすめできる」「使いたくなるテントだ」「コスパがとても高い」と、審査員から絶賛された。
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コンパクトな高機能シェルター「モーニンググローリー シンセティック」
SABBATICAL(サバティカル)
モーニンググローリー シンセティック
「スカイパイロット シンセティック」と同シリーズで、防水性と軽量性を追求し、雨に強くて設置しやすい仕様。同じく「A6061アルミ」を採用し、総重量は従来のTCモデル(スチール製ポール採用)に比べて4.95kgの軽量化を実現。
●収納サイズ:77cm×W36cm×H23cm
●総重量:9.4kg(ポール2.1kg、ペグ260g)
大胆に開口した大型フロントパネルが特徴
ファニチャーだけなら最大で4人を収容できるコンパクトシェルター。フロントに3本のサブポールを入れることにより、前方の空間を大きく確保し、圧迫感のないリビングスペースを実現している。
フロントパネルは前面メッシュ。パネルは垂直にデザインされ、開放感のあるデザインに。
左右2か所、内側にスライスされた下部ベンチレーターは雨の侵入も防ぐ。
バックパネルの開口は、フルとハーフの状態を選択可能。バックパネルを閉じれば、サイドパネルを開口できる。