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バーベキューで盛り上がる食材は?
バーベキューで盛り上がるおすすめの定番食材
バーベキューの満足度を高めるのが『肉』『野菜』『海鮮』『デザート』といった定番の食材です。バーベキューで盛り上がるおすすめの定番食材を紹介します。
外せない&人気の「肉」
肉の中でも、たくさん用意しておくと喜ばれるのが牛肉です。肉のうま味を味わうなら、サーロインやヒレなどの高級部位、さっぱり食べたいならモモやタン、ガッツリ派には脂の乗ったカルビがおすすめです。
豚肉なら、食べ応えのあるロースやトントロのほか、バラ肉の豚串や骨付きのスペアリブも人気があります。
また、柔らかく食べやすい鶏肉は、子どもにもおすすめです。プリッとした食感のモモ、あっさりしたムネやササミのほか、骨付きの手羽なら気軽に食べられます。焼き鳥屋のように炭火でじっくり焼き上げれば、バーベキューも盛り上がるはずです。
彩り豊かな「野菜」
付け合わせとしてもぴったりなのが、キャベツやアスパラなどです。サッと焼いて塩コショウするだけで、おいしく食べられます。
玉ねぎ・ニンジン・カボチャなどは、火を通すことで甘味が増します。ジャガイモやサツマイモは、アルミホイルに包んで焼き、ホクホク感を楽しみましょう。
そのほか、風味豊かなしいたけ・エリンギなどのキノコ類や、甘味たっぷりのトウモロコシなどもおすすめです。
炭火でうま味もアップ「海鮮」
バーベキューでは、エビ・カニ・イカ・タコ・貝類などの海鮮も定番です。エビ・カニは、そのまま網に置いて、しょう油などで味付けします。イカやタコは串打ちしてタレを付け、網にのせて焼くとよいでしょう。いずれの海鮮も香ばしい香りで食欲をそそります。
ホタテ・ハマグリなどの貝類は、下準備の手間がなく、しょう油や塩で味付けするだけで、貝ならではのうま味を堪能できるでしょう。
バーベキューならではの「デザート」
バーベキューの定番デザートのマシュマロやバナナは、携行しやすく、ワクワク感があるところが魅力です。子どもから大人まで盛り上がることでしょう。
マシュマロはそのまま串に刺し、じっくり炙るのが定番の食べ方です。表面を加熱すると甘い香りが漂い、トロッとした食感を楽しめます。クラッカーでサンドして『スモア』にしたり、ホットコーヒーやココアなどに浮かべたりするのもおすすめです。
また、バナナは皮ごとアルミホイルに包んで焼いたり、チョコを挟んで焼きチョコバナナにしたりと、アレンジも自在です。
▼参考記事
バーベキューで盛り上がる食材を厳選!定番から変わり種まで紹介
バーベキューの食材はどのくらい準備したら良い?
バーベキューの食材の目安量
バーベキューの準備でまず迷うのが、どれだけの食材を用意すべきかでしょう。1人当たりの食材の目安を解説します。
1人分の食材の目安量
バーベキューの食材の量は、肉を基準に考えると良いでしょう。男性の場合は300g、女性や子どもの場合は150~200gが目安です。
ただし、バーベキューでは肉だけでなく魚やご飯も食べるはずです。その場合は、肉の量を少しだけ減らすのがポイントです。
また、一般的に男性よりも女性の方が量を食べない傾向にあります。そのため、女性向けは野菜やフルーツなどを多めに用意しておくと安心です。
男性がいるバーベキューの場合は、多少肉の量が多くても、男性が食べてくれるでしょう。
肉をメインにすると費用がかさんでしまうことが考えられるので、予算を抑えたい場合は、量があってかつ安いものや、炭水化物を増やすのがおすすめです。
▼参考記事
バーベキューにおすすめの食材は?人数に適した量を知ろう
バーベキューに欠かせない肉系レシピ
漬け込みスペアリブ
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。https://motto-cooking.com
ジューシーなお肉の塊を味わうことができるスペアリブは、バーベキューの醍醐味とも言えるメニュー。
しかし味付けや調理法が難しいイメージのある食材なので、まだチャレンジできていない方も多いのではないでしょうか?
漬け込んで調理するだけの簡単レシピをご紹介しますので、ぜひ次回のバーベキューで作ってみて下さいね。
材料
スペアリブ 600g程
白ワイン 大さじ2
クミンパウダー 小さじ1
オレガノパウダー 小さじ1/2
チリパウダー 小さじ1
ローズマリー 1枝
塩 小さじ1弱
下準備
1時間~1晩味をなじませましょう。中まで旨味が染み込んだスペアリブに仕上がります。
作り方
【1】食材を全て袋に入れて、塩とスパイスを全体になじませるようによく揉みます。
【2】汁気が残っていたら取り除いて、炭火の上にスペアリブを並べます。
【3】時々上下を返しながら、遠火でゆっくり焼きます。
【4】串を肉に刺し、透明な肉汁が出てきたら焼き上がりです。お好みでレモンを絞って食べても美味しいですよ。
▼参考記事
漬け込みスペアリブの簡単レシピとは?絶品タレの作り方や漬け込み・焼き方の手順
バックリブ
島の自然と人の温かさに魅了され、夫婦で移住した沖縄在住ライター。海辺や森でのファミリーキャンプ・アウトドア、そして食べる事が趣味。よりキャンプ飯を盛り上げるべく初級バーベキューインストラクターの資格も取得。家族で楽しめるアウトドア情報をお届けします。
バーベキューの本場アメリカで人気の定番メニュー、バックリブ。豪快でインパクトある骨付き肉は、バーベキューの場を大きく盛り上げてくれます。
本場アメリカでは何時間もかけて焼くこだわりのレシピも多くあるそうですが、今回は計1時間ほどの焼き時間でできる簡単レシピをご紹介します。
バックリブってどの部位?
リブは英語で“あばら”を意味しており、肋骨周辺のお肉を指します。
例えばよく耳にする「スペアリブ」は、肋骨の腹側のお肉を指しています。
「バックリブ」は肋骨の背中側のお肉のことで、スペアリブよりも脂が少なくさっぱり食べやすいのが特徴です。
材料:ラブ(ミックススパイス)
パプリカ(粉) 大さじ1
ローストオニオン 大さじ1
ガーリックパウダー 大さじ1
塩 大さじ1
黒糖(または砂糖) 大さじ1
カイエンペッパー 少々
材料:ソース
ケチャップ 大さじ4
ウスターソース 大さじ4
はちみつ(または砂糖) 大さじ3
酢 大さじ2
醤油 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
おろししょうが 小さじ1
下準備
【1】骨側についている薄皮を剥がします。そのままでも調理可能ですが、剥がした方が柔らかく仕上がります。
まずはお肉の端部分より、薄皮と肉の間に包丁を入れて剥がしていきます。掴めるくらい剥がせたら、後は手でグッと引っ張り、薄皮を剥がしてください。
お店によっては既に剥がされて売られている場合もあるようですので、わからない場合は確認してみると良いでしょう。
【2】バーベキューラブをすり込みます。ラブはお肉の下味をつけるためのミックススパイスのことです。市販のラブもありますが、今回は自分でミックスして用意します。
材料を全て混ぜ、お肉の表面にたっぷりと塗ります。2時間~半日ほど冷蔵庫で寝かせ、味を馴染ませましょう。
作り方
【1】火を準備します。直火ではなく、間接焼きをするのがポイントです。
今回使用するバーベキューグリルは比較的小さいので、炭を片方に寄せ、お肉に直接炭火が当たらないようレイアウトしています。
【2】ラブが馴染んだお肉を炭がないスペースに置き、蓋をして20分ほど素焼きしていきます。
じっくり間接焼きをしたいので、火が強すぎてお肉が焦げてしまっていないか確認しつつ焼いてくださいね。
【3】焼いている間にソースを準備します。材料をよく混ぜ合わせておきましょう。
【4】ソースを塗りつつ焼きます。分厚いお肉を焼くときは、念のため調理用温度計があると安心です。豚肉の場合、内部が60度くらいならOK。80度を超えると肉が固くなるので、火を弱めて調整してください。
【5】ソースをたっぷり塗り、再度蓋をして焼いていきます。時々塗り足しながら、じっくり40分ほど焼きましょう。
40分後、内部温度が63度を超えていれば完成です!
▼参考記事
豪快に骨付き肉を食らってる?簡単で本格的なバックリブのレシピを紹介
ラムチョップと夏野菜のグリル
青森生まれ、東京育ち。山、地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を開く。イベントでのアウトドア料理ワークショップや、飲食店のレシピ開発など幅広く活躍。趣味の登山や旅の経験を生かした、グローバルな簡単創作料理が得意。
バーベキューで盛り上がる料理と言えば、やっぱり肉料理!意外と手に入りやすいけれど、なかなか家では焼かないラムチョップを炭火で焼いたら、大注目間違いなし。
エスニックなかおりに、和の出汁を合わせたミックススパイスがポイントのレシピをご紹介します。作り方も、ただ混ぜるだけと簡単。揚げ野菜などにかけても美味しいので、つくってみてくださいね。
ラムの脂のにおいが少し苦手……という話もよく聞きます。脂身をしっかり焼くことにより、余分な脂が落ちて、食べやすくなりますのでお試しください。焼く30分前には、常温に戻すのも忘れずに。
材料
ラムチョップ 食べたい本数
塩 適量
<野菜ソテー>
オリーブオイル 大さじ1
ズッキーニ 1本
パプリカ 1個
(今回は赤、黄それぞれ1/2個ずつ)
塩 適量
オレンジ 1個
<ミックススパイス>
粉末かつお出汁 大さじ1
クミンシード 大さじ1
白ごま 大さじ1
七味唐辛子 大さじ1
(一味の場合は小さじ1)
パプリカパウダー 小さじ1
作り方
【1】野菜は1センチ角くらいにカットして、オリーブオイルを熱したスキレットへ入れます。全体に塩を軽く振って、炒めます。
【2】オレンジは半分に切って、果実側を下にして焼き色をつけるように焼きます。野菜に油が回って、全体が透き通ってきたら蓋をしておきます。
【3】ラムチョップは表面の水分をしっかり拭いて、軽く塩を振ってから、熾火になった炭で焼いていきます。
【4】背脂の方から焼いていきましょう。ラムの香りが苦手な方は、ここでしっかりめに焼いて脂を落とすのがポイント。骨と反対側になる狭い面も忘れずに焼きましょう。トングで挟みながら焼くと、焼きやすいです。
【5】ラムチョップの広い面を焼いていきます。4~5分焼いて、表面につやっとした肉汁がみえてきたら、ひっくり返します。反対側も1分半くらい焼きます。
【6】両面焼いたらスキレットの野菜の上にラムチョップを置き、蓋を少しずらして置き、2分くらい蒸らします。
【7】ミックススパイスは、ただ混ぜるだけ!ラムチョップにふりかけて完成です。
フライパンやスキレットでも同じ手順で焼くことが出来ます。その際は、油を少しひいてから焼いてくださいね。意外と簡単に焼くことができるので、ぜひお試しください。
▼参考記事
クミン×和のミックススパイスで食べる!ラムチョップと夏野菜のグリル
チキンの白ワイン煮込み
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。https://motto-cooking.com
白ワインの酸味と、骨つき肉の旨味が楽しめる、食材を入れるだけで完成するお手軽煮込み料理をご紹介します。
ダッチオーブンで大豆などの豆類を煮ると、モチっとした食感に仕上がります。白ワインの旨味を含んだ大豆は、和食の豆類とは一味違った味付けが楽しめますよ。
材料(3人前)
鶏手羽元肉 10本
ミニトマト 8個
舞茸 1pc
ズッキーニ 1個
大豆水煮缶 100g
にんにく 1個
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 100ml
塩胡椒 適量
ローズマリー 1枝
ズッキーニは丸ズッキーニを使用しましたが、通常のズッキーニやパプリカでも美味しくできます。舞茸はお好みのきのこに変えていただいても大丈夫です。
白ワインは甘口より、辛口で作った方が鶏肉との相性が良くおすすめです。
作り方
【1】ズッキーニは1cmの厚さに切り、にんにくは半割りにして潰します。舞茸は食べやすい大きさに手で割り、ミニトマトは半割りにします。
【2】手羽元肉は、白ワイン、塩胡椒、ローズマリーを入れて下味をつけます。事前準備として、自宅で下味をつけたものを持参すると、より味がなじんで美味しくなりますよ。
【3】ダッチオーブンに、オリーブオイル、にんにくを入れて加熱します。
【4】大豆の水煮、ズッキーニ、舞茸を入れて炒めます。
【5】中心にスペースを空け、漬け込んでおいた手羽元肉の汁気を切って並べます。
【6】手羽元肉の表面に焼き目がついたら、漬け汁にした白ワインと、ひたひたになる程度の水を入れます。野菜の上に、ミニトマトも散らします。
【7】蓋をしながら20分ほど煮込みます。仕上げに塩で味を整えて完成です。
▼参考記事
食材入れて煮込むだけ!ダッチオーブンで作るチキンの白ワイン煮込み
やわらか鶏むね肉の塩麹漬け串焼き
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。https://motto-cooking.com
バーベキューにオススメの、鶏むね肉をやわらかジューシーに仕上げるレシピをご紹介します。漬け込み作業は自宅で事前準備としてできるので、現地では焼く作業のみで完成します!塩麹を使用しますが、クセもなく、簡単に食べ応えのある漬け込み肉が完成するので、ぜひご活用ください。
材料(4人前)
鶏胸肉 2枚(1枚300g~350g)
塩麹 50g
にんにくチューブ 1~2cm
レモン汁 小さじ1
醤油 大さじ2
塩麹を使う事で、しっかり下味がつくので、焼肉のタレなどが必要ないのも、手軽に作れるポイントです。
作り方:事前準備
【1】鶏胸肉は、食べやすい大きさにそぎ切りにします。今回は余分な脂や、皮の部分を取り除いていますが、お好みで皮の部分はつけたままでも良いです。なるべく繊維に逆らうように切ると、筋っぽくならず、食感が柔らかくなります。
【2】保存袋に食材を全て入れて、調味料をよく揉み込みます。
【3】塩麹のつぶつぶが苦手な方は、潰すようにしながら揉み込むと良いです。
塩麹の効果で、鶏肉がジューシーな柔らか食感に仕上がります。半日ほど漬け込む事で、日持ちがアップし、臭み消しにもなります。キャンプへ出かける前の事前準備として、この状態で保冷して持っていくのがオススメです。
作り方:現地作業
【1】長ネギ、パプリカ、えりんぎなどと一緒に串に刺します。串に刺す食材は、季節やお好みによって変えても良いです。刺し始めと、刺し終わりを鶏肉にする事で、焼いている時のズレ防止にもなりますよ。
【2】塩麹で漬けた鶏肉は、糖分があり焦げやすいので、火力に気をつけましょう。焼き鳥台を使用せず、炭などで網焼きにする場合は、金串やバーベキュー専用の串を使用すると良いです。竹串などは焼いている際に焦げてしまうので、注意しましょう。
【3】お好みで焼肉のタレや、レモンを絞ってかけても美味しく召し上がれます。ビールとの相性もバッチリですが、ご飯にのせて焼き鳥丼にしてもオススメです。
▼参考記事
BBQにオススメの節約キャンプ飯!やわらか鶏むね肉の塩麹漬けレシピ
牛肉100%ハンバーガー
青森生まれ、東京育ち。山、地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を開く。イベントでのアウトドア料理ワークショップや、飲食店のレシピ開発など幅広く活躍。趣味の登山や旅の経験を生かした、グローバルな簡単創作料理が得意。
噛み応えばっちりの牛肉100%ハンバーガーを作りましょう!材料は挽き肉ではなく、ステーキ肉。赤身が多い肉がおすすめです。
パティ(ハンバーガー用に成形した肉)に使う調味料は塩のみ。卵もたまねぎも入れません。つなぎになるものは!?と心配になるかもしれませんが大丈夫!牛肉のタンパク質に塩が入ると、結着性、保水性がうまれるのでしっかりくっついてくれます。
お肉は、包丁で1cm角くらいの大きさに刻みます。挽き肉のようにする必要はないので、大きめの粗切りでいきましょう。このくらいのほうが食べ応えがあります。カットしたら塩とまぜて、丸く成形します。よくハンバーガーのレシピでは、粘りが出るまでこねると書いてありますが、その必要もなし。表面さえある程度なめらかにしておけば、意外と崩れずに焼けますよ!
材料(2人分)
赤身ステーキ肉 1枚(200~300gのもの)
塩 牛肉の1%の重量
サラダ油 適量
バンズ 2個
トマト 1cmくらいの輪切りを2枚
レタス 適量
タマネギ 1cmくらいの輪切りを2枚
タマネギ用の塩 適量
好みでケチャップ、マスタードなど
下準備
・ステーキ肉は使う直前まで冷やしておきます。
・ハンバーガー用のパン、野菜をカットしておきます。
(生肉には菌がついているので、先にパンや生野菜をカットしておきましょう。)
・焚き火は、熾火にしておきましょう。
作り方
【1】ステーキ肉の表面の水分をキッチンペーパーで拭いてから、1cm角くらいにカットします。
【2】ボウルに肉、塩を入れて、全体がまとまるまでこねます。ふたつに分けて、丸く成形します。
【3】油をしいたフライパンで焼いていきます。おいしそうな焼き色がついたらひっくり返します。中までしっかり火が通るように、フライパンの蓋、またはフライパンよりひとまわり小さめに切ったアルミホイルをのせましょう。
【4】タマネギに強めの塩をふり、同じフライパンで焼きます。パティが焼きあがる前に、パンも炭火で焼きます。焦げやすいので気を付けて。
【5】すべて焼けたら、どんどん重ねれば出来上がり!
手でつぶしながら、がぶりとどうぞ!!手切りにしたお肉は挽肉とはまた違うおいしさなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。外で食べるハンバーガーは格別です!
▼参考記事
焚き火台で焼く!お手頃ステーキ肉でつくる牛肉100%ハンバーガー
ローストポークとゴロゴロ野菜
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。
ローストポークとゴロゴロ野菜は、下準備さえしてしまえば、火にかけて放置するだけでできあがるので簡単。誰にでも作れて手間がかからない料理です!スキレットを使ってかたまり肉をじっくりと調理することで、肉汁が全体にいきわたります。冷めてもジューシーな食感が楽しめますよ。
さっぱりとした酸味と甘みがあり、食材の旨味を引き立ててくれるタレのレシピもご紹介します。
材料:タレ
料理酒 大さじ2
醤油 大さじ2
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
材料:ローストポークとゴロゴロ野菜(2~3人分)
豚かたまり肉 300~400gほど
塩こしょう 適量
人参 1/2本
れんこん 10cmほど
じゃがいも 小サイズ1個
パプリカ 1/2個
玉ねぎ 1/2個
サラダ油もしくはオリーブオイル 大さじ1
イタリアンパセリ 適量
豚かたまり肉はどの部位を使用してもOKです。赤身と脂身のバランス重視であればロース肉、赤身が多くあっさりしているのがお好みであればモモ肉がいいでしょう。こってりと油も楽しみたいならバラ肉を選択してみてください。
スキレットは、ニトリの直径約19cm(8インチ)のものを使用しました。別売りの蓋を使えばスキレットの内側に熱を留め、じっくりと調理することができます。
使用するスキレットのサイズに合わせて、野菜の量を調整してくださいね。
作り方:タレ
まずはタレから作っていきましょう。材料をすべて合わせてひと煮立ちさせるだけで仕上がります。
【1】玉ねぎをみじん切りにし、にんにくはすりおろしましょう。
【2】すりおろしたにんにく、みじん切りした玉ねぎ、料理酒、醤油、酢、砂糖を鍋に入れ、ひと煮立ちするまで火にかければ出来上がりです。
作り方:ローストポークとゴロゴロ野菜
続いてメインのローストポークを作っていきます。
【1】肉の表面にまんべんなく塩こしょうを振り、15分ほど放置して下味を付けます。
野菜はなるべく大き目にカットしましょう。そのほうが旨味をたっぷりと感じられ、美味しく仕上がります。
【2】スキレットに油を薄く引き、強火にかけます。煙が立ち上り、スキレットが温まったら、火を少し弱めてかたまり肉を乗せましょう。片面が焼き上がったらひっくり返し、もう一方の面も焦げ目が付くまで焼いてください。
【3】かたまり肉の脇のスペースに大き目にカットした野菜を乗せ、蓋をして弱火にかけます。じっくりと具材を焼き上げましょう。
かたまり肉の厚さや野菜の切り方にもよりますが、25~30分程度が目安です。
調理途中で焼き加減が気になる場合は、蓋を開けて中を確認しましょう。じゃがいもやれんこん、人参は、串を刺したときにスッと入っていったら火が通っている証拠です。
また、調理中はスキレットや蓋の表面が高温になっています。持ち上げる際は鍋つかみや皮手袋を使用して、やけどをしないように注意しましょう。
【4】火を消し、トングなどを使ってローストポークをまな板の上に取り上げます。お好みで0.5~1cmほどの厚さにカットしましょう。
【5】カットしたローストポークをスキレットに戻して盛り付け、タレをかければできあがりです。お好みでイタリアンパセリなどのハーブを添えると、より雰囲気が出ますよ。
▼参考記事
スキレットで簡単キャンプ飯レシピ!「ローストポークとゴロゴロ野菜」
煮チャーシュー
登山(北アルプス好き)が趣味の旅する料理人。東京・目黒区に「CHI-FO(チーフォ) 台湾屋台縁食区」を2021年オープン。
人気料理は焼き餃子。
バーベキューで簡単に楽しめる煮チャーシューとアレンジレシピをご紹介します。 煮ることでジューシーさを残しつつ、しっかり中まで火が通せる煮チャーシュー。適度な脂がある豚肩ロースなら柔らかく仕上がります。
材料
豚肩ロース 500g
塩、コショウ 適量
長ネギの青い部分 1本分
ショウガの薄切り 1片分
醤油 100ml
砂糖 大さじ4
ニンニク 1片
下準備
【1】豚肩ロースは塩、コショウを振り、タコ糸で巻いて形を整えます。(煮豚用のタコ糸ネットでも可)
【2】ネギの青い部分とスライスしたショウガを一緒に密閉保存袋に入れ、ひと晩漬け込みましょう。
作り方
【1】中華鍋にサラダ油を熱し、漬け込んだ豚肩ロースの表面をこんがりと焼きます。
【2】中華鍋にお湯をはり、【1】と下味で使ったネギとショウガを加え、お肉に火が通るまで茹でます。
【3】【2】の茹で汁200mlに醤油、砂糖、ニンニクを加えたら、茹でた肉を入れて味が染みるまで煮込んで完成です。
形崩れしないよう、タコ糸はスライスする分だけ切るようにするのがポイント。
▼参考記事
キャンプで憧れのメニュー「煮チャーシュー」を作ってみない?アレンジレシピも紹介
うま味たっぷりの魚介系レシピ
ホタテと野菜のバター醤油ホイル焼き
「子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、“簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。
ホイル焼きはアルミホイルに包んで直接焚き火に乗せるだけなので、鉄板や鍋など洗うのが大変な、大きな調理器具は必要ありません。
後片付けが楽ですし、「まだ調理道具が揃っていない」というバーベキュー初心者の方にもおすすめの調理方法です。
硬くなりやすい魚介類は、水分量の多い野菜と一緒に加熱するのがおすすめ。水蒸気に包まれ、ふっくら仕上がります。
材料
ホタテ 100g
まいたけ 1/2パック
プチトマト 3個
スナップエンドウ 5本
バター 10g
醤油 大さじ1
作り方
【1】まいたけは食べやすい大きさに手でちぎり、スナップエンドウは筋取りをし、半分にカットします。
【2】アルミホイルにまいたけを乗せて、その上にホタテとスナップエンドウ、プチトマトを乗せます。
一番高熱になる底に水分量の多い食材を置くと、焦げ付きにくいです。
【3】バターをのせ、醤油を回しかけます。
【4】アルミホイルで、2重に包みます。
【5】アルミホイルがパンと張るまで、5分ほど加熱したら完成です。
▼参考記事
焚き火で簡単ホイル焼き!キャンプで楽しいレシピ3選
味噌味のホタテ貝焼き
青森生まれ、東京育ち。山、地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を開く。イベントでのアウトドア料理ワークショップや、飲食店のレシピ開発など幅広く活躍。趣味の登山や旅の経験を生かした、グローバルな簡単創作料理が得意。
旨味たっぷりのホタテを使ったレシピ。そのまま焼くだけでも美味しいですが、今回は青森の郷土料理のひとつにもなっている味噌味を紹介します。お酒にもお米にも合いますよ。
材料
ホタテ貝 1枚
酒または水 大さじ1くらい
味噌 小さじ1くらい
たまご 1個
ネギ 適量
作り方
【1】ホタテは殻の丸みのある方を下にもち、ヘラまたはバターナイフなど殻に添って小刻みに動かし貝柱をはずします。ひもと貝柱に分けてさっと流水で洗い、食べやすく切ります(※黒いウロは食べられないので取り除きましょう)。
【2】焼き網にのせ、殻の半分くらいまで酒または水を入れます。火加減は、殻からはみ出さないくらいの強火で。
【3】沸騰してきたら、火を弱め味噌を溶き入れます。味噌によって塩分が違うのでお好みの量で。
【4】溶き卵をいれ、半熟状になったら火を止めます。余熱でも火が通るので好みの状態になったらネギを振って召し上がれ。
殻がない場合は、アルミホイルでも大丈夫。その場合は厚手のものか、2重にすると安心です。夏は貝柱が一番大きくなる時期、おうちのトースターやコンロでも作れますのでお気軽に試してみてくださいね。
▼参考記事
味噌味の郷土料理「青森のホタテ貝焼き」
魚を丸ごと入れるブイヤベース
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。https://motto-cooking.com
魚を丸ごと入れて作る、簡単ブイヤベースのレシピをご紹介します。釣りキャンプで釣った魚を、「豪快に調理したい!」という方にもおすすめのレシピです。
材料(4人前)
魚(のどぐろ) 1~2匹
赤海老 7匹
あさり 100g
オリーブオイル 大さじ1
にんにく 1片
玉ねぎ 1個
セロリ 2本ほど
じゃがいも 4個
白ワイン 200cc
水 1L
トマト缶 1缶(400ml)
オレガノパウダー 適量
塩 適量
魚はのどぐろを使用しましたが、他の白身魚へ変更してもかまいません。小型の魚なら2匹、中型の魚なら1匹程度を目安に使用しましょう。
赤海老は有頭海老であれば種類は問いません。頭の中に旨味が詰まっているので、ぜひ有頭海老を用意して使ってみましょう。魚介類はタコやイカなどをプラスしても、味に奥行きが出ておすすめですよ。
ブイヤベースといえばサフランを使うのが一般的ですが、今回は代わりにオレガノパウダーを使って、手軽に香り付けをしています。
作り方
【1】魚の表面を洗い、包丁で鱗を取り除きます。次に、魚のエラと内臓を取り除いて、血が残らないように洗い流します。
【2】玉ねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りにします。じゃがいもは皮をむいて食べやすい大きさに切り、10分ほど水にさらします。
【3】火起こしをしたら、鍋にオリーブオイルをしき、玉ねぎ、セロリ、にんにくを入れて炒めます。
【4】野菜がしんなりしてきたら、赤海老、あさり、白ワインを入れます。白ワインが沸騰するまで待ちましょう。
【5】次に魚と水を入れて蓋をします。
【6】一度沸騰したら、トマト缶、オレガノパウダーを入れて再び蓋をします。
【7】味見をして、魚の旨味がしっかりスープに移っていたら、じゃがいもを入れて煮ます。
【8】じゃがいもが串が刺さるくらいの柔らかさになったら、塩で味を整えて完成です。お好みでパセリをちぎって散らしましょう。
▼参考記事
釣った魚を丸ごと豪快料理!ダッチオーブンで作る、旨味たっぷり絶品簡単ブイヤベース
野菜を使ったサラダ・前菜レシピ
スモークサーモンとドライいちじくのサラダ
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。
キャンプでは、いつもとは違うおしゃれなサラダに挑戦してみましょう。自然の甘みと栄養がギュッと詰まったドライフルーツは、持ち運びに便利でキャンプなどのアウトドアにもおすすめの食材。サラダのアクセントにぴったりです。
材料(2~3人分)
スモークサーモン 1袋(45g)
アボカド 1個(約190g)
ベビーリーフ 1袋(30g)
赤パプリカ・黄パプリカ 各1/4個(それぞれ約60g)
ドライいちじく(ソフト) 1/2袋(約80g)
ブラックオリーブ(スライス) 適量
★ドレッシング
オリーブオイル 大さじ2
お酢 大さじ1
黒ほりにし 適量
ドレッシングに燻製味のアウトドアスパイス「黒ほりにし」を使用して、いちじくの甘みを引き立てつつワイルドな風味に仕上げます。
黒ほりにしがない場合は、お手持ちのスパイスで自分だけのオリジナルドレッシングを追究してもいいでしょう。
作り方
【1】アボカドの皮をむいて種を取り除き、2cm角に切っていきます。
ちなみに、「アボカドを自宅で切ってキャンプに持っていきたい」という場合は10~20秒ほどレンジで加熱したり、レモン汁をかけて和えておけば、変色を防ぐことができますよ。
【2】パプリカのヘタを取って薄切りにします。種とワタも食べられるので、そのまま調理していきます。
【3】シェラカップなどにオリーブオイル、お酢、黒ほりにしを入れて、ドレッシングを作ります。
果たしてドライいちじくと燻製の風味がどんな化学反応を起こすのか…食べるのが楽しみです。
【4】下ごしらえが終わったら、あとは盛り付けていくだけです。まずはお皿にベビーリーフを敷き詰めましょう。
その上にパプリカとアボカドをこんもり乗せて…。
さらに、スモークサーモンを並べていきます。
今回の主役であるドライいちじくを乗せて…。
仕上げにブラックオリーブをちらします。
【5】食卓に出したら、自家製の燻製ドレッシングをたっぷり回しかけて完成!
一口頬張ると、スモークサーモンの塩気とドライいちじくの甘みに、アボカドのコクとパプリカのシャキッとした食感が絡んでさわやかな食べごたえ。
時間差で黒ほりにしの燻製風味がブワッと広がって、キャンプ飯らしいワイルドな味わいも楽しめます。
自家製ドレッシングのおかげで、塩気と甘みのバランスが引き立つ、ちょっぴり大人のサラダに仕上がりました。
▼参考記事
甘みも栄養も凝縮!アウトドアにおすすめドライフルーツのアレンジレシピ2選
春野菜の春巻き
東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、ヴィーガンカフェの店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、野菜や果物、ナッツなど、旬の素材を中心とした料理やローフード、ヴィーガンレシピの創作、商品開発などを行なっている。http://yamabon.jp/
そら豆、新タケノコにアスパラガスを、それぞれ春巻きの皮に巻いて揚げ焼きにしました。素材ごとの食感、風味をまるごと楽しめる一品です。「春野菜の春巻き」は、まずは揚げたてを塩で。そして、粉チーズや粒マスタード、レモン果汁をかけるのがおすすめの食べ方です。
材料(2人分)
グリーンアスパラガス 5~6本
そら豆 10粒くらい
新タケノコの水煮 1個
春巻きの皮 8~10枚
塩 適量
粉チーズ(ノンデイリーやパルミジャーノなど好みのチーズで) 適量
粒マスタード 適量
レモン 適量
オリーブオイル 大さじ3~5程度
水溶き片栗粉(小麦粉) 適量
下準備
・グリーンアスパラガスは硬い部分を取り除きます。太い部分は、穂先と同じ時間で仕上がるように包丁で切り込みを入れます。硬い部分は捨てずにスープなどに入れて使ってください。
・そら豆は薄皮をむきます。
・新タケノコは硬い部分がある場合は千切りにします。穂先などやわらかい部分は食べやすい大きさにカットします。ここでは、4等分にしました。
・皮をとめるための“のり”に使う、水溶き片栗粉を作ります。
・春巻きの皮をカットします。そら豆用に、3枚分を3等分にカットします。そら豆が大きい場合は、春巻きの皮は2等分にカットしてください。
・新タケノコ、アスパラガス用に、5枚分を三角形になるようにカットします。
作り方
【1】アスパラガスを巻きます。巻き終わりは水溶き片栗粉でのり付けします。
【2】次にそら豆を巻きます。皮をむいたそら豆は3等分にカットした春巻きの皮を使います。
そら豆は3粒くらいをまとめて包んでもおいしいです。
【3】新タケノコを巻きます。4等分したタケノコを三角形にカットした春巻きの皮を使って巻きます。巻き終わりは水溶き片栗粉でのり付けします。
【4】すべて巻き終えたら、揚げ焼きにしていきます。
フライパンに大さじ3~5程度のオリーブオイルを入れ、火をつけます。まずはアスパラガスを入れ、途中、裏返しながら両面合わせて3~4分を目安にじっくりと揚げ焼きにします。そら豆は2分を目安に両面こんがりと揚げ焼きにします。新タケノコは、春巻きの皮がきつね色になり、タケノコが温まればOKです。
油は足りなくなったら継ぎ足して。最後はフライパンを斜めに傾けて揚げ焼きにします。
【5】揚げ焼きにしたら、しっかりと油を切り、熱いうちに軽く塩を振ります。
まずは、揚げたてを塩やレモンを絞って食べます。そのほか、粉チーズや粒マスタードをつけて食べるのがおすすめです。
▼参考記事
春キャンプに。そら豆、新タケノコ、グリーンアスパラガスで作る『春野菜の春巻き』
赤カブと黒粒コショウの発酵ピクルス
塩水に季節の野菜を漬け込むだけ。カビや傷みを防ぐため、塩分濃度は必ず3%に。野菜が不足がちなバーベキューにひと瓶持参しよう!
材料(作りやすい量)
赤カブ 1/2個
黒粒コショウ 2~3粒
塩 水の3%
水 赤カブがひたひたになる量
作り方
【1】赤カブは皮ごと横に薄切りにします。
【2】保存容器に【1】を入れ、水を注ぎます。
【3】3%の塩を加え、好みで黒粒コショウをふって完成。
▼参考記事
キャンプでも活躍!カラダにやさしい手作り調味料とアレンジレシピ3選
ズッキーニのカルパッチョ
東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、ヴィーガンカフェの店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、一人ひとりのライフスタイルに合わせた食の見直しやセルフケアの提案、プラントベースのオリジナルレシピ創作、商品開発をおこなっている。http://yamabon.jp/
アウトドアにぴったりの“切るだけ”“ちぎるだけ”で簡単に作れるサラダレシピを紹介します。魚介類の副菜におすすめ。好みのチーズをかけてもおいしくいただけます。
材料(2人分)
ズッキーニ 1本
ラディッシュ(あれば) 1~2個
レモン汁 1/2個分
塩
こしょう
オリーブオイル
作り方
【1】ズッキーニをきれいに洗い水けをきっておきます。
【2】スライサーでズッキーニを輪切りにします。
【3】皿にスライスしたズッキーニを並べていきます。このときにラディッシュもズッキーニの間にバランスよく並べます。
【4】【3】に塩、こしょうをして少しおきます。
【5】食べる直前にレモン汁を全体に絞り、たっぷりのオリーブオイルをかければできあがりです。
▼参考記事
夏のキャンプやBBQにぴったり。切るだけ!ちぎるだけ!簡単サラダおすすめレシピ4選
シメに食べたい主食系レシピ
大根おろしのキムチーズリゾット
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプめしを作って気を紛らわしている。
アウトドアスパイス「ほりにし」×オートミールで、消化にもやさしいヘルシーなリゾットレシピをご紹介します。
材料(2人分)
オートミール 80g
水 200ml
大根 150g
キムチ 100g
スライスチーズ 2枚
白ほりにし 適量
刻みネギ 適量
味付けに使う調味料は白ほりにしのみ。オートミールを胃にやさしい大根、発酵食品のキムチと合わせて、チーズがとろ~りとろけるリゾット風に仕上げます。
作り方
【1】大根は皮ごとすりおろしましょう。大根は複数の消化酵素を含んでいますが、皮ごとおろすことでそれらを効率よく摂取できます。
大根おろしの酵素は熱に弱いので、そのまま置いておいて仕上げに加えます。また、酵素は時間が経つと減少してしまうため、できるだけ使用する直前におろすのがおすすめです。
【2】大根をおろしたら、クッカーに水、オートミールを加え、オートミールが柔らかくなるまで加熱しましょう。
【3】キムチを加え、チーズをちぎり入れたら、ほりにしで味付け。あとは弱火でチーズが溶けるまで、混ぜながら加熱しましょう。
【4】火を止めたら、仕上げに置いておいた大根おろしを加えて混ぜましょう。キムチーズのコクある香りが漂っています。
【5】シェラカップに盛り付け、刻みネギをちらして完成!
▼参考記事
ほりにし×オートミールで作るキャンプ飯!深夜でもOKなヘルシーリゾットレシピ
梅干し×青じそのおにぎり
経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。
いつもの梅おにぎりを、青じそでアレンジしたものです。ぱくっと食べると、爽やかな香りが、お口一杯に広がります。海苔を使わず、青じそだけで食べるのもおすすめです。
材料
梅干し
青じそ
白ゴマ
お醤油
塩
海苔
作り方
【1】炊き立てのご飯に、塩と白ゴマを適量入れて混ぜます。
【2】梅干しを中央に入れて、握ります。
【3】おにぎり全面に醤油を塗ります。
【4】おにぎりの両側に青じそを貼り付けます。
【5】海苔を貼り付けて完成!
梅干しの酸味は唾液の分泌を促してくれると同時に、夏場の少し弱った胃腸の消化吸収をよくしてくれる効果も期待できます。
▼参考記事
夏におすすめおにぎりレシピ3選!キャンプのお昼ご飯に最適!
冷製ごま坦々麺
「子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、“簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。
「流水麺」そうめん、またはうどんで作るのがおすすめのレシピ。美味しく食べるコツは、麺の表面についた滑りをしっかり取ることです。最後に氷水で冷やすことで、麺が引き締まって美味しくなります。
豆乳を使ったスープは、まろやかで優しい味わいです。ツナとすりごまの旨味が加わることで、手の込んだ味に仕上がりますよ。
材料(1人分)
流水麺 1食分
ツナ缶 1/2缶
アボカド 1/2個
ラー油 お好み
★調味料
豆乳 150ml
すりごま 大さじ2(このうち1/4程度は仕上げにかけてもOK。)
醤油 大さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1
にんにくすりおろし 1片分
作り方
【1】小さいボウルに★を入れ、よく混ぜ合わせます。
【2】ツナ缶はオイルを切り、アボカドはサイコロ状にカットします。
【3】流水麺を水でほぐして、氷水でしめたら、よく水分を切ります。
【4】器に流水麺を入れ、上からスープをかけます。
【5】ツナとアボカドを乗せ、お好みでラー油とすりごまをかけたら完成です。
▼参考記事
夏キャンプのお昼ご飯はコレ!加熱不要の流水麺を使ったレシピ3選
赤しそ風味の塩焼きそば
自然豊かな兵庫県北部出身、浅草在住。2018年7月生まれの娘の母。たき火をつつきながらビールを飲む時間が至福のひととき。衣食住にまつわる企画を、雑誌や書籍、WEBメディアなどで編集・執筆する。
バーベキューで定番の焼きそば。シーフードの旨みとさっぱりとした塩味に、キャンプ飯とも相性抜群の赤しそふりかけ「ゆかり」を加えて深みを出しましょう。広島・三島食品の広報・長井さんに教えてもらったレシピをご紹介します。
材料
塩焼きそば(ソース付き) 150g
魚介類(シーフードミックス) 80g
キャベツ 40g
玉ネギ 20g
ニンジン 15g
小ネギ 5g
ゆかり 小さじ1
サラダ油 適量
作り方
【1】キャベツは食べやすい大きさ、玉ネギは薄切り、ニンジンは短冊切り、小ネギは斜め切りにします。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、魚介類を炒め、火が通ったら野菜を加えて炒めます。
【3】焼きそば、水大さじ1(分量外)を加えて炒めます。
【4】仕上げに焼きそばのソース、ゆかりを加えて混ぜたら完成。火を止めてから「ゆかり」を加えましょう。
▼参考記事
こんな使い方も!かけるだけでモリモリ食がすすむ「ゆかり」のキャンプ活用法5つ
キューバ風サンド
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。https://motto-cooking.com
手軽にパンを使ったキャンプ飯を作りたいときの変わり種レシピとして、キューバ風サンドはいかがでしょうか?
フランスパンで具材をサンドするので、食パンで作るいつものホットサンドでは「ちょっと物足りない」と感じている方にもおすすめのレシピです。
材料(2人前)
フランスパン 1本
リーフレタス 3枚
サラダチキン 100g
生トマト 1個
マヨネーズ 大さじ1
ピザ用チーズ 大さじ2
具材はお好みで変えて作っても大丈夫です。マヨネーズの代わりに粒マスタードを使うと、ピリッとした辛味が特徴の大人味に仕上がりますよ。
作り方
【1】フランスパンをホットサンドメーカーに入るサイズに切り、具材を詰める切り込みを包丁で入れます。
【2】フランスパンの断面部分にマヨネーズを薄く塗ります。
【3】レタスを置きます。
【4】トマト、サラダチキン、ピザ用チーズをたっぷりと詰めます。
チーズやお肉をボリュームたっぷりで入れると、美味しく仕上がりますよ。
【5】具材がこぼれないように気をつけながら、フランスパンをホットサンドメーカーの上に置きます。ゆっくりレバーを下ろして、パンを押しつぶすようにしながら蓋を閉め、手元のロックをします。
【6】ごく弱火でゆっくりと加熱します。途中、裏返して両面に焼き色をつけます。
【7】焼き色がついて、中のチーズが溶けてきたら完成です。お好みのサイズにカットして熱々を召しあがってください!サンドイッチ用のパンで作るホットサンドとは、一味違った固めのパリッとした食感がポイントです。
たっぷりと入った具材の組み合わせ次第で、様々な味のアレンジをしてみるのも楽しいところ。
▼参考記事
普通のホットサンドに飽きたら!フランスパンで作るキューバ風サンドに挑戦
大人も子どもも大喜びのデザートレシピ
ヨーグルトアイス
「子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、“簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。
アイスクリームメーカーや、冷凍庫は必要ありません。氷に塩を入れて、ボウルを重ねて冷やすだけで完成です!
今回は、潰したバナナを入れてバナナヨーグルトアイスにしました。砂糖の代わりにジャムを入れると、手軽にいろいろな味のアイスができますよ。
用意するもの
クラッシュ氷 500g
塩 150g
ボウル(大)
ボウル(小)
泡立て器
材料(2~3人分)
プレーンヨーグルト 200g
砂糖 30g
バナナ 1本
作り方
【1】ボウル(小)にバナナを入れてホイッパーで潰します。
【2】ヨーグルトと砂糖を加えて、よく混ぜます。
【3】ボウル(大)に氷と塩を入れて、スプーンなどで混ぜます。
【4】ボウル(大)にボウル(小)を重ねます。
【5】泡立て器で、しっかり混ぜます。5分くらいしたら徐々に重くなるので、スプーンに持ち変えると混ぜやすいです。
【6】側面に塗りつけると早く固まります。
【7】好みの硬さになったら完成です。
▼参考記事
BBQのシメに手作りヨーグルトアイスはいかが?冷凍庫不要、15分で作れるお手軽レシピ
丸ごと焼きりんご
料理・お酒・アウトドア好き。食材の特徴を活かした調理法や旬を味わうレシピを考え、日頃より料理を満喫中。レシピ記事を中心に執筆するフリーライター。
お肉に野菜、魚など、さまざまなバーベキューを楽しんだ後は、お口直しに甘いスイーツはいかがですか。今回は、手軽に作れる丸ごと焼きりんごの作り方をご紹介します。少ない材料で作れるので、荷物を増やしたくないキャンプにもピッタリ。出来立ての焼きりんごは絶品です! 生で食べることが多いりんごですが、加熱することで甘みが増し、とろっとした食感になります。
材料(1人分)
りんご 1個
砂糖 大さじ1杯
バター 10g
シナモン 適量
はちみつ 適量
作り方
火傷を防ぐため、トングまたは軍手を使って調理するようにしてください。
【1】りんごの下処理をします。今回はりんごを皮ごと食べるため、表面をよく洗って汚れを落としてください。
洗ったりんごの表面に、竹串やつまようじを使って数か所穴をあけます。りんごは加熱すると、中の空気が膨張して破裂してしまう恐れがあります。穴をあけて空気の逃げ道を作り、りんごの爆発を防ぎましょう。火が通りやすくなる効果もありますよ。
【2】デザートナイフなどの細いナイフやスプーンを使い、りんごの芯をくり抜きます。このとき、多少穴が大きくあいても問題ありません。りんごの芯はかたいので、手を切らないよう注意してください。
【3】りんごの芯をくり抜いた穴に、砂糖、バター、シナモンを入れます。できるだけりんごの奥に押し込むように入れるのがポイント。バターやシナモンの風味が、まんべんなく行きわたります。
【4】りんごをアルミホイルで包み、隙間ができないようしっかりと密閉してください。隙間があると砂糖やバターがこぼれてしまうだけでなく、りんごが焦げてしまう原因になります。また、一度に複数の焼きりんごを作る場合でも、1つずつアルミホイルに包むようにしてください。
事前に家で下処理を済ませたりんごをキャンプ場に持っていくことも可能です。その場合は、【4】までを行い、りんごの中の調味料が漏れないようアルミホイルで包んでください。バターが溶けないよう保冷バックに入れて持っていくことを忘れずに。
【5】炭の中にアルミホイルで包んだりんごを入れて火を通します。ムラなく火が通るよう、時々ひっくり返しながら1時間じっくりと焼いてください。
炭の中は大変熱くなっているため、トングや軍手を必ず使用してください。
【6】火が通ったら完成です。炭の中からりんごを取り出し、火が通ってるか確認してください。りんごが柔らかく、皮がふにゃふにゃな状態になっていたら完成!仕上げにシナモンを振りかけてください。
火の強さやりんごの大きさによって焼き時間が異なります。様子を見ながら焼き時間を増やしてくださいね。
▼参考記事
キャンプのおやつに!果汁たっぷりの簡単丸ごと焼きりんご
炭火みたらし団子
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。https://motto-cooking.com
ゆっくり過ごすキャンプでは、簡単なデザート作りに挑戦するのもおすすめです。バーベキューコンロで炭火で焼くみたらし団子は、香ばしい焦げ目が特徴の簡単キャンプデザートです。
豆腐を使うことで、もちもちの食感に仕上がるので、冷めても美味しく食べることができますよ。
材料(3人前)
だんご粉 150g
絹ごし豆腐 160g
★調味料
醤油 大さじ2
水 大さじ4
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ2
片栗粉 小さじ2
作り方:事前準備
とろみをつけたみたらしのタレと、茹でただんごを事前に自宅で準備していきます。現地の作業が格段に楽になりますよ。
【1】ボウルにだんご粉と絹ごし豆腐を入れて混ぜます。
全体に水分が行き渡り、なめらかな状態になるまでよく混ぜます。
ひとまとめにしたものを半分に割って、粉っぽさが残っている部分がないか確認をします。
【2】食べやすい大きさにちぎって、丸めていきます。
【3】鍋に湯をたっぷり沸かして、丸めただんごを茹でます。
5分ほど弱火で茹でると、上に浮いてくるのでその状態で1分ほど待ちます。
【4】網でだんごを取り出します。
【5】ボウルに取り出し、氷水でしっかりと冷やします。
【6】水気を切って、保存容器にだんごを入れます。
【7】みたらし団子のタレを作ります。調味料を全て鍋に入れて弱火で加熱します。
【8】絶えず鍋の中をスプーンで混ぜながら、ごく弱火で加熱します。だんだんととろみがついてくるので、スプーンにタレがのるくらいの濃度になったら火を止めます。
【9】粗熱が取れたタレを保存容器に入れます。
作り方:現地作業
【1】だんごを串に刺します。
【2】串を刺し終わっただんごをバットなどに並べ、火を起こします。
【3】焼き網にサラダ油(分量外)を少量塗ってから、串に刺しただんごを焼きます。
【4】表面に焼き色がついたら裏返して両面焦げ目をつけます。
【5】焦げ目がついただんごに、みたらしのタレを塗ります。
タレを細長い容器に入れておくと、全体に絡みつきやすく便利です。
【6】だんご全体にタレがついたら、再び表面を焼いて焦げ目をつけます。こんがりと焦げ目のついたみたらし団子は、香りもよくもっちりとした食感が最高ですよ。
▼参考記事
キャンプで作る簡単デザート!BBQコンロで「みたらし団子」を作ろう
スモア
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。https://motto-cooking.com
焚き火や炭で炙って食べるマシュマロスイーツの、焼きマシュマロやスモアは子どもから大人まで人気の定番キャンプデザートですよね。自分好みに焦がして焼く楽しさもあり、キャンプの際には必ず食べる!という方も多いのではないでしょうか。
今回は、モコモコと膨らみ、こんがりと焼けたマシュマロが可愛い、スキレットで作るスモアのご紹介です。とろけたマシュマロをグラハムクラッカーで挟みながら食べるスモアは、ザクザクの食感もポイントです。スモアのアレンジレシピとして、バナナを入れて作るので、チョコバナナを思わせる味も一緒に楽しむことができますよ。
材料(19cmスキレット1台分)
板チョコ 2枚
マシュマロ 1袋
バナナ 1本
グラハムクラッカー お好みの量
板チョコの種類は、ミルクタイプなどお好みのチョコレートを使用してください。今回はフルーツにバナナを使用しましたが、いちごなどもオススメです。ナッツや、シリアルを一緒に入れて作っても食感の違いを楽しめて面白いです。
作り方
【1】0.5~1cmの厚さに切ったバナナをスキレットに並べます。このとき、スキレットにはあらかじめオイルを塗っておくことで、焦げ付きを防ぐことができます。
【2】チョコレートを適当な大きさに割って、バナナの上に散らします。
【3】弱火で加熱し、ゆっくりチョコレートを溶かします。途中で混ぜてしまうと、チョコレートが固まってしまう場合があるので、触らずにゆっくり溶かすように注意してください。
【4】チョコレートが溶けてきたら、スキレット全体にマシュマロを散らします。マシュマロは、19cmのスキレットを使用して、ちょうど1袋入れました。
【5】マシュマロに火が入るまで、アルミホイルなどで蓋をします。スキレット専用の蓋がある場合は、そちらを使用しても大丈夫です。
【6】モコモコと、マシュマロが膨らんできたらアルミホイルの蓋を取り除きます。
【7】トーチバーナーを使用して、表面に焦げ目をつけます。遠火で加熱し、ゆっくり全体を焦がしましょう。焦げやすいので、火を近づけすぎないように気を付けながら作業しましょう。
【8】中にはバナナも入っているので、このままスプーンや、フォークですくって食べても美味しいです。
【9】スモア風に、グラハムクラッカーに挟み込んで完成です。口の中でチョコレートと、トロトロのマシュマロの甘みが広がってたまらなく美味しいです。ザクザクとした食感のグラハムクラッカーもいいアクセントになっています。
▼参考記事
スキレット活用スイーツレシピ!簡単おしゃれで皆喜ぶ「スキレットスモア」
フルーツポンチ
名古屋市在住の料理研究家。東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、銀座のヴィーガンカフェでは立ち上げから店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、旬の素材を使った料理やローフード、ヴィーガンレシピの創作、商品開発などを行なっている。2022年9月、『秋の恵みを愉しむキャンプ料理教室』開催予定。http://yamabon.jp/
バーベキューに招待されたとき、差し入れに持って行くと喜ばれるのがフルーツ。とくに女性や子どもには、色とりどりのフルーツが入った「フルーツポンチ」はとっても喜ばれます。フルーツポンチの作り方は簡単。使うフルーツを選び、カットしてシロップに漬け込むだけ。あとは、瓶に詰めた数種類のフルーツが勝手においしく仕上げてくれます。アウトドアの手土産として大事なポイントは、おいしい冷たさをキープしたまま現地まで持っていくことだけです。
フルーツポンチをおいしく、楽しく作るコツも紹介します。
材料(900ml瓶)
パイナップル 1/4個分
キウイ 2個
バナナ 2本
ドラゴンフルーツ(ホワイト) 1/2個
プチトマト(好みで) 7粒
アガベシロップ 100ml(甘味1に対して水3~4の割合)
水 400ml
使用する甘味料は、砂糖やはちみつなど好みのものでOKです。
下準備
・シロップは事前に作って冷やしておきます。
・プチトマトは湯むきをします。
・フルーツはすべて同じ大きさになるようにカットします。
作り方:シロップ
【1】鍋に水と甘味料(ここではアガベシロップ)を入れて沸騰させます。
【2】粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしておきます。
作り方:フルーツポンチ
【1】フルーツは種があるものは取り除いてひと口大にカットします。
【2】清潔な保存容器にカットしたフルーツをバランスよく入れていきます。
【3】冷やしておいたシロップを蓋のぎりぎりまで注いだらできあがりです。
レモン果汁を絞って食べるのもおすすめ。
▼参考記事
暑い季節のBBQや、アウトドアの手土産におすすめの爽やか「フルーツポンチ」
チョコ&バナナ
経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。
バナナとチョコといえば、超ド定番な組み合わせスイーツですが、そんな定番ながら不動の人気のスイーツを野外で作って、バーベキューでも楽しんでみませんか。チョコ&バナナの基本の作り方は簡単。バナナに切り込みを入れてチョコをのせるだけ!
材料
バナナ
チョコレート
作り方
【1】まずはバナナの皮の1箇所を、ナイフですーっと縦一本に切り込みを入れていきます。深さはバナナの2/3程度。
【2】切り込みを入れた部分に割った板チョコを適量挟んでいきます。チョコレートの挟み方は、お好みでどうぞ!上記写真のようにバナナの皮を1箇所完全にとり、チョコレートを入れてもいいですね。
【3】バナナを焼きます。今回はちょっとワイルドに、焚き火に直置きしてみました。バナナの皮は厚いので、そのまま炭の上に置いても大丈夫。
ただし赤い炎が出ている状態では、燃えてしまうので、必ず炭の状態で上にのせるようにしましょう。
【4】チョコレートが溶けてくるくらいが完成の目安。約5分くらいでできあがりました。
熱が入ることでバナナの甘みも増し、最高のスイーツに!
焚火台に網がある場合は、その上にバナナをのせても大丈夫です。チョコがあふれるのが心配な場合は、アルミホイルに包んでおけば安心です。
作る時のコツ
バナナを置いた際に上側にくる部分に、切り込みを入れるのがおすすめ。そうしておくことでチョコレートが溶けてきた時に、チョコがこぼれるのを少しでも防げます。
お子さんと作る際は、アウトドア用のナイフではなく、食事に使うカトラリーのナイフを使用すれば任せて作ることができますよ。自分で切って作ったスイーツは、おいしさも一段とアップしますよね!
▼参考記事
バナナ&チョコレート簡単スイーツレシピ3選!子供にもできてキャンプでも楽しめる
チョコスイーツ
経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。
ファミリーバーベキューの時間を楽しく過ごすのにおすすめな、チョコレートを使った簡単スイーツの作り方をご紹介します。そのまま食べてもおいしく、軽くて持ち運びしやすいお米のパフを使って作るので、バーベキューに最適です!
用意するもの
カセットコンロ
フライパンまたは、お鍋
布巾
ボウル
スプーン
スイーツを入れるカップ
材料(小カップ約10個分:5人分目安)
お米のパフ 80g(上記写真の袋の約半分を使用)
板チョコ 2枚
チョコスプレー
フリーズドライイチゴ
作り方
【1】カセットコンロを準備し、フライパンの半分くらいまで水を入れます。そして火にかけます。
【2】ボウルにチョコレートを割り入れていきます。チョコレートはだいたい同じくらいの大きさに割り揃えると、均等に溶けて後で楽です。
【3】お湯を入れたフライパンに布巾を敷き、チョコレートを割り入れたボウルをその上に置いて湯煎していきます。チョコレートの湯煎に最適な温度は、50~55℃。鍋底からふつふつと泡が出てくるのを目安にするといいでしょう。
お湯が沸騰するとチョコレートの風味が飛んでしまいます。もし沸騰してしまったら、冷ますか、お水を少し足すなどして調整してくださいね。
今回は、ミルクチョコレートを湯煎で溶かしています。チョコレートはとろ~りとトロけて、ツヤツヤになりました。
【4】湯煎が終わったら、お米のパフ全体にチョコレートが絡むよう、よく混ぜます。外気温が低いとどんどん固まっていくので、手早く混ぜていきましょう。
このとき、ボウルからパフがあふれてしまうことがよくあるので、予防策として大きめのボウルを使ったり、シェラカップなどで少量ずつ混ぜたりするとうまくいきます。
【5】全体にチョコが絡んだら、スプーンで適量すくって、小分けにするためのカップに入れていきます。
【6】カップに入れたら、お好みのトッピングでデコります。今回は、チョコスプレーとドライイチゴをチョイスしました。ナッツ系を入れても食感の違いを楽しめるのでおすすめです。
気温が低い季節は、野外に置いておくだけで自然に固まるので簡単!たくさん作れば、全て作り終わる頃には、最初に作ったものが固まってきているでしょう。
固まったらすぐに食べられるので、子どもが飽きる間も無く完成します。食べ出したら、止まりません。