ゾクゾクするとき、お腹が冷えたとき…カイロを貼る効果的な場所と衣類で温めるポイントは?
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    2024.02.19

    ゾクゾクするとき、お腹が冷えたとき…カイロを貼る効果的な場所と衣類で温めるポイントは?

    ゾクゾクするとき、お腹が冷えたとき…カイロを貼る効果的な場所と衣類で温めるポイントは?
    寒い冬キャンプや野外の活動のときに活用する方も多い使い捨てカイロ。実はカイロは、貼る場所によって得られる効果が違うことはご存知でしょうか。

    普段、何気なく張っている方も、ご自身の感じている冷えの場所によって、貼る位置を考えてみてはいかがでしょうか。

    今回は、国際中医薬膳師の資格を持つ筆者が、東洋医学で大事だとされる体の温め箇所についてお伝えします。冬キャンプを快適に過ごせる裏技として、ぜひご活用ください。

    キャンプ以外の日常生活でも使える、カイロと合わせて衣類で寒さをしのぐ場合のポイントも必見です。

    カイロはどこに貼るのがおすすめ?

    体を芯から温めたいとき

    お腹にホッカイロを貼る

    カイロは低温火傷になりやすいので、注意事項を守って使用することが大切です。

    冬キャンプで冷えるとき、カイロを貼る1番のおすすめ箇所は、「腰」です。

    腰には「命門(めいもん)」と言うツボがあり、生命や元気の源の場所とされています。へその丁度裏側にあるツボです。

    命門が冷えてしまうと、身体の熱が作り出せなくなるとも言われ、冷えの元となってしまいます。全身を温めたい野外でのキャンプのときには、命門にカイロを貼りましょう。

    お腹が冷えたとき

    手足の冷えや下痢、冷えによるお腹の痛みを感じたときには、へそ〜へそ下の辺りに大きめのカイロを貼りましょう。

    ここには、へそ部分にある「神闕(しんけつ)」のツボ、へそ下5cm辺りにある「丹田(たん田)」のツボがあります。

    特に丹田は体のエネルギーが集まる場所として、ヨガや武術でも大事だとされていますが、免疫力にも大きく関係しています。

    触ってみて冷たく感じた場合は、要注意です。ほどよく温かく、弾力のある状態にしておくことで寒い冬を元気に過ごせますよ。

    ゾクゾクした寒さを感じたとき

    風邪をひきそうなゾクゾクとした寒気を背中に感じたときには、左右の肩甲骨の間に、横向きでカイロを貼りましょう。

    ここは、「風門(ふうもん)」と言うツボがある場所で、肩周りの血流アップにも効果的です。

    東洋医学では風邪症状はこの「風門」から入ってくると考えられており、風門の周りを温めることで、風邪予防にもなるとされていますよ。

    衣類で寒さをしのぐ場合はどうする?

    次は、衣類で寒さをしのぐ方法についてご紹介します。衣類で体を温めるときには、首、手首、足首の3つの首を温めることが重要だとされています。

    この3箇所は、体の中でも皮膚が薄く、太い血管が通っている場所でもあるからです。

    冷えた血流が全身に回らないよう、しっかり衣類で温めて寒さ対策をしましょう。

    首回りを温める

    首回りは、普段からマフラーなどで防寒している方も多い場所です。

    まずは、首回りはマフラーや、ネックウォーマーを使って防寒しましょう。耳まですっぽり温められるネックウォーマーや、フードをかぶるのもおすすめです。

    手首を温める

    アームウォーマーなどの防寒グッズは、100円ショップでも多数販売されています。

    次に、アームウォーマーや手袋で手首を温めましょう。

    手首を温める

    指先が出ていることで、作業もしやすいのが特徴です。

    手首をしっかり包み込めるアームウォーマーをすることで、袖周りの風の吹き込みを防ぐことができます。

    レッグウォーマー

    靴下の上から履ける、レッグウォーマーは寝るときの防寒にも大活躍です。

    冷たい空気が集まる地面に近い足首も重要です。

    寒い季節は、ハイカットタイプのスニーカーや、ブーツを履いたり、レッグウォーマーで温めるのもいいでしょう。また、足を濡れたままにすることも冷える元になるので、注意しましょう。

    体を効果的に温めよう!

    雪景色

    効果的に寒さを防いで、冬キャンプを楽しみましょう。

    今回ご紹介した防寒対策は、どれも手軽に取り組めるものばかりです。

    冷えは万病の元とも言われ、血流の停滞や、体温の低下にもつながるので、寒い時期のキャンプに欠かせない知識ですね。

    特にカイロを貼る位置は、ポイントを抑えるだけで温まり具合が変わってくるので、ぜひお試しください。

    さとう あい
    私が書きました!
    料理家
    さとう あい
    宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。2児の母でもあり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課https://motto-cooking.com

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