名匠・小津安二郎監督も愛用していたメトロハット!
トップが丸いツバ付きの帽子を釣りやアウトドアでかぶっています。昔は登山帽とかピケ帽といっていましたが、今はメトロハットというそうです。あの映画の名匠・小津安二郎監督が愛用していました。6ピースの丸い型にツバが取り巻くタイプですが、小津監督がカメラを覗く写真を見ると、ツバが邪魔しています。これを解決したのがカメラバッグメーカーの「マウス」で、フレックスマルチ・キャップに続いてハットタイプが登場。縁に樹脂ワイヤーがぐるっと取り巻いていて変形が自由自在で、元に戻すのも簡単。カメラマンの要望を取り入れたメトロハットです。
この手の帽子をいくつか持っていて、どれも縁が不規則に波打って見た目が悪いのですが、これはシュッとしてきれいです。大きさは58~61㎝までドローコードで調整できるフリーサイズで、61gと軽量。ナイロン100%なので色落ちせず撥水仕様。なお、初めからストラップが付いているので、強風対策でツバに留めるキャップキーパーは不要です(取りはずし可能)。色は黒以外にベージュ、アズキ、チャコール、ネイビーと多色展開。5,500円。
問い合わせ先:ヌル MOUTH事業部 TEL:06(6486)1128
中村 滋
1944年生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長。現在は「Cool Senior Magazine」を編集。www.csmagazine.jp/
(BE-PAL 2024年3月号より)