
まるっと変身、四角くてタフ! 三菱/トライトン
¥4,980,800~
問い合わせ先:三菱自動車 TEL:0120-324-860
https://www.mitsubishi-motors.co.jp
大:トライトンは以前も販売されていましたよね?
櫻:うん。2006年から5年間。その後も海外では販売されていて、フルモデルチェンジを機に再び日本へ導入されることになった。
大:今回は正式発売前の取材につき試乗はできませんでしたが、ごっついデザインにソソられました!
櫻:全長5.3mを超えるボディーは迫力があり、直線基調のデザインでギアっぽさを感じるね。
大:軽トラと違って仕事用には見えないし、荷台にキャノピーを載せたらSUVみたいですよ。
櫻:そもそもアメリカでは、ピックアップトラックからSUVへ進化した歴史があるから、そう感じるのも無理はないね。少し遅れて秋以降になるけど、純正キャノピーも発売が予定されているから、ひと味違ったトライトンが楽しめそう。
大:荷台はさておき、室内も今どきのSUVに匹敵する快適ぶり。前後のシートはいずれも大きな作りで、後席の足元空間もしっかりと確保されています。
櫻:内装の素材の質感も高く、シートの表皮は上位グレードのGSRがレザーで、ベーシックなGLSがファブリック。後者は上質な仕立てで耐久性も高そうだ。
大:耐久性重視のラダーフレーム構造ですが、乗り心地はどうなんでしょうか?
櫻:新開発のディーゼルエンジンは実用域での応答性に優れ、遮音も行き届いている。足回りも刷新され、後ろの板ばねはしなやかに動く設計となり、前は乗り心地に優れたダブルウィッシュボーン式でストロークの範囲が広がっているそう。
大:それなら普段使いもしやすいですね!
櫻:ただし、トライトンは1ナンバー車。車検は毎年だし、高速道路の料金も少々高め。最小回転半径は車体のわりに小さいとはいえ6.2mあるので、狭いコインパーキングでは駐車にもたつくこともありそう。
大:なるほど……。でも、そうした欠点をもって余りある魅力があるクルマですよ。
櫻:そう感じられる人なら、きっと満足できるはず。最後に悪路走破性について。2WDと4WDが切り替えられる4種類の駆動方式で、ドライブモードは7種類。頼もしいでしょ?
大:おおっ! 試乗できる日が待ち遠しいです。
新開発のラダーフレーム構造を採用

トラックの基本構造であるラダーフレームは従来型から大幅に剛性を高め、堅牢ぶりもアップ。

上物には衝突安全強化ボディー「RISE」を採用。

日本には4ドアのダブルキャブのみが導入され、2グレード展開だ。
ワイルドな印象を高めるオプションも!

電動トノカバー(541,200円)やトレーラーヒッチメンバー(191,400円)など、高価だが機能的なオプション多数。ホイールアーチモール(178,200円〜)は装着すると全幅が1,945㎜に(構造変更が必要になるため、販売店で装着の上、登録となります)。
でっかい荷台は積み降ろしもイージー

荷台の広さは幅1,525㎜、奥行き1,470㎜。床面の地上からの高さは825㎜で、従来型より45㎜低い。フックが4か所に付く。荷台の汚れを防ぎ、傷から守るベッドライナー(黒いマット状のパーツ)はGSRに標準装備。

オプションの電動トノカバー。アルミ製で、荷物をもったままでもリモコンで操作できる。
ラリーで磨いた技術で疲労を軽減

前席のシートは腰回りをしっかりと支えつつ、肩付近は動きやすい形状で、疲労を抑える。ラリーへの参戦経験で培った技術だ。

後席の背もたれを前に倒すと、わずかながら収納スペースが出現。
タフな機能をスマートにレイアウト!

商用トラックとは一線を画す上質なインテリア。運転支援機能も付き、安心感は高い。

グローブをしたままでも操作しやすいスイッチが並ぶ。

駆動切り替えはダイヤル式。ローギアードの4LLcではロックモードも選択できる。
SPECIFICATIONS
【駆動方式】 4WD
【ボディー寸法】
全長 5,360㎜
全幅 1,930㎜
全高 1,815㎜
最低地上高 220㎜
最小回転半径 6.2m
ホイールベース 3,130㎜
タイヤサイズ 265/60R18
車両重量 2,140kg(GSR)
乗車定員 5名
【エンジン】
排気量・種類 2,439cc直列4気筒ターボ
最高出力 150kW(204PS)/3,500rpm
最大トルク 470N・m/1,500~2,750rpm
燃料種類 軽油
燃費(WLTCモード) 11.3km/ℓ
【トランスミッション】 6速AT
※構成/櫻井 香 撮影/小倉雄一郎
(BE-PAL 2024年3月号より)