焼く、煮る、蒸すと多様な調理ができる万能クッカー「メスティン」を使って、初心者でも作れるお手軽レシピをBE-PALが厳選しました。ついつい手が伸びて食べ過ぎてしまうかも!?
焼く・蒸す・煮る…メスティンなら多様な調理が可能!
調理方法別!メスティンの使い方
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在は料理研究家・パーソナルトレーナーとして活動中。企業やメディアへのレシピ提供を行う傍ら、ボディメイクコンテストにも出場。父方の実家は港町、母方の実家は山に囲まれていて、幼少期には海や山道を走り回っていた。自然の中で本を読むのが趣味だが、最近は料理研究家活動が忙しく、1人でキャンプ飯を作って気を紛らわしている。
メスティンは基本的には炊飯するための道具ですが、じつはさまざまな調理が可能な万能クッカー。
おつまみを作るのに活躍する「焼く・蒸す・煮る」の3つの方法をご紹介します。
焼く
アウトドアで「焼く」と言えばバーベキューを連想しがちですが、じつはメスティンも「焼く」調理に利用することができます。
ただし、素材の性質上焦げやすいので油を多めに使い、火加減は弱火~中火で手早く調理するのがおすすめ。
別売りのクッカークリップというツールを使えばフタもフライパン代わりに使用できるので、本体で煮込み料理を作りながら、フタで肉や魚を焼くということも可能。
バーベキューで余った具材を使って、簡単なサイドディッシュを作ることもできますよ。
蒸す
メスティンは「蒸す」調理にも便利ですが、蒸すためには本体とは別にパーツが必要になります。
それが写真のようなメスティン用の網。本体にこの網をセットして水を入れ、食材を加えて加熱すれば、中華まんや焼売、餃子などといったさまざまな蒸し料理を作ることができます。
網は100円ショップなどでも購入できますが、メスティンのサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
煮る
熱伝導性に優れたメスティンは、「煮る」調理にも大活躍。あらかじめ自宅で材料を切っておけば、調味料と一緒に煮込むだけでキャンプや登山でもおいしい煮物を作ることができます。
コンソメや鶏ガラスープの素、トマト缶に鍋キューブなど、味変しやすいのも煮物料理の嬉しいポイントですね。
▼参考記事
メスティンの使い方とは?下準備・炊飯・お手入れ方法を徹底解説
やっぱり欠かせない肉系おつまみレシピ
キノコとステーキのバターアヒージョ
青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
香り高いキノコをつかって、アヒージョを作りましょう!
時間があれば、調理前にキノコをちょこっと干してみて。身がきゅっとしまって、キノコの食感や旨味を更に楽しむことができます。
アヒージョにするときは、表面は乾いてるけれど、まだ弾力を感じるくらいを目安に。もしも干しすぎてカラカラになったときは、スープなどの水分の多い料理に使ってください。
塩は油に溶けにくいので、素材にしっかり下味をつけるのがアヒージョを作るときのコツ。
すべての素材にしっかり塩味をつけると食べ疲れてしまうので、今回はお肉だけにつけましょう。塩の使用量の目安は、お肉の1%を基準にしてみてください。たとえば、100gのお肉なら1gの塩を使います。
もしデジタルの秤がある方は是非つかって。ない場合は、親指・人差し指・中指の3本でつまむと大体1gになるので、それを目安にしてくださいね。
お肉は塩味がバチっと決まっている方がおいしいので、意識してみるだけで料理の完成度が格段にあがります!
材料
オリーブオイル 大さじ6~8くらい
ニンニク 2かけ
キノコ 適量
赤身ステーキ肉(肩ロースなど) 150g
塩 1.5g
バター 20g
お好みでトマトやクレソンなど適宜
下準備
・キノコの汚れが気になるときは、ブラシや硬く絞ったキッチンペーパーなどでやさしく拭いておきます(市販のキノコは洗わなくてOK)
・ニンニクは2、3ミリの薄切りにして芯をとります。
・ステーキ肉は一口大にカットして、調理の直前に塩をもみこんでおきます。
作り方
【1】時間に余裕のあるときは、キノコは重ならないようにザルなどに並べて、風通しのよいところに干してから使いましょう。まだ水分が残っている半干しでOK。
【2】メスティンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけます。途中から一気に焦げやすくなるので、目を離さないようにして下さい。余熱でも色づくので、上の写真くらいを目安に一度火からおろすとよいです。
【3】バターとキノコを先に入れて、全体にオイルがまわったらお肉を入れます。あまりいじらず、上下を返すくらいにして火を通しましょう。
あれば仕上げにクレソンや、パセリを添えて。熱々のうちに召し上がれ!
▼参考記事
メスティンで作る!秋の味覚キノコとステーキのバターアヒージョ
手羽中のタバスコ煮
青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
ピリっとタバスコの辛さと酸味がきいていて、おつまみにピッタリのレシピ。あっという間に出来上がるので、もう1品ほしいなってときにもおすすめです。辛いのがお好きな方は、タバスコをたくさん入れて食べてみてもおいしいですよ!
こちらのレシピは、コーラで煮るというのがポイント! お肉を柔らかくしてくれるだけでなく、コクがプラスされ調味料をたくさん入れずとも風味がとっても豊かになるんです。いつもとはひと味違った味わいを楽しめますよ。
材料
手羽中 300g
塩 3つまみ
コショウ 少々
バター 10g
ケチャップ 大さじ3
にんにく(チューブでもOK) 小さじ1
タバスコ 大さじ1(お好みで多くてもOK)
コーラ 100ml
<ディップソース>
ブルーチーズ ひとかけ
レモン 1/2個
マヨネーズ 大さじ1
作り方
【1】ビニール袋に手羽中を入れ、塩とコショウを入れて下味をつけます。
【2】少し揉み込んだら、メスティンに入れます。
【3】ケチャップ、バター、タバスコ、ニンニクを入れ、最後にコーラを入れて軽く混ぜます。
【4】火をつけ、コーラがクツクツいうまでは中火で煮ます。一旦火を止め、フタをしたら10分ほどさらに煮込みます。
【5】メスティンのフタの上の熱を利用して、ディップ用のチーズ、マヨネーズ、レモン汁を溶かしていきます。
【6】手羽中に火が通ったら、出来上がり。食べるときにお好みでディップソースをかけます。
▼参考記事
簡単で失敗知らず!魔法のメスティンレシピ「手羽中のタバスコ煮」
自家製チキンナゲット
ライターとして活動中。ギアの優れた機能美に惹かれてすっかりアウトドアに夢中に。キャンプでも日常でも活かせるアウトドア用品の使い方を日々模索しています。
ファストフード店の定番メニューであるチキンナゲット。ついつい手が伸びてしまうおつまみですが、実はキャンプでも手軽に作れるんです。お店の味をキャンプで再現して、優雅なアウトドアの時間を過ごしてみてください。
材料
鶏むねひき肉(ももひき肉でも可) 300g
たまご 1個
油 適量
<調味料>
マヨネーズ 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
すりおろしにんにく 小さじ1
塩コショウ 適量
片栗粉(薄力粉でも可) 80g
必要な道具
メスティン1合サイズ 1個
大きめのスプーン 1本
ビニール袋 1つ
キッチンペーパー 1枚
注意!
このメニューは油をたくさん使いますので、油の後処理方法をあらかじめ決めておきましょう。
アウトドアで調理する際は油を屋外に捨てるのは厳禁です。冷ましてペットボトルに移す、凝固剤で固めるなど、適切な片づけ方をしてください。
作り方
【1】鶏むねひき肉をビニール袋に移します。片栗粉以外の調味料をお肉にあたるように入れて、袋の外側からよく揉みましょう。この時、袋をぶら下げるように片手で持ち、もう片方の手で揉むと中身がはみ出ません。
また、袋を揉む際は爪を立てず指全体と手のひらを使うようにしてください。爪を立てると袋が破けてしまうことがあります。
袋を複数用意して、味つけの違う肉ダネを作るのもおすすめです。画像のようにカレー粉を混ぜてカレー風味にするのもいいですし、青のりをたっぷり入れて磯辺揚げにするのもおいしいですよ。
【2】具材をしっかり揉みこんだら片栗粉を追加して、さらにしっかり揉みましょう。この工程を丁寧におこなうことで、衣がカリッとしたおいしいチキンナゲットに仕上がります。
すべて混ぜると画像のようになります。スプーンで軽くすくって、肉ダネがタラタラ、ボタボタと垂れなければOKです。もし垂れたり緩かったりするようでしたら、片栗粉を少しずつ足して調整してください。
なお、この肉ダネは卵を入れているので保存が利きません。前日までに作っておくのではなく、キャンプ当日の朝に自宅で仕込むか、現場で用意しましょう。
【3】肉ダネの準備が済んだら、メスティンに油を入れて火にかけます。油の量は底からおおよそ3cm程度、油の温度は170度ほど。温度は、肉ダネをほんのちょっとだけ油に落として、すぐに浮かびあがってくるくらいが目安です。
容器がフライパンより小さいため、油の量を少なめに抑えることができます。これが、メスティンで揚げ物をするメリットです。
【4】油が温まったら肉ダネをスプーンですくい、箸やヘラで油に入れます。油が跳ねないよう低い位置からゆっくり入れるようにしましょう。この時、肉ダネがメスティンの底にへばりつかないよう、油に投入してから2~3秒ほど動かすのがうまく仕上げるコツです。
【5】片面がきつね色になったらひっくり返しましょう。全体がこんがり揚がったら、頃合いです。キッチンペーパーを敷いたメスティンのふたに移して完成です。ふたをお皿代わりにすることで、余計な洗い物を減らせます。
サクサクの衣と、ふわっとした肉ダネの食感が絶妙にマッチした一品です。お好みでケチャップやマスタードを添えてお召しあがりください。
ポイント
スプーンで1個ずつ揚げるのがミソです。一気にたくさん作ってもいいですし、気が向いた時に1個ずつ揚げて楽しむのもOK。1個ずつ味つけを変えて、アレンジに凝るのもいいでしょう。
▼参考記事
キャンプのおつまみに作ろう!メスティンで作る超簡単「チキンナゲット」
メキシカンチキンスティック
アウトドアギアに精通しており、本誌通販担当でもある。神奈川県・三崎町で飲食店『雀家』を営む。
メスティンで厚い肉を調理するときは、1回蒸してから焼く、という2段階調理がコツ。ふっくら仕上がります!
材料
鶏手羽元 4本
タコスシーズニング 大さじ3
パクチー 2本
作り方
【1】メスティンの中で鶏肉にシーズニングをふりかけ揉み込み、十分なじませたら、メスティンに底上げの網を入れ、鶏肉を並べ水50ml(分量外)を加えます。
【2】フタをして弱火で蒸し焼きし、水分が飛んだら中火で約5分焼き、裏返して同じように焼きます。
【3】焼き上がった鶏肉に刻んだパクチーをふります。
【4】メスティン専用の網を敷いて、底に水を張りましょう。蒸し焼きにすれば中まできちんと火が通ります。
【5】水分が飛んだところで火を強めます。表面がパリッとなるまで焼き上げるのがポイント。
▼参考記事
メスティンとホットサンドメーカー、肉料理をうまく作れるのはどっち?料理初心者編集部員が実演
山菜とハーブのエスニックしゃぶしゃぶ
青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
山菜は下ごしらえに手間がかかるものも多いですが、さっと食べられるものも色々あります。例えば、こごみやうるい。なんとなく和風メニューを想像しがちですが、エスニックも合いますよ。山菜と一緒にハーブも入れて、インスタントのフォーを使えば簡単にエスニックしゃぶしゃぶが楽しめます。レモンがあるとグッとエスニック感が増すので、ぜひ入れてみてくださいね!
材料
インスタントフォー 1袋
レモン 1/2~1個
粒胡椒 小さじ1
好みの山菜やハーブ
・うるい
・パクチー
・レモンバーム
・バジルなど
牛肉 150g
作り方
【1】メスティンにインスタントフォーに記載してある分量の水を入れ、沸騰させます。粉末スープと、粒胡椒、レモンは1~2枚入れます。
【2】まずは、しゃぶしゃぶから。牛肉で山菜、ハーブをまいて食べるのがおすすめ!
【3】シメは麺を入れて。牛肉からもいい出汁がでて、インスタントフォーがさらに美味しくなります!
ほかにも、山椒や、根三つ葉など、手に入りやすい山菜でおためしくださいね。
▼参考記事
採って食べよう!インスタントフォーで山菜とハーブのしゃぶしゃぶ
鉢鉢鶏(ボーボージー)
青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
四川のガイド本を読んでいるときに目についた、真っ赤なタレに浸かった色とりどりの串。なんて美味しそうなんだ~!と鉢鉢鶏(ボーボージー)に釘付け。どうやらラー油や花椒で作った辛いタレに鶏肉や野菜串をつけて食べてるようです。今回は、あこがれのボーボージーをキャンプ場でも片付けが簡単なように、シメで麺食べるレシピにアレンジしました。
冬は温めて、夏は冷やしても美味しいので年中楽しめます。辛いのが好きな方は、鷹の爪と花椒を増やして楽しんでくださいね!
材料
水 400cc
中華風スープの素 小さじ2
鷹の爪 1本
ショウガ 1片
花椒 小さじ1
食べるラー油 大さじ2
あればナツメ2ツ、八角1ツ
<お好みの串>
焼き鳥
うずら
さつま揚げ
蒸し野菜など
作り方
【1】メスティンに水、調味料をすべて入れ火にかけます。
【2】スープが温まったら、串を浸して食べます。寒い時期はしっかり温めると美味しいです。
【3】シメには、うどんが手軽でおすすめ。うどん一玉、お好みでチーズや刻み葱などを用意して下さい。
【4】うどんをスープに入れて、茹で上がったらチーズを溶かしてどうぞ。チーズが辛味をまろやかにしてくれます。
▼参考記事
メスティンで世界の料理!鉢鉢鶏 ボーボージー
旨味たっぷり魚系おつまみレシピ
マスの中華風アクアパッツァ
青森生まれ、東京育ち。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のレシピ開発や広告のスタイリング、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
アクアパッツァに主菜にもなるように麺を入れたレシピをご紹介します。使うのはスーパーで買える味付きビーフン。乾物なので、暑い時期の持ち運びにも安心です。味もついてるので、調理も簡単!
最後に白髪ねぎに熱した油を、ジュっとかけるのですが、これは中華の調理法。もしあれば、ピーナッツ油を使うと本格的なかおりが楽しめます(大きなスーパーや中華食材のお店で売ってます)。
今回は太白ゴマ油(無味無臭のゴマ油)を使っています。サラダ油でも十分おいしいですよ!
このレシピはマスに限らず、アジやタイなど淡白な魚でしたら合うので、いろいろ試してみてくださいね。
材料
マス 1尾
アサリ 100g(またはアサリの水煮缶)
味付きビーフン 1袋
長ネギ 10cmくらい
ニンニク 1かけ
ミニトマト 5ケくらい
ゴマ油 大さじ1弱
紹興酒 大さじ1(または日本酒)
・仕上げ用
太白ゴマ油 大さじ1
醤油 小さじ1くらい
下準備
・マスは内臓をとり、包丁の背でウロコ、ヌメリをとって洗い、水気を拭いておきます。
・ニンニクはみじん切りに、長ネギは白髪ネギにして、残りを粗みじんにしておきます。
・ミニトマトは半分にカットします。
作り方
【1】メスティンにビーフン、ニンニク、ネギのみじん切りを入れます。半分にカットしたトマト、アサリを入れたら、ゴマ油、水200cc(分量外)を入れて(アサリの水煮缶を使う場合は少し減らす)マスをのせます。
ゴマ油を入れることで麺がほぐれやすくなり、風味もつきます。
【2】マスの上から紹興酒をかけて、蓋をして中火にかけます。8~10分ちょっとで火が通るので、様子を見ながら進めましょう。
【3】火が通ったか確認するときは途中であけて大丈夫!ついでに麺をほぐしておくとよいです。開けるときは、熱くなったメスティンや湯気で火傷をしないように注意しましょう。
【4】マスの上に白髪ネギをのせます。ネギの上に熱した太白ゴマ油をジュっとかけて、醤油を垂らせば完成です!
2人分を一気につくるときは、水の量は1.5倍くらいにしましょう。様子を見ながら、足りなそうであれば都度足して作ってみてください。
▼参考記事
味付きビーフン&大メスティンで!マスの中華風アクアパッツァ
オイルサーディンのにんにく醤油仕立て
ライターとして活動中。ギアの優れた機能美に惹かれてすっかりアウトドアに夢中に。キャンプでも日常でも活かせるアウトドア用品の使い方を日々模索しています。
バーベキューの変わり種として、市販の缶詰をついでに温めて食べるのはいかがでしょうか。常温で食べることが多い缶詰も、温めると違った味わいがする上、変化がついて食欲が復活します。
缶詰を温める際は、必ず中身を別の容器に移してからにしてください。直火で熱すると缶の変形や破裂を招き、やけどやケガにつながる恐れも。
筆者おすすめの缶詰はオイルサーディンです。ちょっと工夫するとさらにおいしくなるので、ご紹介します。
材料
オイルサーディン 1缶
しょうゆ 小さじ1/4
にんにくスライス 1かけ
レモン汁 数滴
山椒(さんしょう) お好み
パセリ 少量
作り方
【1】メスティンにオイルサーディンを油ごと移します。
【2】スライスしたにんにく、しょうゆ、レモン汁を加えたら、バーベキューの網に置いて加熱します。
【3】油が煮えてしばらく経ったら網から引き揚げて、山椒と彩りのパセリを散らして完成です。
にんにくと醤油で味つけしたイワシは絶品。レモンと山椒が油のくどさを打ち消し、バーベキューにぴったりなおつまみになりますよ。
▼参考記事
バーベキューが途中で飽きてしまう?そんな人におすすめな、お手軽脇役レシピ3選
ヘルシーな野菜系おつまみレシピ
自家製ソースの温野菜バーニャカウダ
北海道在住。キャンプや釣りなどの、アウトドアに関する記事を中心に執筆しているフリーライター。趣味のキャンプや釣りの他に、車中泊をしながら、道の駅のスタンプラリーも制覇。オールシーズン外遊びを楽しむアウトドア女子。
バーニャカウダといえば、アンチョビの塩味が効いたソースが美味しいですよね!市販でアンチョビソース(バーニャカウダソース)も売っているので、時短したい方は市販のものを利用してももちろん良いのですが、自作して好みの味に作れたらいいな、と思いませんか?
驚くほど簡単に作れてしまいますので、余裕があればぜひ自分で作ってみてください。
材料(2~3人分)
アンチョビフィレ 3~4匹
ニンニク アンチョビと同じぐらいの量
オリーブオイル 100cc
生クリーム 200cc
※アンチョビフィレとは、カタクチイワシを塩漬けにして発酵させたものです。
作り方:自家製ソース
まずはバーニャカウダソースのレシピを紹介します。
【1】アンチョビを鍋に3~4匹入れて細かくします。
家で作る時はナイフで細かくするのですが、キャンプでは洗い物を少なくしたいので、キッチンバサミを使うのをおすすめします。鍋の中で細かくできるので便利ですよ。
【2】細かくしたアンチョビフィレと同じぐらいの量のにんにくを入れます。
【3】オリーブオイルを入れて中火で沸騰する寸前まで煮込みます。
アンチョビフィレやにんにくを潰すような感じで混ぜながら煮込みます。
【4】生クリームを入れ弱火で2分ほど煮込んだら完成!
アンチョビフィレの塩味と生クリームのまろやかさが絶妙のバーニャカウダソースのできあがり。お好みでチーズを足しても美味しいですよ。
作り方:バーニャカウダの食材
続いて、バーニャカウダの食材を準備します。
バーニャカウダに使う食材は主に野菜です。今回は、ブロッコリー・にんじん・きゅうり・いんげん・ヤングコーン・プチトマト・白菜を使用しました。
他にも、ジャガイモやカボチャや玉ねぎなどもおすすめです。バーニャカウダで使う野菜は、蒸したり、焼いたりなどの調理をするか、生でも食べられるものを使用してください。
野菜なら、ほぼなんでも合いますよ。
上記のように、バーニャカウダではどのような野菜も合いますが、私が1番おすすめしたいのは、蒸して美味しい野菜。つまり温野菜です!キャンプ飯のお供、メスティンで蒸せばとっても美味しい温野菜が作れますよ。
写真のブロッコリーとにんじんの他、温野菜ではジャガイモやカボチャ、さつまいもやレンコンなどもとても美味しいので、試してみてください。
これだけの準備で、冬キャンプにおすすめのバーニャカウダが完成です。
▼参考記事
冬キャンプに皆で楽しもう!メスティンで作る本格バーニャカウダ
ピーナッツバターソースのリッチフォンデュ
東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、ヴィーガンカフェの店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、一人ひとりのライフスタイルに合わせた食の見直しやセルフケアの提案、プラントベースのオリジナルレシピ創作、商品開発をおこなっている。http://yamabon.jp/
旬の野菜を濃厚なソースで食べる満足感のある一品を紹介します。
メスティンは蒸し器として使います。旬の野菜を彩りよく盛り込んで、クッキングシートにふわっと包んでスチームします。
材料(2人分)
赤かぶ 小1個
ロマネスコ 3~4房くらい
菜の花 3~5株くらい
カリフラワー 3房くらい
厚揚げ 小1/2個
※具材は好みのものでOKです
<ソース> ピーナッツバター 大さじ3
にんにくのすりおろし 1/2片
豆板醤 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ2
メープルシロップ 大さじ1/2
オイル(太白ごま油、オリーブオイルなど) 大さじ1
※ここまでの材料を混ぜ合わせて持参しました
豆乳 大さじ1くらい
※少量ずつ入れながら好みのとろみに調整します
落花生 5粒ほど
※包丁を使って粗みじん切りにします
必要な道具
メスティン
シェラカップ
フォンデュ用の串(竹串など)
クッキングシート
事前準備
事前にクッキングシートに包んだ野菜類をメスティンに入れておくと便利です。
【1】野菜、厚揚げは、それぞれ食べやすい大きさにカットします。
【2】野菜、厚揚げは、クッキングシートに包んでスチームするので、クッキングシートを大きめにカットし、バランスよく具材を入れていきます。
【3】彩りよく詰めたら蓋をし、保冷しておきます。
ソースも作って持参しましょう。
分量のピーナッツバター、オイル、にんにくのすりおろし、豆板醤、しょうゆ、メープルシロップを入れてよく混ぜ合わせ保存容器や袋などに入れて保冷します。
作り方:野菜
【1】メスティンのクッキングシートに包んだ野菜を一旦クッキングシートごと取り出し、底から1.5センチほど水をはります。
【2】火にかけ、沸騰したらクッキングシートに包んだ野菜を入れ、蓋をして野菜類が柔らかくなるまでスチームします。メスティンに入れる際、やけどをしないように気をつけましょう。
【3】火加減は中火で10分ほど経過したら火から外し、蓋を開けて野菜の蒸らし加減を確認します。全体に軽く塩をし、蓋をして野菜が好みの柔らかさになるまでさらに蒸しあげればできあがりです。
作り方:ソース
野菜をスチームしている間に、ピーナッツバターフォンデュのソースを完成させましょう。
【1】シェラカップに事前に準備しておいたソースのベースを入れます。
【2】【1】に豆乳を少量ずつ加えながら混ぜ合わせます。
【3】【2】を火にかけて温め、好みのとろみ加減になるまで豆乳を加えて温めます。※底が焦げやすいので弱火で温めましょう。
メスティンの野菜が蒸しあがったら、ピーナッツバターソースにたっぷり絡めていただきます。