BBQグリルおすすめ20選!大型、卓上…タイプ別に人気モデルを紹介
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    炭火コンロ・BBQグリル

    2024.03.09

    BBQグリルおすすめ20選!大型、卓上…タイプ別に人気モデルを紹介

    BBQグリルおすすめ20選!大型、卓上…タイプ別に人気モデルを紹介
    バーベキューといえばキャンプの醍醐味。さまざまな機能やデザインのBBQグリルを、『BE-PAL』やアウトドアライターのおすすめからタイプ別に紹介する。自分にぴったりのBBQグリルでキャンプをさらに楽しもう。

    スタンダードタイプのBBQグリルおすすめ3選!多人数にぴったり

    スタンダードタイプのBBQグリルなら、多人数でのバーベキューに便利。高さ調節が可能なタイプもある。


    CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
    ファストBBQ グリル800

    高さをハイとロー2段階に調節でき、キャンプスタイルに合わせて使用可能。本体は窓付きで、炭のつぎたしが簡単。サイドには大型ハンドルを付属し、トングや炭バサミなどのBBQツールを吊り下げられる。ありそうでなかったブラウンカラーも新鮮。

    ●サイズ:約幅800×奥行き400×高さ490、820mm
    ●収納サイズ:約幅800×奥行き430×高さ175mm
    ●重量:5.8kg

     

    サイドのハンドルにトングなどキッチンツールが吊り下げられる。

    ボルトレスで簡単に組み立てられるバーベキューグリル。脚や網類がすべて本体内に収納できるので、持ち運びに便利。炭バサミやトング等が吊り下げられる大型ハンドル仕様なのもうれしい。

    炭の出し入れがしやすい窓付きなので、火加減も調整しやすい。

    ▼関連記事
    CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/ファストBBQ グリル800


    ONOE(オノエ)
    バーベキューコンロ CR-Mステンレス

    脚の高さが3段階に調整できるステンレスBBQコンロ。キャンプスタイルに合わせて使用可能。網がスライド式のため、炭の補充も楽。また、炭受けだけ本体から取り出せるので、片づけも容易にできる。素材は火に強く、サビにくいステンレス製。

    ●サイズ:幅680×奥行き300×高さ300、480、700mm
    ●収納サイズ:幅690×奥行き300×高さ80mm
    ●重量:3.5kg

     

    脚の継ぎ足しは、差し込むだけなので簡単に組み立てられる。

    スリムな中型ステンレスBBQコンロ。ボルトレスで取り付けが簡単な脚で高さの調整も簡単。炭受けが独立しているので炭の後処理も楽。収納時の厚さは約8cmと薄くコンパクトになるところもポイント。古くから金物を扱っている日本メーカーなだけにつくりが頑丈で、細部までこだわっている。

    脚は約30cm、48cm、70cmの3パターンに簡単に取り換え可能。

    ▼関連記事
    ONOE(オノエ)/バーベキューコンロ CR-Mステンレス


    BORETTI(ボレッティ)
    チャコールBBQグリル トネロ

    イタリアのキッチン用品メーカー「BORETTI(ボレッティ)」のおしゃれなBBQグリル。蓋を閉めて蒸し焼きにすることで食材をジューシーに仕上げることができる。温度計付き。内部のグリルは肉厚の鋳鉄製なので、蓄熱性があり、食材にしっかり火を通してくれる。また、グリルの表面はホーローでコーティングされているため、焦げつきにくく、錆びにくいのもありがたい。モデルは2種で、縦型の「トネロ」のほか、横型の「テルツォ」がある。

     

    鋳鉄グリルだからおいしい!イタリアの炭火オーブン

    写真右。左は横型の「テルツォ」。テルツォは脚をたたんでテーブルの上に置けるので、高い位置で使いたい人におすすめ。

    黄色いレバーは、排気レバーと給気レバー。丸型なのでさまざまな方向から箸を出すことができる。

    ▼参考記事
    鋳鉄グリルだからおいしい!イタリアの炭火オーブン

    卓上タイプのおすすめBBQグリル10選!コンパクトで持ち運びやすい

    卓上で使えるタイプのBBQグリルは、少人数でのバーベキューにぴったり。コンパクトで持ち運びに便利なだけでなく、機能性もばっちりだ。


    Coleman(コールマン)
    クールスパイダープロテーブルトップ

    コールマンのグリル「クールスパイダープロ」シリーズに、新モデルが登場。新たに簡易オーブン機能が装備され、上下での同時調理が可能となった。

    ●使用時サイズ(約):48×28×18/28cm
    ●収納時サイズ(約):48×28×18cm
    ●焼面サイズ(約):33×22cm
    ●重量(約):3.4kg

     

    いつでも最適の火加減をキープ


    「クールスパイダープロテーブルトップ」は、炭の熱を有効活用した簡易オーブン機能を搭載。上のグリルでBBQをしながら、下のオーブンでトーストや冷凍ピザを焼き上げるなど、省スペースで多彩な調理を楽しむことができる。

    炭の熱を活用した簡易オーブン。

    また、従来の「クールスパイダープロ」シリーズ同様、焼き網の高さを変更して火力をコントロールすることが可能。さらに、調理の途中でも炭の継ぎ足しが簡単に行える、引き出し式のロストルを採用した。そのため、調理の状況に応じて、常に最適の火加減をキープすることができる。

    焼き網の高さを変えて火加減を調節可能。

    炭の継ぎ足しがしやすい引き出し式ロストル。

    ▼参考記事
    コールマンの2階建てグリルならBBQとピザが同時に作れるってさ!


    LOGOS(ロゴス)
    グリルアタッシュmini

    1人分の食材を焼くのにぴったりなB6サイズ。組み立ても簡単で、手軽に持ち運びできるコンパクトさ。お家のインテリアとして飾っておけるほどのおしゃれさも魅力。

    ●組立時サイズ:本体W19.1×D15.5×H14.8cm、焼網W16.5×D11.4cm
    ●収納時サイズ:W19.1×D15.4×H6.9cm
    ●総重量:780g

     

    教えてくれたのは…
    フリーライター
    happeaceflower さん

    北海道在住。キャンプや釣りなどの、アウトドアに関する記事を中心に執筆しているフリーライター。趣味のキャンプや釣りの他に、車中泊をしながら、道の駅のスタンプラリーも制覇。オールシーズン外遊びを楽しむアウトドア女子。

     

    レトロな色合いがとってもおしゃれな「グリルアタッシュmini」

    まさにアタッシュケース。

    「これって本当にグリル?」と、疑うぐらい可愛く、レトロな色合いがとってもおしゃれ。取っ手がついてるので、持ち運びもラクラクだ。

    横幅はガス缶ぐらい。

    組み立て時のサイズは、W19.1×D15.5×H14.8cm。

    縦サイズはガス缶より低い。

    燃料

    着火加工成型炭が便利。

    ロゴスでは「エコココロゴス・ミニラウンドストーブ」という、着火加工成型炭の使用を推奨している。着火加工成型炭とは、炭を圧縮成型して作られた物。着火剤も一緒に練りこまれているので、着火がラクラクなのだ。写真の炭は、エコココロゴス・ミニラウンドストーブとほぼ同じサイズの着火加工成型炭で、2個がぴったり収まる。

    普通の炭でも大丈夫だが、炭をおこす時にうちわで仰いだりすると、せっかくの可愛い本体に炭が飛び散って汚れてしまう。着火加工成型炭だと、ガスバーナーの炎などで簡単に着火するので炭が飛び散らない。可愛いグリルアタッシュminiには、着火加工成型炭がおすすめだ。

    アルコールストーブとも相性バッチリ!

    炭の扱いに慣れていない人や、ソロキャンプでは炭を使いたくない、なんて時にはアルコールストーブを使うのもいい。アルコールストーブは中心の炎が高く上がる一点集中型で、網で直火焼きにすると丸焦げになってしまうため、鉄板の使用がおすすめだ。


    ロゴス「グリルアタッシュmini」は、組み立てが簡単、コンパクトで持ち運びもラクラク。おしゃれなソロ用グリルが欲しい方におすすめだ。

    ▼参考記事
    ソロキャンプにおすすめ!ロゴスグリルアタッシュminiを徹底紹介


    SOTO
    デュアルグリルST930

    シンプルな構造で、ひとつひとつのパーツが頑丈。網と鉄板の2種類が楽しめるグリルで料理の幅も広がる。収納袋が付属するが、持ち運びに便利で衝撃に強い「デュアルグリル用収納ケースST-930CS」も別売りされている。

    ●使用サイズ:直径31×高さ17cm(高さは3段階調整が可能。焼アミ高位置時17cm、中位置時15cm、低位置時12.5cm)
    ●収納サイズ:直径31×高さ14cm
    ●重量:5kg

     

    教えてくれたのは…
    旅のエッセイスト
    国井律子 さん

    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

     

    シンプルだけど機能的なグリル


    パッと見コンパクトだが、重さは約5kg。持ち上げてみると重厚感のあるずっしりした手ごたえ。

    「MADE IN TOYAMA JAPAN」の文字が威風堂々。

    卓上でも使える

    一番下の「受け皿」は耐熱性が高く、ゴムの台座が付いている。火の付いたグリルを木製のテーブルに置くのは度胸がいるが、大丈夫だ。

    せっかくなのでいつもとは違うメニューに挑戦。「チーズフォンデュ」をやってみた。

    デュアルグリルをテーブルに置いたら、家族でこういう楽しみ方もできる。炭火の状態によって、アミの高さを「3段階」に変えることが可能。ちょっとチーズがぐつぐつしすぎたので、「高位置」に変えた。

    また、下の受け皿と本体の位置を回転させて、ずらすことで火力を調整することもできる。

    デュアル=2通りの焼き方が楽しめる

    製品名に「デュアル」とあるとおり、2通りの焼き方が楽しめる。「アミ焼き」のほか、グリルのフタをひっくり返すと「鉄板焼き」としても使用可能。たとえば焼きそば、お好み焼きなど、いろいろな料理が楽しめそうだ。

    半日漬け込んだチキンをタレと一緒に鉄板焼き。ジューシーで美味!

    火消し壺にもなる

    鉄板は使い終わったら、洗って水気を拭いて本体にフタをして密封したら「火消し壺」にもなる。余った炭を次回のBBQに持ち越せて、とても経済的だ。炭を燃やしてゴミとして捨てたり、火消し壺を別に用意する必要がなく、とてもラク。

    ▼参考記事
    キャンプでベランダで大活躍!「SOTO/デュアルグリルST930」を買ってみた、使ってみた


    UNIFLAME(ユニフレーム)
    UFタフグリルSUS-TG

    ユニフレームといえば卓上グリル「ユニセラ」が有名だが、そのユニセラより1.5倍のサイズがこちらのモデル。斜熱板があるから卓上でも安心して使える。別売りのフタやギアバッグなど別売りのアイテムも多数。

    ●サイズ:W400×D370×H160mm
    ●重量:約4.4kg

     

    遮熱板が創り出す隙間が断熱層を形成してくれる。

    組み立てがいらずに思い立ったらすぐに使える便利なグリル。遮熱板が断熱層の隙間を作ってくれるので、木製のテーブルでも安心して使用できる。炭にも薪にも対応し、卓上で焚き火を楽しむことも可能。

    40×37cmの手ごろサイズがうれしい。

    ▼関連記事
    UNIFLAME(ユニフレーム)/UFタフグリルSUS-TG


    APELUCA(アペルカ)
    テーブルトップグリル

    新潟・燕三条でキッチン雑貨などを手がける企業が展開するアウトドアブランド「アペルカ」。18cm四方のグリルはキャンプや自宅の卓上使用を想定したコンパクトサイズなだけでなく、スタイリッシュなデザインも話題に。デザインと機能性、どちらも重視した究極のグリル。

    ●サイズ:W180×D180×H154mm(収納時)
    ●重量:約2.2kg

     


    食卓をオシャレに演出するオールインワングリル。すべての付属品が本体に収まり、炭火のほか、熱源にできる固形燃料やアルコールバーナー用の台座も付属。さまざまな熱源に対応する点でもとても便利。

    さまざまな熱源に対応しているところが使いやすい。

    ▼関連記事
    APELUCA(アペルカ)/テーブルトップグリル


    Mt.SUMI(マウントスミ)
    パーフェクトグリル スクエア

    組み立てと折りたたみがそれぞれ1秒で済む優れもの。たたむと約2cmの厚さになる。2枚の拡張プレートを取り付けられるので、焼けた料理を置いておくこともできる。トングも付属。

     

    カチャっと1秒でたためるお利口グリル


    収納状態は一枚の正方形の板状になっていて、それをカチャッと裏返すと組み立てられる。しまうときはまたカチャッと裏返す。それぞれ1秒で済む。火床と焼き面が大きいわりには、きわめてスマートなグリルだ。

    付属の薄いコットントートバッグにすっぽり収まる。

    このグリルだけでも楽しいけれど、せっかくなら憧れの「肉の丸焼き」も楽しんでみてはいかがだろうか。別売りの「パーフェクトグリル ロティサリー」をセットすると、単三電池3本(別売り)の電力で、ロティサリーがゆっくり回転してくれる。

    ロティサリーでかたまり肉を焼く。高さを変えられるから火加減も簡単。


    グリルとロティサリーはネジで固定。このネジの位置を上下に変えることで、ロティサリーの高さを変えられる。

    ▼参考記事
    カチャっと1秒でたためるお利口グリル。ロティサリーもセットでどうぞ


    Weber(ウェーバー)
    スモーキージョー プレミアム チャコールグリル37cm

    蓋付の小さなバーベキューグリル。炭火で焼く以外にも蒸し焼きや燻製など調理の幅が広く、小さいながらもよりBBQを楽しむための工夫が詰め込まれている。火消し壺としても使用可能。

     

    教えてくれたのは…
    ライター
    にーわ さん

    島の自然と人の温かさに魅了され、夫婦で移住した沖縄在住ライター。海辺や森の中でファミリーキャンプ・アウトドア、そして食べる事が趣味。よりキャンプ飯を盛り上げるべく初級バーベキューインストラクターの資格も取得。家族で楽しめるアウトドア情報をお届けします。

     

    焼き、蒸し焼き、燻製と調理が広がる

    筆者私物。

    スモーキージョーは、そのまま炭火で焼くのはもちろん。蓋を使うことで、蒸し焼きや燻製が楽しめる。

    幅広い調理を可能にしているのが、蓋とグリルの底の部分、2か所に取り付けられた通気口。しっかりお肉に火を通したい時には、通気口を全開にして高温に。低温で調理したい場合は、通気口を小さくするなど、調理に合わせて、簡単に温度調整が可能だ。

    網で焼いてすぐに食べられる「焼き」も良いが、骨付きのお肉や塊り肉など、時間をかけてじっくり火を通す「蒸し焼き」は、出来上がりの美味しさ・感動も格別。外は香ばしく、中はジューシーに、お肉の美味しさを引き立ててくれる。

    火消壺としても使え、片付けが楽

    我が家では調理が終わったら、そのまま通気口を閉じ、火消し壺として使用する。完全に炭の熱が消えたらそのままにしておき、次回使用する際は、その炭をそのまま使用。つまり、グリル内の掃除はほぼ行なっていない。

    ただし、お肉を焼くと肉汁が落ちる。そこで、お肉を焼くゾーンの下にだけアルミホイルを敷き、調理後はアルミホイルを捨てるだけで済むように工夫している。

    灰の処理についても簡単。グリル下の通気口部分より、灰が落ちる仕様になっており、落ちた灰を受け止める皿が付いている。ただし、この皿はグリルに直結しているため、皿の上にもアルミホイルを敷くなどして、使用後、簡単に灰を捨てられるようにしておこう。

    底の通気口。ここから灰が落ちてくる。

    グリル内はそのままなので、使用後に洗うのは網と蓋だけ。こちらも汚れが落ちやすい加工がされており、お手入れはとても簡単だ。

    ▼参考記事
    焼く。燻す。バーベキューグリル「スモーキージョー」で自家製ベーコンを作ろう!


    barbecook(バーベクック)
    カルロ

    風量調節可能なファンを内蔵したテーブルトップ型のチャコールグリル。風量の調節で火力のコントロールも可能。焼き網の中央部に炭床サイズのプレートが組み込まれ、肉類の脂が直接網に落ちない設計で、煙や炎を気にせずBBQを楽しめる。

    ●サイズ:幅435×奥行き335×高さ235mm
    ●収納サイズ:幅435×奥行き335×高さ235mm
    ●重量:約6.6kg

     

    滑りにくく、お手入れが簡単な焼き網なので、安心して豪快にバーベキューを楽しめる。

    持ち運びやすい便利な専用バッグつき。グリル内部で火が燃えていても、本体表面は熱くなりにくいので、テーブルでも安心して使える。

    側面にある送風コントロールつまみで風量が変更でき、火力を調整することができる。

    内蔵された送風ファンからの風量を調節することにより、火力のコントロールと煙の発生を抑えることが可能。食洗器対応、部品の取り付け、取り外しも簡単なので後片付けも簡単だ。

    ▼関連記事
    barbecook(バーベクック)/カルロ


    TENT FACTORY(テントファクトリー)
    FDグリル32 耐熱500

    500度Cの耐熱塗料を使用したブラックボディーが目を引くキャンピンググリル。携帯性にすぐれた折りたたみ式で、トートバッグ型の収納ケースは手軽にピクニックに持ち出せる。組み立て方はいたって簡単で、脚を立ち上げることで火床も自然にセットされるため、あとは灰ウケを入れて専用のロストルを載せるだけ。

    ●サイズ:幅315×奥行き280×高さ235mm(ロストル:240×275mm)
    ●収納サイズ:幅315×奥行き260×厚さ50mm
    ●重量:約2kg

     

    折りたたんである本体を広げて、持ち上げるだけで一瞬で立体的なグリルが完成。

    下部に遮熱板を入れ、火床と焼き網を載せれば、1分足らずで組み立て完了。

    ▼関連記事
    TENT FACTORY(テントファクトリー)/FDグリル32 耐熱500


    Hot Camp(ホットキャンプ)
    +Base

    本体に加えてモジュールが用意されており、串焼きやステーキ、燻製などの多彩な調理が1台で楽しめる。熱燗ができる点も魅力。本体はA4サイズで、各モジュール類は本体に収納可能。収納バッグも付属しており、持ち運びも手軽だ。手入れのしやすい耐熱塗装を施した「耐熱塗装仕上げ」と、ステンレスの素材感を活かした「無塗装仕上げ」の2モデルがラインアップしている。(※公式サイトのリンク先は「+Base フルセット(耐熱黒塗装)」)

    ●本体サイズ:W300×D285×H150mm
    ●重量:1.98kg

     

    組み合わせ次第で多彩な料理が可能に

    「+Base」は、串焼き・網焼き・鉄板焼き・鍋・蒸し物・燻製・熱燗ができるオールインワングリル炭焼き器。本体に加えて極厚プレート・鍋・鍋蓋・燻製/蒸し台・野燗炉(のかんろ)蓋・網が用意されており、各モジュールを使うことで串焼きやステーキ、燻製などの多彩な調理が1台で楽しめる。

    極厚プレートを使った鉄板焼き。

    鍋を使った煮込み料理。

    野燗炉を満喫できる点も魅力だ。野燗炉とは、平安時代から親しまれてきた野外で燗酒を楽しむための道具のこと。「+Base」では日本酒を適温で保温でき、風味を損なわずに本来の味を堪能できる。熱燗はもちろん、ホットワインもオススメだ。

    半分で野燗炉を、半分で串焼きを楽しむことも可能。

    ▼参考記事
    ステーキも燻製も燗酒も!1台7役のオールインワン炭火グリル

    焚き火台タイプのBBQグリルおすすめ7選!焚き火も楽しめる

    焚き火台タイプのBBQグリルは、グリルとしても焚き火台としても使える便利アイテム。コンパクトに収納できるものも多い。


    CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
    カマド スマートグリルB6型

    ゴトクとアミがセットになったステンレス製グリル。収納時はB6サイズにたためてコンパクト。ネジを使用していないのでドライバーも不要で組み立ても楽。小さな薪のほか、炭や固形燃料など、熱源によって火床の高さを3段階に調節可能。付属の五徳と焼き網を駆使し、ソロ飯を楽しめる。

    ●サイズ:幅200×奥行125×高さ180mm
    ●収納サイズ:(グリルのみ)幅200×奥行125×厚さ35mm、(バッグ収納時)幅240×奥行180×厚み35mm
    ●重量:760g

     

    教えてくれたのは…
    アウトドア愛好家
    たまぞう さん

    「良いモノを長く」をモットーに、キャンプギアの選定をしています。また、ギアができた背景や、作り手の思いがあるモノに惹かれます。キャンプを通じて、さまざまなカルチャーとふれあい、発信していきたいと思っている。

     

    コンパクトな収納サイズ

    このコンパクトさはソロやツーリングでのキャンプで効果を発揮する。

    なんといっても、収納サイズが驚くほどコンパクト。ゴトクや焼き網がセットになっているが、私が所有する「カマドスマートグリルB6型」の場合、それら一式がすっぽりとB6サイズの付属バッグに収まる。

    ソロやツーリングなど、ギアの持ち運びを極力コンパクトにしたいキャンプでは、重宝すること間違いなしだ。

    カマドスマートグリルに付属しているパーツ類。ゴトクや焼き網などがありながらも、コンパクトに収納できるところが魅力。

    なお、組み立ても簡単で、本体を広げて炭受けと焼き網をセットするだけで完了するのも嬉しいポイントだ。

    ソロにちょうどいいサイズ感


    B6型の「カマドスマートグリル」は、使用時のサイズが幅200×奥行125×高さ180mmと、ソロキャンプで使うのに大きすぎず、小さすぎない絶妙な設計。

    写真を撮影したこの日は焼き鳥を作ったが、一人前の焼き鳥をちょうど置くことができ、快適に使用できた。そのほか、BBQはもちろん、ソロ向けの調理器具なども十分使えるサイズなので、楽しみ方が広がる。

    熱源を問わずマルチに使える

    カマド型のため、熱源を問わないのもポイント。「カマドスマートグリルB6型」のサイズでは使用できる薪の大きさに制限があるものの、焚き火や炭火、バーナー、アルコールストーブなどあらゆる熱源を使用できる。

    さらに炭皿の高さを3段階調節できるので、使い勝手が本当にいい。


    また、セットのゴトクや焼き網を活用すれば、可能な料理の幅も広がる。1台で何役もこなしてくれるため、状況に合わせて複数のギアを買い揃える必要もない。

    別売りのパーツも充実しているため、より快適な使用感を求めてカスタマイズ可能。標準装備されている焼き網やゴトク、炭受けなどの替えパーツも販売されており、一度本体を購入したら長く大切に使える。

    ▼関連記事
    CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/カマド スマートグリルB6型

    ▼参考記事
    ソロやULキャンプに!キャプテンスタッグ 「カマドスマートグリル」は使い勝手抜群


    UNIFLAME(ユニフレーム)
    ファイアグリル

    焚き火台シェアNo.1を誇る大人気モデル。汎用性の高さとリーズナブルな価格が人気のポイント。炉と焼き網を付属するほか、鉄板やヘビーロストルなどオプションパーツも豊富で用途が幅広い。耐荷重20kgは、もちろんダッチオーブン料理もOK。空気を取り込みやすく、薪への着火が早いのも特徴。

    ●サイズ:約幅430×奥行き430×高さ330mm
    ●収納サイズ:約幅380×奥行き380×高さ70mm
    ●重量:2.7kg

     

    教えてくれたのは…
    フリーライター
    ナカヤマ ナツコ さん

    会社員の傍らライター業を行う3児の母。独身時代キャンプにハマり、それが高じてテントを担いで山を登るのが趣味に。現在は、休日に子どもたちとキャンプに行くのが楽しみ。アウトドアこそ一番の知育。子供たちとテント泊をしながら山々を歩き渡る日を夢見ています。

     

    10年使ってわかったファイアグリルの魅力

    使用歴10年を超えるファイアグリル。ロストル(焚き火台の下に敷いて使う網や台の部分)には多少歪みがあるものの、使用にはまったく問題なし。

    私が10年以上使っているファイアグリルは変形などまったくなく、いまも現役。これほど長く使えるのは素材の良さもさることながら、その設計にも秘密がある。

    それは台の四角に空けられたすき間。このすき間が熱膨張による変形を防いでいるのだ。

    台の四角はあえて溶接されず、すき間が空けられている。

    また、火起こしにも、それほど労を要することはない。台の四角にあえて空けられたすき間からちょうどいい量の空気が入り、ロストルの穴に循環することで、火の燃焼を助けてくれる。

    シンプルな構造のおかげで片付けも簡単。撤収時も手間取らない。

    焼き網を使えばバーベキューも炊飯もおまかせ


    ファイアグリルと焼き網を使えば、キャンプの定番バーベキューはもちろん、いろいろな料理が楽しめる。うっかりコンロを忘れて、ファイアグリルでご飯を炊けて助かった……なんてことも。

    ヘビーロストルを使い、コンボクッカー(6kg超!)で調理をするのがわが家の定番。

    また、ヘビーロストルは、焚き火台の中を底上げするロストルとしてはもちろん、大きい鍋などを置く架台としても使える。

    ファイアグリル自体の耐荷重が20kgのため、重い鉄製のスキレットやダッチオーブンも置くことが可能。トライポッドで吊るすという労力もいらないため、手軽に料理のバリエーションを広げられる。

    ▼関連記事
    UNIFLAME(ユニフレーム)/ファイアグリル

    ▼参考記事
    ユニフレームのファイアグリルはタフで便利!何度も助けられたキャンパーの推し言


    UCO(ユーコ)
    フラットパックグリルM

    世界中のキャンプサイトを灯してきたユーコの焚き火台。たたむと厚さわずか35mm(重さ1,750g)になり、ちょっとした隙間に収納できる。

    ●サイズ:34cm×25.4cm×28cm
    ●収納サイズ:37.5cm×27cm×3.5cm
    ●重量:1.75kg

     

    畳むと35mmの厚さになるから片手で持ち運べる。

    空気を適度に取り入れる構造で熱を逃さず効率的に調理ができるグリル。組立て時間はわずか30秒。コンパクトに畳めるので、バックパックの背面に挿入して気軽に持ち運べる。

    本体は、ファイヤーピット、バーベキューグリル、網用ハンドルが付いている。

    付属品がすべて入る、オシャレで上部な収納袋付き。

    ▼関連記事
    UCO(ユーコ)/フラットパックグリルM


    Sho’s(笑’s)
    コンパクトグリルB-6君

    名前とおりB6サイズに収納できる、ポケットサイズの焚き火グリル。空気の通りがよく、着火しやすくよく燃える。0.6mm厚のステンレス板を使用し、蝶番や溶接を使っていないので歪んでも壊れにくく、耐久性が高い。

    ●サイズ:約幅215×奥行き122×高さ165mm
    ●収納サイズ:約幅181×奥行き122×厚さ18mm
    ●重量:約500g

     

    焚き火にもグリルにも使えるから、小さいのに頼りになる。

    折りたたむと厚み18mm、500gという超薄型コンパクト設計のミニグリル。日本製という安心感があり使い勝手も◎。

    別売りの専用グリルプレートやハードロストルもおすすめ。

    ゴトクはクッカーに合わせて幅を調整可能。別売りで専用グリルプレートやハードロストルと合わせて使うのもおすすめ。

    ▼関連記事
    Sho’s(笑’s)/コンパクトグリルB-6君


    Coleman(コールマン)
    ファイアーディスク

    折りたたみ式の脚3本を開くだけ、わずか3秒で設営が完了するディスク型の焚き火台。面倒な組み立て作業がなく、サイトの準備ができたらすぐに焚き火をはじめられる手軽さが大きな魅力だ。専用の焼き網が付く。

    ●サイズ:直径約45×高さ23cm
    ●収納時サイズ:直径約46×高さ8.5cm
    ●重量:約1.6kg

     

    教えてくれたのは…
    アウトドアライター
    のまどう さん

    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。インスタはこちら

     

    設営や撤収がかんたん

    3カ所の脚をおこすだけで使用ができる。

    ファイアーディスクは、設営や撤収が非常に簡単な焚き火台。使用の際は、ボウル型の火床の下に折りたたまれている3つの脚を起こして設置するだけ。煩わしいパーツの組み立てはいっさいない。撤収の際も脚のたもとを手で押さえてロックを外し、寝かせれば完了だ。

    また、火床がボウル状なので、使い終わった後の灰の掃除もかんたん。灰や炭のかけらが入り込む隙間などがないため、火床の表面をブラシなどでサッと払うだけで掃除が終わる。

    BBQに使用できる

    網の上で直接肉や野菜を焼いたり、上に調理器具をのせたりして調理ができる。

    ファイアーディスクには、火床の形状に合った網が付属している。そのため、焚き火を楽しむだけでなく、購入してすぐにBBQや焚き火調理が楽しめる。

    網はストッパーでしっかりと固定できる。

    しかも網の端にはストッパーがあるため、火床に固定でき、使用中に外れる心配もない。

    網の端の開いている部分から、炭の追加ができる。

    また、網の端には開いている部分があるため、網を外すことなく炭が追加できるのも嬉しいポイント。

    ちなみに、ファイアーディスク自体の耐荷重は約30kg。ダッジオーブンなどの重い調理器具をのせての調理も可能だが、網の耐荷重に関しては記載がないため、網の上に過度に重い物をのせないようにしよう。

    収納時にはコンパクトになる

    付属のケースには取っ手がついているため、片手で持ち運べる。

    ファイアーディスクの重さは約1.6kg。1.5Lのペットボトル1本分ほど。折り畳んだ状態の厚みは8.5cmとコンパクトになる。付属の収納ケースには取っ手がついているため、片手で難なく持ち運びが可能。

    ▼関連記事
    Coleman (コールマン) / ファイアーディスク(TM)

    ▼参考記事
    コールマンの「ファイアーディスク」は万人におすすめの焚き火台だ!と思う5つの魅力


    Onway(オンウェー)
    ファイアグリルKANAE

    チェアメーカーこだわりの脚部構造(ワンアクションで開閉可能)とステンレス製の胴体で、BBQはもちろん、重いダッチオーブンもしっかり支える。網は炭を足せるように端の部分をカット。蓋は蒸し焼きや燻製をする際にも活躍する。付属のダッチオーブン用ゴトクは脚と連結するため、安定性も抜群。

    ●サイズ:直径420×高さ430mm
    ●収納サイズ:直径420×高さ220mm
    ●重量:2.8kg

     

    安定感のある脚が、重い薪や鍋類をしっかり支えてくれる。

    焚き火、BBQ、ダッチオーブン、蒸し焼きと一台で四役こなせる万能グリル。ダッチオーブンスタンドは、脚部と直結して荷重を支える画期的な仕組み。網は炭を調節できるように端の部分をカットし、蓋は燻製や中までじっくりと火を通したいときに便利。

    スタンド、本体炉、ロストル、ダッチオーブンスタンド、ステンレス焼き網、蒸し焼き用蓋が付属。

    厚手で丈夫な収納バッグは持ち手が付いて持ち運べも楽々。汚れが目立たないオシャレなアースカラーも◎。

    ▼関連記事
    Onway(オンウェー)/ファイアグリルKANAE


    mont-bell(モンベル)
    フォールディング ファイヤーピット

    燃焼室の側面が2重構造になっており、下部から取り入れた空気を加熱し、上部の穴から噴出することで二次燃焼を促進させる。焼き網が付いているのでバーベキューも楽しめる。

    ●サイズ:高さ30cm×幅42cm×奥行き22cm
    ●収納サイズ:高さ30cm×幅42cm×厚さ5cm
    ●重量:4.1kg(収納袋を含む総重量:4.3kg)

     

    焼き網でバーベキュー、別売りの「クッカースタンド」を装着すればダッチオーブンも楽しめる。

    高い燃焼効率を実現する独自の二重・深型構造を採用。本体とロストルには丈夫でメンテナンスしやすいステンレス鋼を使用している。

    畳めば厚さ5cmに。収納にも持ち運びにも便利。

    持ち運びしやすい持ち手付きの収納袋も付属。

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    mont-bell(モンベル)/フォールディング ファイヤーピット

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