種まきから稲刈り、食べるところまでのお米の一生を体験することで、お米の魅力を一層感じられる内容となっている。毎年参加している人も、参加したことがない人もぜひチェックしておこう!
リピーター続出!「お米の学校」とは
「お米の学校」は、2021年にスタートし、今年で4年目を迎えるプロジェクト。日本における田んぼの面積や一人あたりのお米の消費量が減少するなか、「星野リゾート リゾナーレ那須」が「田んぼが広がる美しい日本の原風景や、そこに生息する生き物や自然環境の尊さを参加者へ伝えることで未来に田んぼを残したい」と考え、地元農家と協力して立ち上げたという。
リピーターも多く、収穫量と参加者数は年々増加しているなど、大人気の取り組みだ。
2024年は4月14日(日)から10月27日(日)までの期間、全5回にわたって開催。栃木県・那須町のお米農家「稲作本店(FARM1739)」の協力のもと、「星野リゾート リゾナーレ那須」宿泊者を対象に行われる。
あらためて「お米の学校」ではどのようなことをするのか、紹介しよう。
1. 「種まき」から「稲刈り」「脱穀」まで、お米づくりの1年を体験
計5回の体験では、お米のはじまりから食べるまでの工程を実際に体験。一般ではあまり体験できない「種まき」から、手作業での「田植え」、「除草作業」、「稲刈り」や「脱穀」など、その時期に合わせた作業を行う。普段食べているお米がどのように作られているかを、自分の体を使って学ぶことができる。
子どもはもちろん、大人も夢中になれること間違いなしの体験だ。
また、お米の成長過程や田んぼの写真は施設のInstagramでチェック可能。田んぼや稲穂の変化の様子を継続して知ることができる。
2. かまどを使用した羽釜での炊飯を体験
各回の体験後には、田んぼの畔で昔ながらの炊飯方法であるかまどを使用した羽釜での炊飯を体験。炊きたてのごはんで結んだおむすびを召し上がれ。ちなみにこれがお米農家が一番おすすめするお米の食べ方なのだそう。
3. 新米が自宅に届く!
第5回のプログラム終了後は、その年収穫された新米を精米された状態で自宅に届けてもらえる。この日が待ちきれないという人も多いだろう。自らの手で育てたお米の味は格別だ!
「お米の学校」概要
開催日:
第1回「種まき」:4月14日(日)
第2回「田植え」:4月28日(日)~5月6日(月・祝)
第3回「除草、生き物観察」:6月15日(土)、16日(日)
第4回「稲刈り」:9月28日(土)、29日(日)、10月5日(土)、6日(日)
第5回「脱穀、炊飯」:10月19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)
対象 :「星野リゾート リゾナーレ那須」宿泊者
料金 :各回/1名 3,000円(4歳以上対象、税込)
含まれるもの:
稲作体験、羽釜炊きごはんのおむすびづくり、オリジナル手ぬぐい、新米のお届け
予約 :
公式サイト(https://risonare.com/nasu/experiences/rice-school/)にて前日17:00までに要予約
定員 :各回20名
備考 :悪天候時は中止、天災や気候によっては実施内容が変更する可能性あり