世界で一番危険な道路?! キナウル地方の中心地、レコン・ピオへ | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2

海外の旅

2017.10.25

世界で一番危険な道路?! キナウル地方の中心地、レコン・ピオへ

Text

許可証の取得手続きが予定より早く終わったので、レコン・ピオから山を少し登ったところにあるカルパという村に来ました。キナウルでもこのあたりまで来ると、ヒンドゥー教と仏教の両方が併存しているところが多く、カルパにも両方の寺院が存在します。

カルパで出会ったキナウル人の男性。テパングと呼ばれる、緑色の折り返しのある帽子をかぶっているのが、この土地の人々の特徴です。

村ではこの日、伝統的な歌と踊りのパフォーマンスのコンテストが開催されていて、民族衣装を身にまとった若者たちのグループが、伝統的な楽器を演奏しながら歌と踊りを審査員たちに披露していました。

キナウルの女性の盛装は、目が完全に隠れてしまうほど顔の前にアクセサリーをつけるのが特徴です。ほとんど前が見えてないんじゃないかと思います。カメラを手にした僕を見て、「私たちの写真を撮ってよ!」と親しげに声をかけてくれました。

コンテスト会場から少し離れた場所で会った女の子たちですが、さきほどの盛装していた女性たちも、顔飾りを外せば、きっとこんな感じの子たちなのでしょうね。

学校の近くの空き地では、ちっちゃな生徒たちが、先生に手取り足取り教えてもらいながら、歌と踊りの練習中。この子たちはこうしてキナウルに伝わる伝統を学び、受け継いでいくのだろうと思います。

レコン・ピオを発つ朝、ゲストハウスの窓の外に、聖山キナウル・カイラスが雲間から姿を現しました。冬になると、西チベットの聖山カイラスにいるシヴァ神がこのキナウル・カイラスにやってきて、ハシシを吸うのを楽しむ、と信じられているそうです。

◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
http://ymtk.jp/ladakh/

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

アウトドアの聖地ユーコンでテント泊デビュー! その顛末は!?

2026.05.13

【台湾】こんな大都会の近くに!?台北周辺でホタル鑑賞できるおすすめ自然スポット3選

2026.05.09

自転車で台湾一周旅!何度でも挑戦したいと思わせる「環島」の魅力とは?

2026.05.07

海のサファリ体験!南アフリカ・ハマナスで楽しむ雄大なホエールウォッチング

2026.05.07

レマン湖に突き刺さる巨大フォークのほとりで堪能する、スイスの歴史探訪ウォーキング

2026.05.06

ビーチ王国!オーストラリア・タスマニア島で「世界最高の秘境ビーチ」へ

2026.05.05

巨大な松ぼっくりも!世界の植物が集まるポルトガルの「モンセラート宮殿」へGO

2026.05.05

舞台はグアムの「風が吹く山」。一年に一度、2万人近くが一斉に山頂を目指す早朝トレッキング

2026.05.05

アウトドアの楽園!人気急上昇中のタスマニア「ブルーニー島」へ

2026.05.04